腰椎椎間板症の手術は手術が必要？費用についても解説

そもそも腰椎椎間板症とは？

 

 

腰椎椎間板症とは、腰の病気であり、骨が変形することで激しい痛みを伴います。

 

症状が悪化してしまうと寝ている状態でも痛みが引くことがなく、筋力低下や睡眠不足などの症状を誘発してしまいます。

 

背骨には骨の間位に椎間板という組織があり、普段はクッションの役割を果たしています。

 

しかし、運動や加齢によって椎間板が変形したり、減少してしまいます。

 

椎間板が減少したり、変形することで上下の骨が変形したり、椎間板自体が脊髄を圧迫し、激しい痛みの原因になります。

 

腰椎椎間板症は手術が必要

 

 

腰椎椎間板症を発症してしまうと必ず手術をしなければならないわけではありません。

 

ほとんどの場合が手術を行う前に保存療法を行われることが多く、保存療法でも症状が改善されないのであれば手術に移行されることが一般的です。

 

保存療法では食事や運動を行ったり、コルセットの使用、薬物療法、電気療法などさまざまな治療方法が行われます。

 

保存療法の場合は2～3週間治療を続ける必要があり、その結果によって手術療法も検討されます。

 

腰椎椎間板症の手術について

 

 

症状が悪化している場合や保存療法でも症状が改善されることがなければ手術が行われます。

 

ここでは腰椎椎間板症の手術について紹介します。

 

腰椎椎間板の手術を行う人や手術にかかる費用や治療期間を知りたい人は参考にしてください。

 

手術費用

 

腰椎椎間板症の手術にかかる費用は症状などにもよりますが、20～30万円が平均となっています。

 

手術といてもさまざまな手術法で治療されますが、手術費用に大きな開きが出ることが少なく、30万円程度で収まることが一般的です。

 

しかし、レーザー治療による場合は保険が適用されないなどこともあり、手術するよりも10～20万円ほど高くなる傾向があります。

 

入院期間

 

腰椎椎間板症の手術を受けたのであれば当然入院しなければなりません。

 

入院期間は患者の体力や治癒能力の高さなどにも影響されますが、1週間程度で退院できる場合が一般的です。

 

手術後の入院生活ではリハビリが行われ、私生活に影響が出ないほど回復できれば退院できる目安となっています。

 

ちなみに体への負担が少ないレーザー療法であれば2日程度で退院できます。

 

痛みが取れるまで

 

腰椎椎間板症になると激しい痛みを伴ってしまいますが、手術をすれば腰椎椎間板症による痛みはほとんどなくなります。

 

しかし、手術しているため、手術による痛みがあり、痛み止めを処方されますが、1～2日程度は痛みが残ります。

 

手術後2日経過すればほとんど手術による痛みもなく、コルセットを装着すれば歩行することも可能になります。

 

まとめ

 

腰椎椎間板症は腰に強い痛みが伴ってしまう病気であり、歩くことはもちろん立っていることも困難になる場合もあります。

 

保存療法で治療することも可能ですが、症状が悪化したり、改善しないのであれば手術による治療が行われます。

 

手術療法を行うことは多少なりリスクもありますが、腰椎椎間板症の根本的原因を排除することもできるため、短期間で痛みを解消することができます。

 

腰椎椎間板症の手術を行うのであればしっかり医師と相談するようにしましょう。

 

最後に記事の内容をおさらい！

 

• 腰椎椎間板症の症状について

 

• 手術にかかる費用や入院期間

 

• 腰椎椎間板症の治療方法