ウォーキングは軽めの有酸素運動であるため、日頃から運動をしていない方や年配の方でも行いやすい運動です。
最近では、30~50代の運動不足を感じている方、ダイエットを目的とする女性など、ウォーキングを始める人が増加しています。
しかし、ウォーキングを行う方のなかでも、心拍数に対する知識を持っている方は少数派なのではないでしょうか?
この記事では、ウォーキングだけでなく、運動を行ううえで知っていると役に立つ心拍数についてくわしく解説していきます。
目次
あなたは心拍数トレーニングを知っていますか?
心拍数トレーニングとは、心拍数を指標として行うトレーニングのことをいいます。
一般的に人間の心拍数とは、1分間に約60拍だといわれていますが、心拍数は運動を行ったときの強度によって増加します。
自分の最大心拍数を知ることで心拍トレーニングに活用することができます。
大前提として、心拍数には個人差があるということを知っておきましょう。
例えば同じ心拍数であっても、人それぞれ意味合いが全く違ってきます。
ここで大切なのが「最大心拍数」なのです。
それでは、最大心拍数が170の人と、150の人で比較してみましょう。
二人とも同じ130という心拍数でウォーキングしていた場合に、170の人の方がまだ余裕があり、150の人の方がきつくなっているという判断ができます。
そのため、同じ心拍数の状態でも、最大心拍数によって身体の状態は個人差があるのです。
最大心拍数とは、心拍数をどこまで上げられるかを示す値です。
最大心拍数は、計算式を使うことでおおよその数値を求めることができます。
最大心拍数を測るための計算式はいくつかありますが、ここで紹介する計算式は次の通りです。
208ー0.7×年齢=最大心拍数
例えば40歳であれば、「208ー0.7×40=180」となるので、最大心拍数は180ということになります。
最大心拍数を知ることで、心拍トレーニングに用いることができます。
最大心拍数を知ることで、心拍数トレーニングに用いることができると前述しました。
心拍数トレーニングでは、最大心拍数をもとにして、目的に応じたトレーニング内容で目安(目標)となる心拍数を算出します。
ここでは、ウォーキングとダイエットの2種類について、どの程度の心拍数を保てば良いのか解説していきます。
ウォーキングは、軽めの有酸素運動ですので、運動慣れしていない方や年配層の方でも行いやすい運動です。
通常の強度でのウォーキングでは、どの程度の心拍数をキープすれば良いのでしょうか?
ウォーキングを行う目的として多いのが、運動不足による生活習慣病の改善や加齢などを原因とした体力の回復です。
上記のような目的で行うウォーキングは、もっとも初歩的なレベルの強度で充分ですので、無理をしないことがポイントです。
心拍数は、50~60%を目安にして行いましょう。
最近ではダイエットを目的として、ウォーキングを始める若い世代の女性が増加しています。
ダイエットを目的とする場合の重要なポイントは、脂肪を燃焼させるということです。
一般的には、有酸素運動を行い始めて15分程度を経過したあたりから脂肪が燃焼するといわれています。
そのため、少なくとも15分から30分くらいを目標にすると良いでしょう。
心拍数は、60~70%を目安にして、通常よりも少し早く歩く意識を持ちながらウォーキングを行いましょう。
この記事では、ウォーキングの心拍数について解説してきました。
ウォーキングを行ううえで、心拍数についての知識をもっておくことは、効果的で安全なトレーニングにつながります。
最後に心拍数について、おさらいをしていきましょう。
重要なことは、下記の3つのポイントにまとめることができます。
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