足の裏にほくろが増えていた場合、悪性黒色腫と呼ばれる癌の一種である可能性を疑ってください。
もちろん、一般的なほくろの場合もあるため、すぐに病院へ駆け込むのは早計です。
まずはほくろをじっくりと観察して、悪性黒色腫の特徴と比較しましょう。
こちらの記事で取り上げるのは、足の裏に発生したほくろが病気かどうか判断するための基準です。
病気の場合の治療方法や、一般的なほくろをクリニックで取り除くやり方についても解説するので、足の裏のほくろについて知りたい人は参考にしてください。
目次
足の裏を観察したとき、ほくろが目についた場合は大きく2つの可能性を考慮しましょう。
病気の場合と、健康被害を及ぼすことのない母斑細胞です。
ほくろが病気かどうか判断するための見分け方について詳しく解説します。
病気によって足の裏にほくろが発症した場合、それは悪性黒色腫と呼ばれます。
悪性黒色腫とは、いわゆる癌のことです。
悪性黒色腫は肌を構成する層の中でも表皮の基底層に存在します。
もともと、基底層にはメラノサイトや母斑細胞と呼ばれる細胞があり、これらが悪性化したのが悪性黒色腫です。
発生要因としては外傷を受ける、衣類が擦れるといった因子が考えられます。
他の臓器に転移していない場合、手術による切除や術後化学療法で対処するのが基本です。
転移がある場合は化学療法を主体としながら、放射線治療や外科治療を組み合わせて治療にあたります。
足の裏にあるほくろが悪性黒色腫かどうか判断するには、大きく5つのポイントをチェックしてください。
1つ目のポイントは形状です。
左右非対称の場合、悪性黒色腫の可能性があります。
2つ目の注意すべきなのが輪郭です。
悪性黒色腫の場合、ほくろと皮膚の境目が整っておらず、色が滲んでいる傾向にあります。
3つ目の注意点として覚えておきたいのが色調です。
ほくろの色合いが不均一であるほど、悪性黒色腫の確率が高まります。
ほくろの長径が6mmを超えていることや、大きさ及び色が日を追うごとに変化していることも悪性黒色腫の特徴なので、これらの条件に当てはまる場合は医療機関を受診しましょう。
初期の悪性黒色腫や母斑細胞と呼ばれる一般的なほくろは、どちらも手術によって除去することができます。
足の裏のほくろを取り除きたいと考えている人は、除去の方法や費用、除去の必要性といった点を確認したうえで、実際に取り除くのか判断してください。
健康被害を及ぼさないタイプのほくろを除去する際には、レーザーや外科的手術といった方法で行います。
ルビーレーザー治療と呼ばれる除去方法は、レーザー光線でほくろを焼き取る手法です。
焼き取るというと痛みが強いイメージがありますが、実際は麻酔を必要としない程度の痛みです。
また、痛みを感じた次の瞬間にはほくろが取れてしまっているほど、すぐに除去できるのが利点です。
手術療法及びスーパーパルスレーザー治療の場合は、局所麻酔打ってからほくろを取り除きます。
通院については、手術前のカウンセリングや、術後の止血確認などのために複数回医療機関に通うのが一般的です。
ほくろを取り除く際の費用については、悪性黒色腫かどうかによって異なります。
悪性黒色腫の場合は、基本的に10万~20万円程度かかるのが一般的です。
皮膚を除去した部分に食費手術をすると、さらに費用がかさむ傾向にあります。
ただし、悪性黒色腫の場合は保険が適用されるだけでなく、高額療養費制度の適用を受けることが可能になるケースもあるので、医療機関で相談してみましょう。
一般的なほくろをレーザーなどで除去する場合は、レーザーを使用した回数や治療の回数によって変わってきます。
レーザー1回当たり2,000円前後に設定しているクリニックなどもありますが、医療目的でない診療の場合は保険が適用されないので、各クリニックに問い合わせるのが正確な費用を知る近道です。
悪性黒色腫に関しては、早期の発見と治療の開始が早期回復のカギとなるため、なるべく早く医療機関を訪ねましょう。
一般的なほくろに関しては、取り除かなくても健康被害はないので、あえて除去する必要性は無いといえます。
足の裏のほくろについてまとめた今回の記事の要点は以下の3つです。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
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