腹筋が弱ると反り腰になる?反り腰と腹筋の関係を徹底解説
2021年02月24日

腹筋が弱ると反り腰になる?反り腰と腹筋の関係を徹底解説

放置すると、慢性的な腰痛を招いたり、外反母趾やO脚、巻き爪などの発症リスクも高める反り腰。

女性に発症が多く、厄介な問題となっています。

 

この記事では、そんな反り腰と腹筋について解説しています。

まず、反り腰とは何かという基本情報の解説を行った後に、反り腰が腹筋の筋力低下によって引き起こされるメカニズムについて解説しています。

その後には、反り腰対策として効果のある腹直筋のトレーニング方法も紹介しました!

 

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反り腰とは

まず、そもそも反り腰とは、どのような症状を指すのでしょうか?

 

反り腰は、S字カーブが通常よりもきつくなり、腰の反りが強くなっている状態です。

 

反り腰は、姿勢の悪さが原因となることが多いです、しかし、その姿勢が悪くなってしまう根本の原因は、姿勢を正すための筋肉である、脊柱起立筋(背骨を支えている筋肉)や大腿二頭筋(太ももの裏側の筋肉)などの、筋力の低下にあります。

 

それらの筋肉の力が弱いと、反り腰になってしまいます。

 

前傾のままだと、バランスが取れないので、腰が反るように後ろに重心をかけて、バランスを取ろうとします。

これが、反り腰と呼ばれる状態です。

 

反り腰になると、慢性的な腰痛やむくみなどの症状が現れやすくなります。

 

反り腰は腹筋などの筋力低下に起こる

反り腰が起こる原因はさまざまありますが、中でも大きな原因となっているのが、主要姿勢筋の「筋力の低下」です。

 

主要姿勢筋とは、正しい姿勢を保つための筋肉のことで、具体的には背骨をまっすぐにキープする脊柱起立筋や、腰への負担を軽減する大腿二頭筋、骨盤周りの硬直を防ぐ腸腰筋、そして骨盤を正常な角度に維持する腹直筋などがあります。

 

主要姿勢筋の筋力が低下すると、いい姿勢が保てなくなります。

 

特に、腹直筋の筋力低下は骨盤を前傾させてしまいます。骨盤が前に傾くと、身体の重心はバランスをとるために後ろに傾くため、腰が反ってしまいます。

 

筋力の低下を防げなければ、腰が反ることがクセになり、反り腰を招いてしまうのです。

 

反り腰を改善する腹筋トレーニング

腹直筋が弱くなると、骨盤が前傾してしまうため、反り腰を招くことが理解できたのではないかと思います。

そこで次に、「反り腰を改善するための腹筋トレーニング」を紹介していきます!

腹直筋を鍛え、骨盤の前傾や姿勢の悪化を防いで、反り腰の改善・予防に努めていきましょう!

 

  1. まず、仰向けになり、両膝を立てます。足は腰幅程度に開きましょう
  2. 反り腰の人は、この体勢になると、腰と地面との間に大きなすき間が出来るはずです。そのすき間に手を入れ、手を押しつぶす感覚で、腰と地面とのすき間を埋めていきます
  3. 10回×3セット行いましょう。腰を下げるときに息を吐き、腰を上げ元の体勢に戻るときに息を吸います。無呼吸にならないよう注意して行いましょう!

まとめ

最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!

 

  • 反り腰は、脊柱起立筋や腸腰筋、大腿二頭筋などの主要姿勢筋という「正しい姿勢を保つための筋力低下」によって起こる。腹直筋は、骨盤を前に傾けさせないための筋肉で、反り腰対策には特に重要となる

 

  • 反り腰対策として、腹直筋のトレーニングを習慣化することが大切

 

  • 両膝を立てた仰向け状態で、腰と地面とのすき間を埋めるトレーニングは、手軽に行え、反り腰対策にも有効なのでおすすめ

 

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