ウォーキングで効果的な距離は?消費カロリーと適切な時間も解説

ウォーキングで効果的な距離は?消費カロリーと適切な時間も解説

最近では、ダイエットや運動不足解消などの健康増進を目的として、ウォーキングを始める方が増加しています。

 

ウォーキングは、軽めの有酸素運動ですので、運動に慣れていない方でも、運動の第一歩として始めやすいことが人気の理由と考えられます。

 

これからウォーキングを始めたい方、すでに始めている方の中でも「ウォーキングする距離や時間の決め方がわからない」という疑問を持っている方が多いのではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、ウォーキングダイエットのコツや効果的な距離や時間などについて詳しく解説していきます。

関連記事


スポーツマスクの人気おすすめ21選!選び方も合わせて解説

ランニングマスクの選び方と人気おすすめ10選!メーカー・注意点・効果も紹介!

 

ウォーキングダイエットのコツ

 

ウォーキングダイエットのコツは、継続して行うことです。

 

ウォーキングを毎日行うことで効果が大きく表れてきます。

 

ただし、ウォーキングを始めたばかりの場合は、身体が慣れていないので、筋肉疲労や筋肉痛になってしまうことが考えられます。

 

そのような場合は、無理をせずに3日に1回、または2日に1回などの頻度で少しずつ身体を慣らしていきましょう。

 

ウォーキングダイエットを行う上で、気をつけたいのは過度な強度設定で無理をすることです。

 

結果を出したいがために、スピードを速くしすぎたり、距離を長くしすぎたりする方が多いですが、初めから強度を高く設定してしまうと身体がついていけません。

 

また、過度な強度設定はヒザや足首などの関節を痛める原因となります。

ウォーキングの消費カロリーは?

 

ウォーキングの消費カロリーは、「METs(メッツ)」という運動強度を表す単位を使って求めることができます。

 

METsとは、安静にしている状態のときの数値を1として、運動によって何倍のエネルギーを消費するのか、強度を示します。

 

METsと運動時間、体重を式にあてはめて計算することで、消費カロリーを導き出すことができます。

 

消費カロリーの公式は以下のようになります。

 

消費カロリー(kcal) = METs × 運動時間(h) × 体重(kg) × 1.05

参考リンク:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpqt.pdf

 

運動時間を1時間、体重を50㎏として計算を行うと、ウォーキング(75~85m/分のゆっくりペース)の1時間当たりの消費カロリーは、184kcalとなります。

 

同様の条件で、ジョギングの消費カロリーを求めると368kcalとなり、上記で出したウォーキングの消費カロリーの2倍ということがわかります。

ウォーキングダイエットの効果的な距離は?

 

ウォーキングダイエットを始めたいけど、「どのくらいの距離を歩けばいいのかな?」というような疑問を持っている方が多いと思います。

 

前述したように、ウォーキングは継続的に行うことが大切なので、毎日行うのに続けやすい距離を設定することがポイントです。

 

また、ウォーキングは有酸素運動ですので、歩き始めてから15分程度で体脂肪が燃焼され始めるといわれています。

 

ダイエットが目的ですので、脂肪が燃焼される時間を目安にすることも、重要なポイントになります。

 

2つのポイントを考慮すると、初心者の場合は、距離を3㎞程度、時間を30分程度を目安にしてみてください。

 

中級者の場合は、距離と時間を体力に合わせて伸ばしていきましょう。

 

ただし、長くても60分以内に収まる距離を設定してください。

ウォーキングの距離の決め方

 

ウォーキングの距離は、個人によって最適な長さが変わります。

 

個人のレベルやウォーキングを行うお目的に応じて設定することが大切です。

 

ここでは、ウォーキングの距離の決め方について、おもな2つのポイントを解説していきます。

 

ウォーキング距離の決め方 主な2つを解説します。

 

時間

ウォーキングは軽めの有酸素運動なので、初心者の方におすすめです。

 

最近ではダイエット(減量)を目的としてウォーキングを行う方が増えています。

 

ダイエットを目的とする場合は、最低でも20分は歩きましょう。

 

なぜならば、歩き始めて15分程度で身体の脂肪が使われ始め、燃焼していくからです。

 

また、ウォーキングは継続的に行うことで効果が表れるので、続けやすい時間を設定することが大切です。

 

初心者の方は、1日あたり30分程度を目安にウォーキングを行うのが効率的です。

 

注意するポイントは、60分以上のウォーキングはしないということです。

 

ダイエットの結果を出したいがために、60分以上ウォーキングを行ってしまうと脂肪ではなくグリコーゲンを燃やし始めてしまいます。

 

そうすると基礎代謝が落ちてしまうので痩せにくくなってしまいます。

 

