ランニングとジョギングは、どちらもダイエットの際に実践されることが多い運動です。
きついのがランニング、楽に走れるのがジョギングといった曖昧なイメージを抱いている人は、この機会に認識を改めましょう。
ランニングとジョギングの違いを表す指標として、目安となるスピードや運動強度、消費カロリーを解説していきます。
ランニングのダイエット効果を高めるためには正しいフォームが重要な理由や、インソールについても見ていきましょう。
ランニングとジョギングは、どちらも走るという動作を内包する運動です。しかし、詳細に観察してみると、両者には大きな違いが見受けられます。
どのような運動がランニングに分類されるのか、ジョギングとはどういった点が異なるのかついて、スピードの目安や運動強度、カロリー消費の観点から見ていきましょう。
ランニングとジョギングの違いを考えるうえで、最初のポイントになるのがスピードです。
基本的には、ランニングの方がジョギングよりも速いペースで走る競技であることを覚えておきましょう。
具体的な数字としてはジョギングの場合、10分程度で1km走れる速度を表し、ランニングは10分で2km以上走ることができる速度とされています。
ただし、こちらの数字はあくまで目安であり、これにあてはまらない場合でもランニングやジョギングに分類されることがある点に注意してください。
主観を交えて解説するなら、ジョギングはおしゃべりしながら走れる速さであり、ランニングは息が弾むことが多い速度です。
長時間走りたい場合は、ランニングよりもジョギングのスピードの方が走りやすい傾向にあります。
ランニングとジョギングの違いは運動強度からも測ることができます。
運動強度を表すには心拍数を目安にしましょう。ランニングの場合は、心拍数が最大心拍数の6割から8割程度になる速さで走るのが基本です。
ジョギングの場合は、最も速い場合でも最大心拍数の6割、遅い場合は4割程度に抑えて走ります。
最大心拍数の6割で走り続けるのが辛い場合は、ジョギングとランニングを交えて実践すると長時間走ることが可能です。
ただし、マラソン大会をはじめとした本格的な競技として走りたいのであれば、ランニングの時間を長めにとりましょう。
一般的には220から年齢を引いた数が平均的な最大心拍数になります。
運動強度を目安にランニングとジョギングを区別したいときは、心拍数を計測してみてください。
ランニングはジョギングに比べて、短時間で多くのカロリーを消費できるという特徴があります。
ジョギングを時速6km、ランニングを時速12kmとした場合、同じ時間走ったときの消費カロリーはランニングがジョギングの約2倍になるのが一般的です。
ただし、消費カロリーは体重と走った距離の積に等しいため、長い距離を走ることができればジョギングでもランニングと同じだけのカロリーを消費することが可能です。
ダイエット目的でランニングやジョギングに取り組む場合は、短時間で多くのカロリーを消費するランニングと、ゆっくりとしたペースで脂肪を燃やすジョギングを使い分けましょう。
平日は短時間で済むランニングでカロリーを消費しつつ、休日はジョギングで長距離を走るといった具合です。
目安となるスピードや運動強度、消費カロリーといった面を比較するとジョギングよりもランニングの方が効率的にエネルギーを消費できる運動であることがわかります。
そのため、ダイエット目的で走ろうと思っている人は、ランニングのペースを長時間維持することが、より多くの脂肪を燃焼する近道です。
また、ランニングはジョギングよりも速いペースで走るため、心肺機能の強化にも役立ちます。
時間をかければジョギングでもランニングと同程度のカロリーを消費することは可能ですが、効率という面では劣ることを覚えておいてください。
ダイエット効果を高めたい人は、ランニングを長時間続けられる持久力を身に着けることから始めましょう。
ただし、いきなり速いペースで走ると身体に負担がかかり、走るのが難しくなってしまうこともあります。将来を見据えたうえで、継続できる強度での走行を心掛けてください。
ランニングやジョギングに取り組もうとしている人は、フォームの重要性を意識しましょう。
フォームとは走っているときの足の運びや身体の姿勢、腕の振り方を総合したものです。
フォームが悪いと、身体に余計な力が入り、疲労が蓄積してしまいます。
それだけでなく、膝や腰といった部位に負担をかけることで、ケガにも繋がる恐れがるのです。
正しいフォームを維持するには、体幹を固定する感覚を習得しましょう。
体幹がぶれたフォームは足の運びが安定せず、着地の際に多くの衝撃を受けることになります。
また、骨盤を前傾させることも正しいフォームの要素です。
頭の上から糸で引っ張られている感覚で、腰を高く維持することでも、ランニングのフォームを改善できます。
腕を振るときは肘や肩ではなく、肩甲骨から動かすイメージを持つと、リズミカルに走ることが可能です。
ランニングとジョギングに関する今回の記事の内容を以下の3点にまとめたので、最後に要点をおさらいしておきましょう。
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