この記事では湿布を使用することで腰痛の症状を和らげる効果について紹介します。
湿布には冷湿布と温湿布の2種類がありますが、腰痛に限らずどのように湿布を使い分ければよいかが分からない人も少なくありません。
腰痛の場合は症状の種類や痛み方によって、湿布を使い分ける必要があります。そこで、冷湿布と温湿布で腰痛にどのように働きかけてくれるか、使用する上で注意しないといけないことは何かについて説明します。
また、敏感肌の人にも対応できるよう、湿布による肌のかぶれトラブルを回避する方法も紹介します。
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腰痛を改善する方法には治療や運動などの様々なアプローチがありますが、その一つに湿布を使用することも挙げられます。
腰に痛みや違和感を感じたら、患部に湿布を貼るだけで効能を発揮してくれます。患部に熱感や腫れがあるような炎症が見られる場合の消炎効果や患部を温めて筋肉をほぐしたり血行を良くしたりする温め効果、患部の痛みを緩和する鎮痛効果など、様々な効果を発揮してくれます。
様々ある腰痛の症状によって湿布を使い分けることで、湿布の効果をより感じられるようになります。
腰痛に湿布を使用することで効果を得られますが、使用時には腰痛の症状に合わせて冷湿布か温湿布を使い分けないといけません。
腰痛の症状を正しく把握しておかないと、かえって腰痛を悪化させることにもなります。冷湿布と温湿布の使用方法に準じてアプローチ方法を説明します。
以下では腰痛をやわらげる2つのアプローチを解説します。
冷湿布を使った方が良いとされる腰痛の症状には、赤く腫れたり、患部に熱感があったりする急性腰痛に使用すると効果が得られます。
また、打撲や捻挫などの急激な炎症を起こしている場合は5日から7日の間に使用することで有効とされています。
冷湿布には患部の炎症を抑える効果だけではなく、ひんやりとした冷感を感じられる成分も含まれています。
そのため、慢性的な腰痛や患部を触っても熱を発するような感覚がない場合、患部やその周辺を動かすと痛みを感じる場合は冷湿布の使用には適していません。
神経やストレスから発症してしまった腰痛や筋肉が固まってこっている状態についても、冷湿布の使用に適さないので、患部に触れた際に熱感があるかどうかを目安にすると分かりやすいです。
温湿布を使った方が良いとされる場合は冷湿布とは逆の効果のため、慢性的な腰痛や血行不良の改善や筋肉をほぐすといった症状に効果があるとされています。
患部を触った時に炎症を起こしているような熱感を感じず、患部を動かすと痛みを感じる場合にも温湿布の使用に適しています。
温湿布には皮膚に温感を与える成分が配合されており、患部の血管を拡張したり、患部周辺を温める効果で固まった筋肉をほぐしてくれたりします。
そうすると血流が増えるので、滞っていた疲労物質や老廃物が流されて腰痛を改善する期待ができます。
しかし、冷湿布よりも温湿布は皮膚に刺激を与える成分を多く含んでいるため、皮膚がかぶれる場合があります。
冷湿布と温湿布のどちらを使用すれば効果的かが分からない場合は、腰痛の症状に加えて痛みがある患部やその周辺に熱感が感じられるかどうかで区別する方法があります。
冷湿布は炎症を抑える効果があり、肌を触った時に熱感を感じる時に使用します。
一方の温湿布は患部を触っても熱感を感じない時に使用すると良いです。
また、お風呂で湯船に浸かり、患部をじっくり温めると腰痛が緩和するような場合も温湿布を使用することで、お風呂の入浴時に似たような効果が期待できます。
湿布を長く使用したり、敏感肌で湿布を少し使用しただけで肌がかぶれてしまう人もいます。その時は、直接患部に湿布を貼らずに皮膚にガーゼを1枚置いた上から湿布を貼るだけで肌のかぶれトラブルの予防にもなります。
また、湿布をはがす時はガーゼを挟んでいたとはいえ、湿布の成分が皮膚に付いている可能性があるので、ぬるま湯で皮膚を洗い、よく乾かしてから湿布を貼るようにしましょう。
腰痛を怖がってなかなか運動に踏み出すには勇気がいる人も多いですが、腰痛を再発防止させる有効な手段が運動とされています。
過激な運動ではなく、体操やストレッチといった固まった筋肉ほぐすことから始めるのがおすすめです。
また、別の意味では腰痛で体を動かさないと、どんどん筋力が低下するので、筋力アップのためにも運動をすることが望ましいです。
体操やストレッチの場合は仰向けで行う腰を伸ばす運動やうつ伏せで行えるお尻の筋肉や背中を鍛える簡単なトレーニングができます。
腰にあまり痛みを感じない時はプールなどの水中でウォーキングをおすすめします。水中では浮力が働くため、腰への負担が少ない上に運動時には抵抗力が働くので一石二鳥です。
腰痛には症状に合わせた対処が必要なのと同じように、湿布を貼るにしても症状に適して使用することが大切です。
急性腰痛か慢性腰痛か、患部が熱を持っているかどうかなど湿布の使い分けを把握することで湿布の効果を活かしやすくなります。
ただ、湿布を使用する上では肌の敏感さに個人差があるので、かぶれないためにも肌への処理の仕方も細心の注意を払いましょう。
腰痛を少しでも緩和してくれるのに役立つアイテムですが、腰痛を改善していくためには運動も取り入れることで、予防にも再発防止にもつながります。
最後に記事の内容をおさらい!
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