この記事では、足の裏にできる水ぶくれの原因や応急措置方法を紹介します。
足の裏に水ぶくれができてしまうと歩くことが困難になってしまったり、つぶれてしまうと痛みも感じるようになります。
水ぶくれは病気ではなく、単に水が溜まっていると考えてしまいやすいですが、病気の可能性もあり、適した治療を受ける必要が出てきます。
水ぶくれができる病気についても紹介しているため、足の裏に水ぶくれがあり、なかなか治らない人は参考にしてください。
水ぶくれとは、皮膚の下に水が溜まってしまい、皮膚が膨れたり、ブツブツになってしまうことです。
水ぶくれの中に含まれている液体は、水や汗ではありません。
水ぶくれの中の水分は、血液の成分の一つである「血しょう」が溜まったものです。
水ぶくれの中が、赤い場合には血液が溜まっている可能性があります。
水ぶくれの中が、黄色や白くなっている場合には、感染をおこして膿が溜まっている可能性があります。
足の裏に水ぶくれができてしまう原因には、さまざまな理由が考えられます。
水ぶくれができたあとに、なかなか水ぶくれが良くならなかったり、新しい水ぶくれができてしまう場合は病気の可能性があるため、注意が必要です。
ここでは足の裏にできる水ぶくれの原因について紹介します。
水虫は皮膚を好む水虫菌が増殖してしまう感染症です。
足の指の間や、足の裏に症状がみられることが一般的です。
水虫のなり始めは症状を自覚することはありません。
水虫がひどくなると、かゆみや痛みを感じるようになったり、小さな水ぶくれができることもあります。
見た目は皮膚がボロボロになる場合もあれば、ジュクジュクになってしまう場合もあります。
水虫はほかの人にも移してしてしまう可能性がある病気です。
家族のうちの一人が水虫になった場合は、同居している全員が治療を受ける必要があります。
お風呂に入ったあと同じバスマットを共有したり、スリッパを履くことで感染するリスクが高くなります。
汗疱は手や足の裏にできやすい病気です。
小さな水ぶくれができることが一般的です。
症状は強いかゆみであり、かいてしまうと水ぶくれが破れてしまい、皮膚がはがれてしまうこともあります。
皮膚がはがれてしまうとそこから細菌が侵入しやすくなり、感染症をおこすリスクが高くなります。
汗疱の原因は汗であったり、アレルギーも関係していると言われています。
汗やニッケルなどが患部に触れてしまうと症状が悪化してしまうため、清潔を保つことが大切です。
異汗性湿疹は上記で紹介した汗疱の別名で、同じ病気のことを示しています。
小さな水ぶくれが多数でき、知らない間に破れてしまう特徴があります。
小さな水ぶくれですが、破れてしまうと広範囲に皮膚がダメージを負ってしまうため、ジュクジュクになる可能性も高くなっています。
治療方法は2~3週間安静にしていれば完治する場合が多いですが、治らない場合はステロイド剤が処方されます。
風呂上がりにしっかり乾燥させることが大切で、できるだけ水気からは避けるようにしましょう。
そのほかの原因には、靴擦れややけどがあります。
靴擦れは長時間皮膚が靴と擦れあうことで皮膚にダメージが蓄積されてしまい、水ぶくれができてしまう状態です。
靴擦れの場合は大きな水ぶくれができる場合が多く、履きなれていない靴を履くほど発症のリスクが高まります。
また、やけどでも水ぶくれになる場合があり、やけどをした部分に水ぶくれができます。
やけどの場合はかゆみよりもやけどによる痛みの方が感じやすく、数日すれば自然にしぼんでいきます。
水ぶくれの治療方法は原因によって異なるため、治療方法も変わってきます。
靴擦れややけどの水ぶくれでは治療が必要にならないこともおおく、自然に小さくなる場合が多くなっています。
しかし、水虫や汗疱の場合は「菌」が原因となっているため、根本的原因を改善しなければ完治することはありません。
水虫の場合は菌を殺す塗り薬で治療する場合が多く、汗疱の場合は原因が確定していないため、手を保護することを指導されます。
また、刺激物を触らないようにすることも大切です。
水ぶくれに対する応急措置方法を行うことで痛みを軽減したり、治癒効果を高めることが期待できます。
まず、靴擦れで水ぶくれができてしまった場合は、絆創膏や大きめのガーゼを使用して皮膚を保護し、靴擦れが悪化しないようにしましょう。
また、水ぶくれが破れてしまった場合は、殺菌効果や消毒効果のある軟膏を傷口に塗ることで、傷口の化膿を防く効果が期待できます。
靴擦れの場合は絆創膏を貼ることをおすすめします。
それ以外の原因の場合は、安易に絆創膏で保護しないようにしましょう。
その理由は、絆創膏を長期間貼ることは衛生的に好ましくないため、治りが遅くなってしまうためです。
水ぶくれがあると潰したい衝動に駆られる人もいるのではないでしょうか。
また、水ぶくれを破ったほうが痛みが軽減されることもあり、破る人も多くなっています。
しかし、水ぶくれの中に含まれている血しょうは治癒効果のある成分であるため、破ってしまうことはそれだけ治癒を遅らせてしまう原因になります。
また、破ることで傷ができるため、痛みを感じるようになったり、細菌が侵入してしまうリスクも高まってしまいます。
そのため、故意につぶさないようにしましょう。
足の裏にできる水ぶくれは病気である可能性が高く、靴擦れややけどをしていないのであれば、病気の疑いが高くなってしまいます。
水ぶくれの症状が軽いと、放置することも多くなっています。
実際、やけどなどの場合は放置すれば治っていきますが、病気の場合は適した治療を受けなければ症状が悪化してしまう可能性があるため、注意が必要です。
水ぶくれが破れてしまうと治りが遅くなるだけではなく、跡が残ってしまう可能性もあります。
そのため、つぶさないように心がけ、適した治療を受けるようにしましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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