いぼって何?症状や原因、治療法や予防方法について詳しく解説

いぼって何?症状や原因、治療法や予防方法について詳しく解説

2020年08月19日

足裏によくできるいぼ。子どもにもみられることがあります。


たとえ小さくても、子どもの足裏にできものができると、親としてはやはり心配になりますよね。


そこでこの記事では、足の裏のいぼについて解説していきます。


まず、そもそもいぼとは何なのか、どのような症状が現れるのか、そして人にうつるのかについて解説します。


次に、魚の目やタコとの違いが、どのような点にあるのかについて詳しく解説し、その後にいぼの治療方法や予防するための対策方法を紹介していきます。

足の裏のいぼとは


まず、足裏にできるいぼについて解説していきます。


そもそもいぼとは何なのか、人にうつったりするのか、どのような症状が現れるのか、魚の目やタコとの違いはどういった点にあるのかなど、いぼの概要について詳しく解説していきます。


症状


まずは、足裏にできるいぼの症状について見ていきましょう。


いぼには、痛みなどの自覚症状を感じることはほとんどありません。


そもそもいぼとは、足の裏や手などにできる、皮膚の一部分が小さく盛り上がったできものです。


ウイルスに感染することによってできますが、感染力は強くありません。


そのため、プールに入らないようにしたり、お風呂のお湯を変えたりといった対策を取る必要はありませんが、むやみに触ると傷が広がることがあるので、あまり触らないようにすることが大切です。


魚の目・タコとの違い


いぼは、小さなできものなので、魚の目やタコと非常に似ています。


それらの違いは、どのような点にあるのでしょうか?


まず、魚の目は主に大人の足裏や指にできる皮膚病変であり、いぼとの大きな違いは、歩いたり押したりして刺激を加えたときに強い痛みが出ることです。


見た目が非常に似ている、魚の目そっくりのいぼが、子供の足裏にできることもあります。


タコは、魚の目と異なり、痛みが生じることはほとんどありません。


またタコの場合は、周辺の皮膚が黄色味を帯びることが特徴として挙げられます。


いぼの原因


次に、いぼがどのようなことが原因でできるのかについて見ていきましょう。


いぼの原因は、ヒトパピローマウイルスというウイルス感染にあります。


このウイルスは、皮膚にできた非常に小さな傷から体内に入り込み、3ヶ月から半年程度の潜伏期間を経て、皮膚にいぼを作り出します。


いぼができるのは子どもに多く、発症部位としては微細な傷がつきやすい手や足に好発します。


皮膚がかゆく引っ掻いてしまいやすいアトピー皮膚炎の子の場合は、肘や脇にもできることがあります。


治し方


では、いぼができてしまった場合、どのような治療をしていけばいいのでしょうか?


最も一般的な治療法は、いぼを液体窒素で凍らせて取り除いていく凍結療法です。


その他の治療方法としては、電気の熱でいぼを焼き切っていく電気焼灼法やレーザー療法、いぼ取りに効果的な生薬であるヨクイニンの服用、いぼだけでなく魚の目にも効果のあるサリチル酸軟膏の塗布、などがあります。


さまざまな治療法がありますが、すべてに共通して言えることは、いぼの治療は一回で終わることはほとんどないということです。


複数回病院に通って治療を行うことが必要なので、根気よく治療に臨むことが求められます。


足裏のいぼは魚の目と似ていて、誤った治療薬を選択すると悪化してしまう場合があるので、むやみに判断せず、皮膚科を受診するようにしましょう。


いぼの対策方法


いぼができないようにするために、重要な対策について解説します。


いぼは、手や足にできた小さな傷からウイルスが入り込むことが原因でできます。


そのため、なるべく手や足に傷をつけないようにすることが、予防策としてとても重要です。


ヤスリで足を削らないようにしたり、冬場は乾燥しないよう保湿を心がけましょう。


まとめ


最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!


  • いぼとは、足の裏や手にできる、皮膚の一部が小さく盛り上がったできもののことで、痛みなどの自覚症状はほとんど現れない。


  • いぼは、手や足にできた小さな傷から、ウイルスが入り込むことによってできる。しかし感染力はさほど強くないので、プールや風呂を控えるなどの対策は必要ない。


  • いぼの治療法は、液体窒素で凍らせる凍結療法や、電気で焼き切る電気焼灼法などがある。予防策としては、手や足に傷を作らないことが重要である。


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