腹筋ローラーって痩せる？ダイエット効果ややり方について詳しく解説

腹筋ローラーとは

まずは、腹筋ローラーの概要について、詳しく見ていきましょう。

この章では、腹筋ローラーにはどのような効果があり、なぜダイエットに繋がるのか、そしてどこの筋肉を鍛えることができるのかについて解説していきます。

腹筋ローラーの効果

腹筋ローラーには、「お腹を引き締める」効果と「代謝を上げる」効果があります。

腹筋ローラーでは、さまざまな筋肉を鍛えることができるのですが、腹筋ローラーという名前の通り、最も強い負荷がかかるのはやはり腹部です。

お腹の正面にある筋肉だけではなく、脇腹にある筋肉も鍛えられるので、お腹を全体的に引き締めてくれる効果があります。

また、腹筋ローラーでは腹筋や背筋などの大きな筋肉を鍛えることができます。

そのため、筋肉量が増えやすいので、代謝がアップする効果もあるのです。

腹筋ローラーで痩せられるの？

腹筋ローラーは高いダイエット効果も期待できます。

なぜなら、腹筋ローラーでお腹や背中の筋肉を鍛えると、筋肉量が増えて代謝が上がるので、1日当たりのカロリー消費量が増加するからです。

代謝アップは、特別の運動をしなくてもカロリー消費が活発になることを意味するので、痩せやすく太りにくい体質の獲得に繋がります。

またそれだけでなく、腹筋ローラーでは、くびれを作り出す効果がある脇腹のインナーマッスルも鍛えることができます。

腹筋ローラーには、代謝アップと腹部の引き締め、くびれを作る効果があるので、ダイエットに非常に有効なのです。

腹筋ローラーで鍛えられる部位

腹筋ローラーでは、さまざまな筋肉を鍛えられると言いましたが、具体的にどの筋肉を鍛えられるのかについて解説していきます。

まず腹筋では、お腹の正面にある腹直筋だけではなく、脇腹にある腹斜筋群、そして脇腹の深層にある腹横筋というインナーマッスルを鍛えることができます。

この腹横筋が、くびれを作り出す効果がある筋肉と言われています。

そして、お腹の筋肉が運動をする際は、必ず拮抗筋として背中の筋肉も働きます。

そのため、背中の下部の広背筋や、背骨に沿って走っている脊柱起立筋も鍛えることができるのです。

また、ローラーを転がす際は、腕の筋肉も使いますよね。

特に、刺激がいくのは二の腕にある上腕三頭筋と、肩にある三角筋です。

このように腹筋ローラーでは、お腹や背中だけでなく、腕や肩の筋肉も鍛えられるのです。

ダイエットにおすすめの腹筋ローラーのやり方

腹筋ローラーの効果や鍛えられる筋肉について理解できたところで、次はダイエットにおすすめの腹筋ローラーのやり方を紹介していきます。

筋トレは、「正しいフォームで行う」ことが、結果を出すための何よりの近道です。

しっかりと正しいやり方を理解してから、実践にうつっていきましょう。

1. 腹筋ローラーを持ち、床に膝をついて四つん這いの状態になります。
2. 足は肩幅程度に開いて、肩の下にローラーをセットします。
3. お腹を丸め、腹筋に意識を集中させながら、身体を前に倒していきます。
4. 限界まで倒したら、元の体勢に戻ります。

腹筋ローラーダイエットに効果的な回数・頻度

次に、ダイエットに効果的な回数と頻度について解説します。

最終的には、「10回×3セット」を「1日おき」に行えるようになることを目指しましょう。

セット間のインターバルを1分間に設定できると、筋肉に高い負荷を与えられるので、より高い効果を見込むことができます。

しかし、まずは何より「継続すること」が重要なので、始めのうちは回数が少なかったり、頻度も2〜3日おきでも構いません。

また、隙間時間を見つけて、朝・昼・夜に3セットこなすなど、セット間が長くなってもいいので、続けることを重要視して取り組んでいきましょう。

腹筋ローラーダイエットの注意点

腹筋ローラーを行う際は、お腹を丸めて、背中を反らさないことに注意して行いましょう。

ローラーを肩の下にセットしたときに、視線を腹部に向けお腹を丸めると、腹筋が収縮します。

トレーニングの効果を高めるには、筋肉を最大限収縮させることが重要なので、お腹を丸めることが効率を高めるためのコツなのです。

逆に、背中を反らしてまうと、腹筋に負荷がかからないだけでなく、背中に負担がかかり、痛めてしまう恐れがあるので、注意しましょう。

まとめ

最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう！

• 腹筋ローラーには、お腹を引き締める効果と代謝を上げる効果がある。くびれを作り出す筋肉も鍛えることができるので、ダイエットに効果的なトレーニングと言うことができる。

• 目安の回数と頻度は、「10回×3セットを1日おき」であるが、始めのうちは続けることが最重要なので、軽めの設定でも問題ない。

• 腹筋ローラーを行う際は、腹筋に負荷をかけるためにも、怪我をしないためにも、お腹を丸めて、背中を反らさないことが重要。