慢性的な腰痛に苦しんでいる場合、腰の近くをカイロで温めることが痛みを緩和させる手段になり得ます。
ただし、腰痛の種類によっては冷やした方が効果的な場合もあることを覚えておきましょう。
こちらの記事では腰の痛み方に合わせて加温と冷却のどちらを採用すべきか解説していきます。
さらに、坐骨神経痛と呼ばれる腰痛に効果的とされているカイロの貼り方や、腰痛予防に役立つと注目を集めているカイロプラクティックについても見ていきましょう。
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目次
腰痛の原因を考えたとき、神経の圧迫や筋肉の血行不良といった複数の要因が挙げられます。同じ腰の痛みでも、原因が違えば効果的な治療方法が異なる点に注意が必要です。
突発的に腰が痛んでしまうときは基本的に冷やすことで痛みを和らげることができます。急に腰が痛くなる症状としてはぎっくり腰が代表です。
一方、坐骨神経痛をはじめとした慢性的な腰の痛みについてはカイロなどの方法で温めると痛みが和らぐ傾向にあります。
温めの処置によって痛みが和らぎやすい腰痛として覚えておきたいのが坐骨神経痛です。坐骨神経痛が発症すると、足及び腰のしびれや痛みといった症状が見られます。
根本にある原因は坐骨神経と呼ばれる部位が刺激されることです。腰痛が基本的な症状であり、そこからお尻や足に向かって痺れや痛みが拡大します。
坐骨神経が圧迫される要因の比率は年齢によって変わってきます。若い場合は腰椎間板ヘルニアに起因することが多く、高齢になるほど腰部脊柱管狭窄によって発症することが多くなるのです。
治療方法としては、薬物療法や神経ブロック療法が挙げられます。セルフケアで痛みを和らげたいときはカイロを用いて患部を温めるのが効果的です。
坐骨神経痛を予防したいのであれば身体の冷えを防ぐ、正しい姿勢で生活するといった習慣を心掛けましょう。
坐骨神経痛の症状を和らげるときに役立つのがカイロです。テープ式になっているカイロであれば、身体の一部分をピンポイントで温めることができます。
坐骨神経痛の痛みを緩和したいのであれば、腰の下にカイロを貼りましょう。
痛みが強くなりやすい腰に直接貼るよりも、骨盤に近い部分に貼った方が痛みは和らぎやすくなります。
具体的に貼るべきポイントは仙腸関節と呼ばれる部位になります。仙腸関節の位置は尾てい骨の近くにある仙骨の両脇です。
そのため、仙腸関節を効果的に温めるにはカイロを2枚使用します。お尻の割れ目を境に、腰の下辺りにカイロを貼っていきましょう。
カイロの向きは短辺を地面と平行にします。肌に直接貼るのではなく、肌着を2枚程度重ねた上に貼るようにしてください。カイロが1枚しかない場合は、お尻の割れ目の真上に、横向きに貼りましょう。
腰の痛みを事前に予防したいとき、カイロプラクティックを活用するのもひとつの手段です。
カイロプラクティックはアメリカやヨーロッパでは医療に準じる処置として認定されています。
骨盤や背骨の歪みを徒手による施術で矯正することで、身体肩こりや腰痛といった症状の進行を抑制する効果が期待できます。
カイロプラクティックは骨盤の歪みを改善するだけでなく、施術を受けた人の生活習慣を見直す提案を実施するのが特徴です。
バランスの取れた栄養摂取のためのサプリメントの提示や、ボディコントロールバンドを活用した運動の指導、寝姿勢の改善といった行為もカイロプラクティックに含まれます。
生活習慣を見直しながら腰の痛みに向き合いたい人は、カイロプラクティックを活用してみましょう。
腰痛は日々の生活習慣がもとで発症することもあれば、疾患によって引き起こされることもある点に注意が必要です。
猫背のような習慣を直すことで腰の痛みが緩和できれば良いですが、セルフケアの効果を感じられないときは病院を訪ねましょう。
ストレッチを実施したとしても、腰痛の原因が筋肉の強張りや血行不良にない場合、腰痛が悪化する可能背があります。
腰痛はある程度セルフケアで対処できるケースも見受けられる一方で、医師の手による治療でなければ改善できない疾患があることも覚えておいてください。
腰痛とカイロに関する今回の記事は以下の3点に集約できます。
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