ランニングを楽しく長く続けるために必要なことは何だかわかりますか?
ランニングに必要な足腰の筋力やランニングに必要な技術、さらに正しい目標設定なども大切ですが、実は一番重要なのが怪我をせず疲労をためないことです。
頻繁に怪我をするランナーはせっかく良い練習をしても継続して続けることができません。
良いランナーとは良いトレーニングを行うだけでなく、正しい疲労回復方法をおこない体のケアをしっかり行っている人です。
そこで今回はそんなランニング後の疲労回復について詳しく紹介していきます。
ランニング後の疲労はさまざまな原因がありますが、 よく言われているのが乳酸が溜まることで疲労が蓄積するいうことです。
乳酸とは体を動かすエネルギーを作るために糖を分解している際にできるもので、運動の強度が高ければ高いほど運動のエネルギー源として糖が多く使われて乳酸が溜まりやすいと言われています。
しかし最近はこの乳酸は疲労の原因ではないという意見が多く聞かれます。
その他にも疲労の原因として考えられるのが、エネルギー不足です。
ランニングは炭水化物の中でも糖質を主にエネルギー源として使用します。
そのため、体から糖質が不足すると体が燃料切れを起こし、一気に疲労感を感じるようになります。
さらに糖質をエネルギーに変換する際に酸素が非常に重要になるため、疲れてくると呼吸が浅くなり酸素不足に陥り疲労を感じます。
さらに夏は体のダメージも大きくなり熱中症などにも注意が必要です。
ランニングでの疲労が蓄積すると疲労骨折など思わぬ怪我につながりかねません。
ランニング後に疲労をためないためには正しい疲労回復方法(リカバリー)行うことが大切です。
効果的な疲労回復方法はいくつかありますが、まず最初に紹介するのは交代浴です。
交代浴とは温かいお風呂と冷たいお風呂に交互に入浴する、または温水と冷水のシャワーを交互に浴びることで、自立神経に刺激を与えたり血管の収縮を促すため体に溜まった疲労物質を素早く除去しやすくなります。
次に紹介する疲労回復方法はマッサージです。
マッサージを行うことでランニングによって損傷した筋肉をほぐし、疲労物質を除去する効果が期待できます。
マッサージを一人で行う場合はテニスボールやフォームローラーを使ってかたくなった部分の筋肉をほぐすと良いです。
ランニング後の疲労回復の方法はこれまで紹介してきましたが、ランニングによる疲労を蓄積させないためにはまず疲労を予防することが大切です。
そこでランニング後に効果的ないくつかの疲労の予防法を紹介します。
まず、最初に紹介する予防法は食事をしっかり取ることです。
炭水化物やタンパク質を多く含む食料しっかりとることで、ランニングによって損傷した筋肉に必要なエネルギーを供給することができます。
食事だけで補えない場合はサプリメントなどを使用することも効果的です。
その他の効果的な予防法としてアイシングがあります。
ランニングで筋肉が損傷し炎症を起こし熱を持つことがありますが、運動後にすぐアイシングをすることによって炎症を抑えられ疲労回復を促すことができます。
ランニングで疲労を溜めないためには正しいフォームで走ることが非常に大切です。
正しいフォームとはその人の骨格や体の特徴などそれぞれ違うと思いますが、 必ず押さえておきたいポイントがあります。
そのポイントとは背中をまっすぐ伸ばすことです。
背中を丸めずまっすぐ伸ばし、重心をやや前傾に傾けて走ることで倒れる力を利用して無理な力を入れることなく走ることができるので疲労が溜まりにくくなります。
それぞれの体に合ったフォームがありますが、このポイントを押さえておくことが大切です。
ランニング後の疲労回復について詳しく紹介していますが、いかがだったでしょうか。
ランニングを行なって溜まった疲労をそのままにしておくと筋肉の張りが取れないだけでなく、最悪の場合疲労骨折などのケガにつながりかねません。
正しい疲労回復方法や正しい疲労の予防法を取り入れてランニングライフを楽しみましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
人気コンテンツ
TENTIALのリカバリーウェアの選びかた
開催中のキャンペーン一覧
ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり
BAKUNEシリーズラインナップ
卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性
睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)
住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について
睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)
TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム
睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)
リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)
商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー
その他の記事