20-30代の若年層を中心に、睡眠に問題を抱えている人が増えてきています。
あるアンケートでは、20-30代の実に70%が「睡眠に関して悩みがある」と回答したという結果が出ています。
そんな多くの人の悩みの種となっている睡眠をより良くするために、GABAという成分が効果的なことをご存知でしょうか?
この記事では、睡眠を良くするためのGABAについて解説しています。
GABAとは何か、睡眠にどのような効果があるのかについてはもちろん、目安摂取量やおすすめの摂取方法についても詳しく解説しました。
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まず、そもそもGABAとは何なのかという概要から解説をしていきます。
GABAとは、γ-アミノ酪酸というアミノ酸の一種で、チョコレートやココアの原料であるカカオを始め、トマトや発芽玄米などの野菜や穀物などにも含まれる成分です。
GABAには、興奮を鎮めたり身体をリラックスさせる作用があると言われています。
ノルアドレナリンなどの興奮系ホルモンの放出を抑制し、副交感神経を優位にしてくれるのです。
また、人間はリラックスをしている時にα波という脳波を出しますが、GABAはこのα波の増加を手助けしてくれます。
睡眠時の脳波は、α波です。
GABAの摂取は、活動時の脳波であるβ波から、睡眠時の脳波であるα波への切り替えをスムーズにしてくれるので、睡眠にGABAがおすすめなのです。
GABAが睡眠に与える効果は、2つあります。
「寝つきを良くすること」と「眠りを深くすること」です。
GABAは、興奮を鎮め、身体をリラックスさせる効果があります。
そのためベッドに入っても興奮状態が続いてしまって、なかなか寝付くことができない、という入眠困難の方の不眠症を改善してくれます。
そして、GABAは脳の活動を落ち着かせてくれるため、入眠後に深い眠りであるノンレム睡眠への移行をスムーズにしてくれる効果もあります。
GABAには、睡眠への効果以外にも身体に良い影響を与えてくれます。
主な効果としては、
が挙げられます。
まず、GABAは腎臓の働きを活性化させ、血圧が上がる主な原因となるナトリウムの排出を助ける作用を持っています。
さらに、血圧が正常な場合は、この血圧降下作用は働かず、高血圧の場合のみに作用する点も、大きな特徴です。
高血圧は、心臓病や脳卒中のリスクを高めるので、これらの発症リスクを低くする効果も持っています。
そして、コレステロールや中性脂肪を抑える働きもあります。
コレステロールや中性脂肪の増加は、動脈硬化や糖尿病を引き起こす原因となるので、これらの病気の予防にも効果を発揮します。
GABAを摂取する場合、一回あたり30mg以上の摂取量が推奨されています。
しかし、30mgは主にストレスを低減する効果を期待したもので、睡眠の質を良化させる量ではありません。
なかなか寝付けなかったり、長時間寝ても疲れが取れないなど、睡眠に問題を抱えている方は100mg摂取しましょう。
GABAを人間に投与した試験では、1日の摂取量を100mgにしたところ、ノンレム睡眠の時間が増加したという結果が出ています。
そのため、睡眠の質を上げたい方は、100mgの摂取がおすすめです。
睡眠の質を保つために、食事で気をつけておくべきこととして、「就寝前の食事は避けること」が挙げられます。
寝る直前に食事を摂ってしまうと、摂取した食べ物を消化するために臓器が働き出します。
すると、身体は覚醒状態になり、身体も脳も睡眠に入りづらくなってしまいます。
今ではGABAが含まれたチョコレートなどが多く販売されています。
しかしGABAの摂取であっても、寝る直前であれば睡眠を妨げる逆効果となってしまうので、避けるようにしましょう。
GABAは、サプリメントでの摂取がおすすめです!
まずサプリメントであれば、就寝前であっても臓器が働き出し、寝つきが悪くなる恐れがないので、時間を気にせず摂取することができます。
そして、食べ物からの摂取だと、糖分や脂質など余計な成分も一緒に摂ることになってしまいます。
しかし、サプリであればその心配はありません。
GABAのみを濃縮しているので、欲している栄養素のみを効率よく摂取することができるのです。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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