走るコース

ウォーキングを習慣化するためには、自宅や職場などの身近な場所で、快適なウォーキングコースを見つけることが大切です。

 

コース選びで大切なのは、自分が気持ちよく、快適にウォーキングができるということです。

 

ここでは、快適にウォーキングコースのポイントを挙げていきます。

 

一つ目のポイントは、できるだけ信号がないことです。

 

ウォーキングをスムーズに行うためには、信号などで立ち止まる時間は避けたいものです。

 

少なくとも10分程度は、継続して歩ける道を選びましょう。

 

二つ目のポイントは、自動車や自転車、人の通りが少ないことです。

 

交通量が多いと事故のリスクもあり、ウォーキングに集中できません。

 

歩道があれば問題はありませんが、特に車通りの多い道は避けましょう。

 

近場にウォーキングコースを設置している公園などがある場合は、ぜひ利用したいものです。

より効果的にダイエットする方法

 

昨今では、ダイエットを目的として、ウォーキングを行う方が増加しています。

 

ウォーキングは、軽めの有酸素運動ですので、普段運動に慣れていない方でも始めやすい運動です。

 

ここでは、ウォーキングでより効果的にダイエットする方法について、おもな2つのポイントを解説していきます。

 

①慣れてきたら時間を延ばす

ウォーキングでより効果的にダイエットするための一つ目のポイントは、身体が慣れてきたら時間を伸ばすということです。

 

ウォーキング時間を伸ばすことで、より効果的にカロリーを消費し、脂肪を燃焼させることにつながります。

 

また、時間を伸ばすうえで注意したいのが、無理をしないことです。

 

過度な運動は身体への負担が大きく、ケガのリスクも高まります。

 

特に初心者の方は、徐々に身体を慣らしていき、自分のレベルに合わせて少しずつ距離を伸ばしていきましょう。

 

長い時間ウォーキングするほど、ダイエット効果が高くなると考えている方が多くいますが、繰り返しになりますが、60分以上ウォーキングを行うと脂肪ではなく、グリコーゲンを燃やし始めてしまいます。

 

そうすると基礎代謝が落ちてしまうので痩せにくくなり、逆効果となってしまいます。

 

②正しいフォームで歩く

ウォーキングを行ううえで、とても重要なポイントとなるのが、正しいフォームで歩くということです。

身体のバランスを崩した悪いフォームで歩いていると、ヒザや足首など、関節に負担をかけて、痛める原因となってしまいます。

しっかりと正しいフォームで歩くことで、ケガのリスクを低下させ、疲労軽減にもつながります。

 

ウォーキングの正しいフォームについて、ポイントを紹介します。

 

悪いフォームで、日本人に多いのが猫背姿勢になっていることです。

 

基本的なウォーキングのフォームとしては、全身をリラックスさせて、頭を固定し視線は歩く方向へと向けます。

 

背筋はピンと伸ばし、ヒジは軽く曲げてテンポよく振りましょう。

 

そして、腰の高さは、疲労が溜ると腰の位置が低くなりがちなので、ブレないよう常に同じ高さをキープするように意識してください。

 

足の動きは、足の裏全体を地面につけ、つま先で地面を蹴り、かかとから着地をします。

まとめ

この記事では、ウォーキングでダイエットを行うコツや効果的な距離と時間などについて解説してきました。

 

ウォーキングの距離のポイントについて最後におさらいをしていきましょう。

 

重要なことは、下記の3つのポイントにまとめることができます。

  

  • ウォーキングの消費カロリーは、「METs(メッツ)」という運動強度を表す単位を使って求めることができます。ジョギングの1時間当たりの消費カロリーは、ウォーキングの約2倍となります。

 

  • ウォーキングの効果的な時間と距離は、初心者で距離を3㎞程度、時間を30分程度を目安にしてください。中級者になったら、自分の体力に合わせて伸ばしていきましょう。

 

  • 60分以上のウォーキングはしないようにしましょう。60分以上のウォーキングは、脂肪ではなくグリコーゲンを燃やし始め、基礎代謝が落ちてしまうので痩せにくくなります。
このコンテンツをシェア
twitterロゴfacebookロゴpinterestロゴlineロゴ

人気コンテンツ

Popular Journals

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。

TENTIALのリカバリーウェアの選びかた

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。
現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。

開催中のキャンペーン一覧

現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。
「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。

BAKUNEシリーズラインナップ

「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。
リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。

卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性

リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。
睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。

ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり

睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。
早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。

睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)

早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。
睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。

睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)

睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。
リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー

リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。
相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。

住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について

相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。
睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。

睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)

睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。
毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。

TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム

毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。
サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。

リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)

サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。

その他の記事

Other Journals

閲覧した商品

Recently Viewed