

ハイアーチ改善に効果的なインソール選び3つのポイント
この記事では、足のトラブルの一つであるハイアーチに効果があるとされるインソールについて説明していきます。
足の歪みからくるアーチが崩れて偏平足になった状態と逆に、アーチが高くなりすぎた状態ですが、ハイアーチも本来のアーチが崩れていることを指します。そのアーチ改善のためにインソールを使用するには、足の働きを補助するための3つのポイントが外せません。
インソールの機能から足の状態を見直すことまで様々な視点で取り上げたので、ハイアーチに悩まされている人は一読の上で参考にしてみてください。
目次
- 01 ハイアーチとは
- 02 インソールはハイアーチに効果があるのか?
- 03 ハイアーチのインソールの選び方
- 04 まとめ
ハイアーチとは
足のアーチとは、足の骨格などを形成する時に弓のようなアーチ状になっていることを指します。足の構造を支える重要なアーチは3種類あり、足先の前方から見た横アーチ、足の外側のくるぶしからみた外側縦アーチ、足の内側のくるぶしから見た内側縦アーチになります。
アーチと呼ばれる通り、弧を描いているように形成されており、3種類のアーチ構造が役割を発揮していると、足を前から見た場合は指全体に弧が描かれるように、足を横から見た場合は土踏まずにくぼみが出てくるように弧が描かれているように見えます。けれども、骨格の歪みや足の不調を抱えるようになった時に3種類のアーチが1種類でもつぶれると、体の動きに支障が出たり、足のトラブルが悪化したりする事態になってしまいます。
インソールはハイアーチに効果があるのか?
ハイアーチは偏平足などと違ってアーチが崩れている訳ではありませんが、適切な高さを保てておらず骨格に負荷がかかりすぎている状態なので、インソールなどでサポートする必要があります。
足の甲に見られる横アーチや土踏まずなどにかかる縦のアーチを適正に保つために、足の外側と内側の両方からアーチを形成するようサポートしてくれます。足裏からの衝撃をクッション代わりに受け止めてくれる役割があるため、アーチが高過ぎるとかえって負担を大きくしてしまうため、足型の凹凸にもフィットするインソールが必要になります。
さらに、その負担は足指の付け根やかかとに集中しやすいことから、足指を自由に動かせてかかとのホールドする機能があるインソールを選ぶことで、よりハイアーチに配慮が利く足のケアにもつながります。
ハイアーチのインソールの選び方
アーチを適正な高さに矯正するための方法として、ハイアーチに効果的なインソールを選ぶには3つのポイントがあります。インソールが持つ機能性を十分に引き出して、足のサポートに有効に働きかけられる役割を見極めて選べられるようにしましょう。
アーチサポート
ハイアーチに適切なインソールだからこそ、本来のアーチを維持するためのサポート機能があることは重要です。ハイアーチはアーチが高くなったのではなく、アーチが高くなりすぎて崩れている状態として取られるので、インソールを使用することでアーチの矯正と保護の両方に機能を発揮してくれます。
足裏のアーチについては、アーチが高くなることで足指の付け根やかかとへかかる負担を緩和できるように、装着の際には足裏全体を使って行えるよう矯正もしてくれます。足裏保護だけでなく、特定の部位にかかりすぎる負荷を分散することで、タコや魚の目のトラブルに悩まされる心配からも解消されます。
アーチサポートは、本来の足の機能を復活させるためにも必要なことです。
クッション性・衝撃吸収性
ハイアーチを矯正することは、足裏からかかる衝撃を分散させるためにも大切なことです。前記のアーチサポート同様に、適切なアーチを形成しないことには、足への負担を大きくさせてしまうだけになってしまいます。本来足のアーチの機能を補助するとしてインソールを使用することは、歩行などの動作にかかる衝撃を吸収するためのクッションが働き、直接的な足へのダメージを軽減してくれます。
インソールを選ぶためには、衝撃吸収に優れた素材を使用しているかどうかをチェックして購入する必要があります。アーチの崩れによる足裏のクッション機能が低下しているからこそ、インソールの補助機能で足の保護を行うことで、ハイアーチによって引き起こされる足のトラブルにも対処できるようになります。
足の形状に合ったインソール
前記までに2つの機能を説明してきましたが、そもそもの自分の足の形状に合ったインソールを選ばないことには、ハイアーチなどの足の不調に向き合えません。足のサイズだけでなく、主に負荷がかかりやすい部位はどこか、土踏まずのアーチの存在、重心は前と後ろのどちらにかかりやすいかなど、足の特徴を知っておく必要があります。
最近のインソールは機能性が豊富にあり、靴のサイズなどに合わせて裁断もできるので、格段に使い便利は良くなっています。けれども、自分の足に適したインソールを使用するならば、自己判断に頼らず専門医やシューフィッターで足の特徴や状態を見極めた上で購入されることをおすすめします。
足指の自由度やかかとのホールドなど機能にも合ったインソールを手にして、足の不調と向き合うことが大切です。
まとめ
ハイアーチはアーチが高くなっているだけと勘違いしてはいけません。本来あるべきアーチの高さを維持できずに崩れてしまっている状態なので、インソールを使用することでアーチ形成の補助を行うことで快適さが変わってきます。
アーチサポートは当然ですが、崩れたアーチによって足裏からの衝撃から足を保護することも必要なので、流行や使い便利さだけに流されずにしっかりと自分の足に合ったインソールを選ぶようにしましょう。そのためには、自己判断による誤った選択をしないためにも、専門医などの指示も仰ぐとより良いインソールを手にできます。
最後に記事の内容をおさらい!
- ハイアーチによるアーチの崩れはインソールで補助
- クッション性に優れたインソールが衝撃から足を保護
- 自分の足に合ったインソールを選ばないと効果は得られない
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