「ハックション」と大きなくしゃみをした瞬間、身体に衝撃が走って腰痛を引き起こすことがあります。
くしゃみをしただけなのに腰がこんなに痛くなるなんて・・・と言うことも意外に多いのです。
この記事ではくしゃみをした時に腰痛になる原因、また予防法などについて詳しく解説しています。
場合によっては、くしゃみで重篤な椎間板ヘルニアになることもあります。腰に不安のある方は特にくしゃみと腰痛の相関について理解していただきたいと思います。
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監修者:佐々木 優太
理学療法士
アスリートのトレーニング、コンディショニングサポートをメインに活動。
【経歴】
・国体帯同(福井、茨城国体)
・クライミング世代別日本上位選手サポート
・BMX世代別日本代表選手サポート
・パラアスリートサポート
ギックリ腰は重いものを持った時やしゃがんだ時など体を急に動かしたときに起こると思われがちですが、実はくしゃみでもギックリ腰は起こります。
くしゃみをすると、人はお腹に力が入ります。トレーニングやスポーツをして筋肉が張っているときにくしゃみをすると「いたた」と腹筋が痛くなったことはありませんか?これはくしゃみをするとお腹にすごく力がかかって腹筋を刺激して「痛い」と感じるのです。
くしゃみをして急激に腹圧がかかると、同時に腰にも同じように腹圧がかかり衝撃を受けることになります。
そのため、元々腰が弱い人や腰に持病がある人はくしゃみをすると、急激に高まった腹圧で腰に大きな負担がかかりギックリ腰になってしまということです。
くしゃみを我慢するのは逆効果でよくありません。お腹にかかる力を外へ逃がして腰の負担を軽くするのが効果的です。
腰に不安のある人は、くしゃみをした時に腰にかかる負担をかけないように以下の方法を実践してみましょう。
ギックリ腰は医学用語ではなく正確には『急性腰痛症』といい、腰椎捻挫や椎間板ヘルニアなど様々な症状のことをいいます。
その症状の中で、一番恐ろしいのが椎間板ヘルニアです。
くしゃみをするとつい背中を丸めてしまうこともあると思います。実はこの動作がとても危険で、椎間板ヘルニアを引き起こす可能性が高いということです。
つまりくしゃみ自体の衝撃にその反動で背中を一気に丸める衝撃が加わり、腰を曲げた状態で腰に大きな負荷がかかることで椎間板が飛び出してしまい椎間板ヘルニアになることがあるのです。
椎間板ヘルニアのやっかいなところは自然治癒が難しいところです。また、最初は腰が「ちくちく」痛むぐらいですぐ治りそうな気がして対処が遅れることもあります。
放置すると足がしびれる、立っていられないなど徐々に重篤な症状になる可能性があるため、くしゃみをして腰に違和感を覚えたらすぐに医療機関で診察してもらうようにしましょう。
くしゃみをすると腰に負担がかかること、ギックリ腰になる可能性があることを理解していただいたと思います。
特に腰に持病を持っている方や、ギックリ腰が癖になっているような方はくしゃみをする時に注意が必要です。
最後に記事の内容をおさらい!
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