腰椎捻挫(ぎっくり腰)は激しい痛みが腰を襲う症状です。しばらく休んでいれば痛みが引くこともありますが、根本的な原因が解決されない限り、痛みの慢性化や再発の可能性が残されています。腰椎捻挫に対処するには原因や予防法を知ることが重要です。
こちらの記事では腰椎捻挫が生じるメカニズムや具体的な症状について解説します。腰椎捻挫を予防するために必要な習慣や気を付けたいポイントも紹介するので、腰椎捻挫に悩まされたくない人は参考にしてください。
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ぎっくり腰と呼ばれる腰痛には腰椎捻挫や腰部捻挫という別名があります。
腰椎捻挫の特徴は突発的に痛みが生じることです。腰の痛みの中でも、特定の動作を実施したときに発症しやすく、一時的に痛みが引いても再発することがある点に注意しましょう。
具体的に痛みが生じる場面として挙げられるのが、腰を曲げて屈む、腰を捻るといった動作です。足元に落ちているものを拾おうとして屈んだとき、急激に腰が痛くなったときは腰椎捻挫である確率が高いといえます。
腰を痛めた姿勢のまま動けなくなってしまうこともあるのが腰椎捻挫の特徴です。
激痛が治まった後も痛みが慢性化し、足やお尻といった部位にまで痛みが拡散することもあります。整形外科や整骨院で適切な治療を受けることが、痛みを慢性化させないための秘訣です。
腰椎捻挫に悩まされる人の中には日頃腰に負担をかけている自覚が無い人が見受けられます。
自覚することなく腰を酷使していると腰部に疲労が蓄積して腰椎捻挫を発症してしまうのです。具体的には、同じ姿勢を継続する、腰を頻繁に曲げ伸ばしするといった動作が腰に疲労を溜めこみます。
疲労した腰の筋肉に乳酸が蓄積すると同時に、筋肉全体が血行不良に陥ることが腰椎捻挫の根本的な原因です。腰が疲労していることに気づかず、腰に負担をかける動作を習慣にしていると筋肉と背骨が癒着して神経を圧迫します。
圧迫された神経によって生み出された痛みや痺れが腰椎捻挫の症状です。一時的に痛みが引いてもすぐに再発するのは筋肉と背骨の癒着が改善されていないことが原因といえます。
腰椎捻挫の基本は痛みを取り除きながら筋肉にアプローチすることです。痛みが強い場合は安静にすることが腰椎捻挫治療の原則になります。
安静時の姿勢に配慮しないと腰に負担をかけることになるので気を付けてください。
安静というと仰向けやうつ伏せなどの姿勢を想像しがちですが、腰椎捻挫の場合は横臥(横向きに寝る)するのが一般的です。このとき、膝を曲げておくと痛みが緩和されます。患部が熱を持っている場合は湿布やアイシングでケアするのもひとつの手段です。
ただし、患部を冷却することによる痛みの除去は一時的な対症療法である点に注意が必要です。整骨院や整形外科では手技治療で腰周辺の筋肉の柔軟性を確保しつつ、血行不良や神経の伝達を正常なものに変えていく治療が行われます。
腰椎捻挫を発症したときは、すぐに病院や整骨院で治療を受けることが大切です。それだけでなく日頃から腰椎捻挫を予防する生活習慣を実践していきましょう。具体的には、腰に負担を掛けない動作を心掛けてください。
起床時は身体の筋肉が硬くなっていることが多いため、いきなり身体を起こすのではなく、胎児のように背中を丸めて腰の筋肉をほぐしましょう。屈みこむ動作の際には背中だけではなく膝を使って身体を曲げます。
膝を稼働させることで、腰への負担を緩和することが可能です。腹筋や背筋を鍛えることもまた、腰への負担の軽減や腰椎捻挫予防になります。ただし、トレーニングの最中に腰を痛めないように注意してください。
筋力トレーニングが難しい人はウォーキングのような負荷の軽い運動から始めてみましょう。
腰椎捻挫に関する今回の記事の内容を以下の3点に集約しました。最後に重要な事項を確認しておきましょう。
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