骨盤が前傾してしまうことが原因で起きる反り腰。
反り腰になってしまうと、腰痛を発症してしまったり、むくみやすくなったり、外反母趾になってしまう危険性が高まったりしてしまう、面倒な症状です。
そこでこの記事では、反り腰対策としての寝方について解説しました。
まず、そもそも反り腰とは何かということと、自分が反り腰かどうかを確認するためのセルフチェック法を紹介した後に、反り腰に良いとされている寝方と、反り腰の人が避けたほうがいい寝方について解説しました!
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目次
まず、そもそも反り腰とは、どのような症状を指すのでしょうか?
反り腰は、姿勢の悪さが原因となることが多いです。しかし、その姿勢が悪くなってしまう根本の原因は、姿勢を正すための筋肉である、脊柱起立筋(背骨を支えている筋肉)や大腿二頭筋(太ももの裏側の筋肉)などの、筋力の低下にあります。
それらの筋肉の力が弱いと、骨盤は前傾してしまいます。
前傾のままだと、バランスが取れないので、腰が反るように後ろに重心をかけて、バランスを取ろうとします。
これが、反り腰と呼ばれる状態です。
また反り腰は、正常であれば閉じているはずである骨盤が開いたままになってしまっていて、その影響により内臓が正しい位置にない状態も指します。
反り腰になると、慢性的な腰痛やむくみなどの症状が現れやすくなります。
自分が反り腰であるかどうか、気になるところですよね。
自分で簡単に反り腰かどうかをチェックする方法を紹介していきます!
まず、壁に寄りかかります。このときに、後頭部・お尻・かかとの三点がピッタリと壁につくように立ちます。
壁に沿って立つと、腰と壁の間にすき間ができているはずです。そのすき間に手を挟みます。
このときの手が、もしグーに握った状態でも、壁とのすき間に入るのであれば、反り腰の可能性が極めて高いです。
まずは、「反り腰に良いとされている寝方」を紹介していきましょう!
結論から述べると、「横を向いた」上で、「軽く背中とヒザを丸める」ような寝方が反り腰にいい寝方です。
反り腰は、文字通り腰が後ろに反ってしまっているので、その反りを軽くでも矯正してあげられる寝方が、腰にいいのです。
一度試してみると分かると思いますが、腰を反らすのではなく、丸めて寝るためには、仰向けやうつ伏せではなく、横向きが都合がよく、さらにヒザを丸めたほうが背中も丸めやすくなります。
横向きで、膝と背中を丸める寝方では、どうしても寝られないという方は、横向きじゃなくても構いませんが、反り腰を悪化させないためにも、背中が反らないような寝方は最低限守りましょう。
では次に、逆に「反り腰を悪化させてしまう寝方」について見ていきましょう!
文字通り、「反り腰」なので、反っている腰をさらに反らせてしまうような寝方は、全てNGです!
例えば、うつ伏せは典型的なNG例です。うつ伏せで寝ると、腰を丸めることができないことが分かると思います。
丸められないということは、当然腰が反っていることの裏返しなので、うつ伏せ寝は反り腰を悪化させる危険をはらんでいます。
また、仰向けでも、腰の下にクッションや抱き枕、バスタオルなどを入れることも完全な悪い寝方です。
腰の下に、何かを挟むことにより腰は余計に反ってしまいます。寝るときは楽に感じるかもしれませんが、腰を反らせた寝方は反り腰に悪影響しか及ぼさないので、注意しましょう。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう!
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