ここでは、腰椎分離症の治療方法や再発防止方法を紹介しています。
また、症状を段階ごとに紹介しているため、自身がどの程度症状が進行しているのかを把握することができます。
そのため、腰椎分離症になっている人は参考にしてください。
腰椎分離症は治療することで治すことはできますが、後遺症が残ってしまったり、完治できない場合もあるため、気を付けるようにしましょう。
腰椎分離症になりやすい人は発症しないように心がけることをおすすめします。
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腰椎分離症の症状を詳しく把握してない人も多くいるのではないでしょうか。
腰椎分離症の治療は早期治療が求められるため、初期症状を把握し、似たような症状が出たのであれば病院に行くことをおすすめします。
ここでは腰椎分離症の症状を紹介します。
腰椎分離症の初期症状は腰の痛みです。
腰痛に似た痛みであり、腰痛の治療を受ける際に腰椎分離症であることを診断されるケースが多いです。
腰痛は誰もが経験したことのある症状であるため、見逃してしまいやすいですが、初期治療を受けるためにはこの状態で気付かなければなりません。
腰痛との違いは特定の動作をした際に痛みを感じることであり、腰椎分離症の場合では体を後ろに反らせるように腰に負担をかけることで痛みが出ます。
腰椎分離症の進行期になると腰を反らせなくても痛みが出てしまったり、痺れの症状が現れてきます。
また、腰の骨にひびが入っている場合や、折れてしまっている場合もあります。
腰椎分離症は疲労骨折に分類される病気であるため、初期症状で骨にひびなどがなくても腰に負担がかかった際に一気に症状が進行してしまいます。
また、加齢によって骨密度が低下することで知らない間に進行して、初期症状に気づかなかったり、放置していると数年後に進行期まで症状が悪化してしまっている場合もあります。
腰椎分離症の末期になってしまうと骨が折れてしまっているだけではなく、ずれれてしまいます。
このような状態を分離すべり症と名前が付けられており、治療を行っても完治できない可能性が非常に高くなります。
ずれている骨を元に戻すことは難しく、たとえ戻ったとしてもくっつかないこともあり、後遺症が残るリスクも高くなります。
末期までになると常に痛みが伴い、睡眠もとれない状態が続きます。
治療を受ければ激しい痛みを軽減することができますが、腰痛が残ってしまいやすいです。
腰椎分離症の治療期間は骨が完全にくっつかないといけないため、数か月から半年かかる場合が多いです。
治療が終了してもすぐには普段通りの生活ができるわけではなく、さらに安静期間が設けられる場合が多く、リハビリによる治療が行われます。
リハビリは2~3か月程度かかる場合は多く、腰椎分離症の治療には多くの時間が必要になることがわかります。
しかし、あくまでも初期症状での治療期間と安静期間であるため、症状が進行していればより長い期間必要とされます。
腰椎分離症の治療方法はいくつか用意されており、症状によって治療内容も変わってきます。
ここでは腰椎分離症の治療方法について紹介します。
どのような内容の治療が行われるのかを知りたい人は参考にして、大きな病気であることを改めて認識しましょう。
保存療法では、コルセットを使って患部を固定して安静にする治療方法になります。
安静している状態で骨がくっつくの待つ治療方法であるため、数か月間安静にしておかなければなりません。
また、より治癒能力を高めるために温熱治療を行ったり、痛みには湿布などを貼って症状を抑える場合もあります。
基本的に初期症状であれば保存療法が適用されます。
薬物療法は上記で紹介した保存療法や下記に紹介する手術療法と併用して行われる治療方法です。
主に、症状を和らげる効果がありますが、腰椎分離症そのものを治療する効果は腰椎分離症の場合は期待できません。
痛みを軽減するために鎮静剤を投与したり、腫れを抑えるための炎症を抑える薬が使用されることが多いです。
症状によって使用される薬物の種類が変わってきます。
手術療法は腰椎分離症の症状が進行してしまった際に使用される治療方法であり、分離すべり症になっている場合や保存療法で効果が出ない場合も手術療法になります。
手術療法は大きく分けて除圧術と固定術の2種類あります。
除圧術は神経を圧迫している骨を削る方法であり、固定術は患者の骨を利用してずれている骨を固定する方法です。
手術内容にもよりますが、費用は20~30万円前後であり、入院は長くても2週間程度です。
しかし、退院してもリハビリで通院しなければなりません。
腰椎分離症は完治しても一度なってしまうと再発してしまうリスクが高まってしまいます。
再発してしまうとまた、治療を受けないといけなくなり、再発と治療を繰り返していくと次第に治りにくくなったり、再発するペースが速まってしまいます。
腰椎分離症を再発させない方法ではストレッチを行うことをおすすめします。
特に、腰の柔軟性を高めることができるストレッチがおすすめであり、軽めのストレッチから始めましょう。
柔軟性のある腰であれば負担がかかっても骨に負担がかかることを防ぐことができます。
腰椎分離症からスポーツに復帰する基準は腰の痛みがほとんどないことです。
詳しく医師と相談して決めなければなりませんが、行っているスポーツを軽く行い、腰を捻る動作で痛みがあるのであればまだ本格的に復帰しないようにしましょう。
腰椎分離症は腰の病気であり、疲労骨折に分類されています。
主に、腰に負担がかかることで発症し、スポーツを行っていればそれだけ発症のリスクも高まります。
初期症状は腰痛と似ているため、放置されることが多いですが、腰椎分離症は後遺症が残ってしまう病気でもあるため、腰に痛みが出るのであれば一度病院で診てもらうようにしましょう。
後遺症が残ってしまうと今まで通りスポーツを行えなくなる可能性もあります。
そのため、腰を捻る動作があるスポーツを行っている中学生は気を付けましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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