長距離ランニングやトレイルランニングにはレインウェアや防寒着、ハイドレーションや補給食など荷物が多くなりがちです。
そんな長距離ランニングやトレイルランニングに欠かせないものといえばランニング用のバックパックです。
ランニング用のバックパックを使用することで快適性が大幅に変わってきます。
さらに着換えを入れて通勤中にランニングをする通勤ランナーにも必要不可欠です。
そこで今回はそんなランニング用のバックパックについて詳しく紹介していきます。
ランニング用のバックパックを検討している人でまず決めておきたいのがどんな目的で使用するかです。
例えば通勤ランでバックパックを使用したい人とレースでバックパックを使用したい人では使用用途が違うため必要な容量や防水性能が必要なのかなども大幅に変わってきます。
まずは使用目的をはっきりさせるとこから始めましょう。
それでは実際にランニング用のバックパックの選び方について紹介します。
ランニング用のバックパックを選ぶ上で注意したいポイントを4つに分けました。
ランニング用のバックパックを選ぶポイントとしてまず最初に注目してほしいのがフィット感です。
ランニング用のバックパックを選ぶ上ではフィット感は非常に重要となります。
バックパックのフィット感が悪いと不快感が大きくなり、結果的に新しいものを買い足したりして手放してしまうなど長く使用することができません。
せっかく購入したバックパックを長く使用するためにもフィット感は必ず先に確かめておきましょう。
店舗での試着はもちろんですが現在はネット通販でも試着可能なものがありますのでぜひ活用してみてください。
ランニング用のバックパックを選ぶポイントとして次に注目してほしいのがポケットの数です。
ランニング用のバックパックには小物を入れられるポケットが付いています。
ポケットの数や大きさは使用用途によって変わり、例えば通勤用であれば、スマートフォンや財布さらに鍵を入れる小さなポケットがたくさんあれば非常に重宝します。
反対にレース用であればエナジージェルなどの補給食が入るポケットのほかにフラスクボトルと言うランニング用の水筒を入れる大きさのポケットがなければなりません。
ランニング用のバックパックを選ぶポイントとして次に注目してほしいのが通気性です。
ランニング中にバックパックを背負って走るとバックパックと背中の間が汗で非常に蒸れてきます。
この蒸れは夏場だけに限らず冬場でも発生します。
ランニング用のバックパックは背中の部分がメッシュになっており通気性が良い構造になっていますが各メーカーによって通気性が若干変わるため、通勤ランなどで使用する際は自分の汗で中の着替えなどが濡れないかどうかも確認しておく必要があります。
ランニング用のバックパックを選ぶポイントとして最後に注目してほしいのが撥水性です。
撥水性は主に通勤ランで使用する人や、ウルトラマラソンやトレイルランなどの長時間や天気の変わりやすいレースで必要となります。
撥水性が高いランニング用のバックパックは多少の雨であれば水を弾いてバックパックの中の荷物が濡れることはありません。
通勤ランや長時間のレースを行う人にとって中の荷物が濡れることは非常にデメリットとなります。
なのでこれらの使用用途を考えている人は必ず撥水性を確認してから購入することが大切です。
ランニング用のバックパックをしているメーカーはたくさんありますが、今回はその中でも特に人気のランニング用のバックパックを販売しているメーカーを紹介します。
今回紹介するメーカーはアウトドアブランドとしても非常に高い評価を得ているものばかりで、その品質や機能性にはたくさんの特徴があります。
ザ・ノース・フェイスは1966年にアメリカで創業されたアウトドアブランドです。
ザ・ノース・フェイスはファッション性に優れタウンユースからの人気が高いだけではなく、本格的なトレッキングやランニングスキーやスノーボードなど様々なアクティビティからも高い評価を得ているブランドです。
そんなザ・ノース・フェイスのランニング用リュックの特徴はザ・ノース・フェイスがスポンサードしている契約ランナーとともにフィット感や利便性、操作性を追求していることで背負うという概念ではなく着用するという概念のもとに身体との一体感を高めているのが特徴です。
さらにトレイルランニングに適したポケットの数やサイズなどの機能面もトレイルランナーから評価されています。
モンベルは1975年に設立された日本のアウトドア総合ブランドです。
日本メーカーということで性能面での評価は高く、このアウトドアブランドと比べてコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
登山用品だけでなく、ランニングやロードバイク用品にも力を入れています。
そんなモンベルから発売されているランニング用のリュックの特徴はスピードハイクやランニングに最適な超軽量モデルがあることです。
さらに軽量ながらも激しい運動時も耐えれる強度があるものが多いのが特徴です。
サロモンは1947年にフランスで設立されたブランドです。
設立当初はスキーやスノーボード用品をメインに扱っていましたが、現在ではランニング用品にも力を入れており、とくにトレイルランニングでは多くのユーザーから高い評価を得ています。
そんなサロモンのランニング用のリュックの特徴は軽くて通気性が良いものが多いのが特徴です。
サロモンはランニング用のリュックだけでなくソフトフラスクやハイドレーションパックも手掛けており、サロモンが発売しているハイドレーションパック専用の引っ掛け(紐)が付いているのも特徴です。
グレゴリーは1977年にアメリカで設立されたバックパックを主に販売しているブランドです。
グレゴリーのバックパックは専門ブランドだけあってデザイン性はもちろんのこと、そのフィット感にも定評があり、 人間工学に基づいた快適な背負い心地を実現しています。
そんなグレゴリーのランニング用のリュックの特徴はレースモデルよりも通勤ランやフィットネスなどに使用しやすい容量のモデルが多いのが特徴です。
さらにあえてシンプルにして無駄を排除したミニマルなデザインも人気です。
ランニング用のリュックは使用用途によって必要な容量が異なります。
通勤ランやスピードハイクなどで使うのであれば荷物がたくさん入る容量の大きなものが必要となりますが、スピードを競い合うレースであれば容量よりも軽さを必要とします。
「〜9リットル」は普段のランニングやレースで使用するのがおすすめです。
必要最低限の容量しかありませんが、レースの際は容量が増えるよりも軽さを重視するので「〜9リットル」あたりの容量を使用する人が多いです。
「10〜14リットル」はトレイルランニングで使用するのがおすすめです。
トレイルランニングはロードと違い、レインウェアや地図、コンパスなどロードに比べて必要な荷物が増えます。
そのため軽さと容量のバランスが良い「 10〜14リットル」がよく使用されています。
「15〜19リットル」は主に通勤ランで使用するのがおすすめです。
「15〜19リットル」あたりの容量になるとレースでは少し重いですが、そのぶん荷物がたくさん入るため、荷物をたくさん入れて走らなければならない通勤ランで使用している人が多いです。
「20リットル〜」は荷物の増える冬場の通勤ランやスピードハイクなどに向いています。
冬場の通勤ランはどうしても着るものが多くなり荷物が増えがちなので「20リットル〜」あれば安心です。
さらにエイドの少ない100 km 以上のレースにもおすすめです。
ランニング用のバックパックの特徴や選び方についていろいろ紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ランニング用のバックパックはレースで使うのかそれとも日常使いで使用するのか、使用用途によって必要なものが大きく変わります。
まず使用目的をはっきりと決めてそこから必要な容量を選ぶことが大切です。
自分に必要な機能や容量を見極めてから購入しましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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