腰痛は、毎日の何気ない習慣が積み重なる形で悪化することがあります。
デスクワークの際、背中が丸くなっている人は猫背のせいで腰痛が悪化しているといった具合です。
腰痛の予防や改善に努めたいと考えているなら、まずは腰痛が悪化する原因を知ることから始めましょう。
こちらの記事では腰痛が悪化する原因を9つ紹介しています。
姿勢の他にも、運動不足や古い靴を履き続ける、寝方や歩き方など、日常に潜む腰痛悪化の要因を学んでいきましょう。
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目次
腰痛が以前よりも腰痛が酷くなった人は腰痛を悪化させる行動が習慣になっている可能性を考慮しましょう。腰痛を酷くする原因の代表と知られるのが悪い姿勢です。
普段の歩き方や運動習慣の有無、履いている靴が古くなっていないかといった点にも気を付けてください。
ここでは腰痛を悪化させる原因を9つ紹介します。
長時間同じ姿勢を続けるデスクワークは多くの人々を腰痛持ちに変える要因です。
人間は2足歩行する生物であり、立っている間は下半身の筋肉で上半身を支えています。しかし座った状態だと、腰の筋肉で頭を支えなくてはいけません。
立っているときと座っているときを比較すると、後者の方が腰への負担が増加するといわれています。
また、デスクワークで同じ姿勢を維持するうちに背中が丸まり、腹筋や背中の筋肉が衰えることで腰椎への負荷が増加することも腰痛の原因です。
現代人にとって必須のデバイスとなっているスマートフォンの見過ぎも、腰痛を悪化させる原因として注目を集めています。
スマートフォンを眺めるとき、多くの人は視線を下に向けていることでしょう。実はこの姿勢が腰痛悪化を招く原因です。
人間の背骨は体重を支える際の負担を軽減するためにS字に湾曲しています。しかしスマートフォンを長時間見ていると、背骨のS字が維持できず腰に負担がかかってしまい、腰痛を引き起こすというわけです。
背骨の適切な湾曲を阻害し、腰痛を引き起こす原因としては悪い歩き方が指摘されています。
悪い歩き方とは背中を反った状態で歩く反り腰や、巻き肩を伴った猫背です。
猫背や反り腰のまま歩いていると、背骨に大きく負担をかけて腰痛になりやすいといわれています。
一般的な傾向として女性は反り腰、男性は猫背になりやすい点に注意が必要です。
悪い歩き方のまま歩行すると骨盤が後傾し、腰や膝といった部位に痛みを覚えることがあります。
ウォーキングやランニングに取り組む際にも、まずは猫背や反り腰を改善して腰痛の予防に努めましょう。
座っている状態や立っている姿勢と同様に、寝る体勢においても腰に負担がかかることがあります。
朝起きたときに腰が痛む、腰の辺りが重いと感じる人は寝方が悪い可能性を考慮しましょう。寝ている最中にずっと同じ体勢でいると腰痛を誘発します。
デスクワークが腰に悪いのと同様に、数時間同じ体勢で眠ることもまた腰への負担になり得るのです。
寝返りを打てない環境で寝ていると腰に長時間負荷をかけることになるので、反発性のあるマットレスを利用して寝返りを補助しましょう。
起床したときの腰痛に悩まされているのであれば、寝方だけでなく枕やマットレスが合っていない可能性を検証してください。
枕の高さや硬さが合っていないと寝ている最中の頭の高さが安定しません。すると腰で体重を支えることになり、腰痛が悪化するというわけです。
マットレスが適度な硬さを維持しておらず、背骨のS字カーブが歪む原因になることがあります。
Sカーブが崩れると腰痛が悪化し、起きたときに腰の痛みを覚えるのです。腰痛改善を考えているなら寝具の見直しも対策のひとつとして覚えておきましょう。
過度の疲労が蓄積した結果、腰痛として肉体に警告を送るケースも見受けられます。
これはいわゆる筋肉痛の一種であり、慢性的な腰痛の場合は疲労蓄積や運動不足、姿勢の悪さといった複数の要因が組み合わさって発生する点に注意が必要です。
疲労が蓄積した結果腰痛が発症したとき、腰が痛いからと身体を動かさなくなってしまっては、かえって腰痛の改善から遠ざかります。
疲労が蓄積しにくいストレッチなどの運動を習慣にして、筋力を衰えさせることなく疲労回復に努めましょう。
長年愛用している靴が今でも手放せないという人は、その靴が腰痛を引き起こす原因になることを認識してください。
かかとがすり減った状態の靴は歩き方を歪め、腰に負担がかかる姿勢に近づきます。
ウォーキングやランニングは健康な肉体を維持する方法のひとつですが、古い靴のままだと腰痛に悩まされて継続できないケースも見受けられます。
かかとのすり減り方が極端な場合は、すでに歩き方が歪んでいる可能性がありますので歩き方を矯正するのも腰痛予防の手段です。
肥満の人が腰を痛めている場合、肥満であること自体が腰痛を促進しているといえます。なぜなら肥満体型の人は一般的な体型の人よりも重心が前に移動しており、反り腰になりやすいからです。
お腹の脂肪に引っ張られないように姿勢を維持しようとすると、どうしても腰を反らざるを得ません。
すると反り腰で生活するのが当たり前になり、背骨に負担をかけてしまうというわけです。姿勢の改善も大切ですが、反り腰でなくても生活しやすい体重まで戻すことも腰痛改善に繋がります。
運動不足は筋肉の衰えを招き、腰痛を悪化させる要因のひとつです。
人間の肉体は腹筋と背中の筋肉で背骨を包んでいます。身体の前面と背面の筋肉によって背骨を支えているのが基本的な構造です。この2つの筋肉が衰えると日常的な動作でさえも背骨に負担がかかり、腰痛が悪化します。
筋力の衰えに伴って、筋肉が強張ってしまうことも腰痛悪化の原因です。
特に下半身の筋肉が強張ると、骨盤の後傾に起因する腰痛に悩まされやすくなります。腰痛を緩和したいのであれば、定期的な運動を習慣にしましょう。
腰痛を悪化させる原因について列挙してきたこちらの記事の内容を以下の3点にまとめます。
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