懸垂は肩こりに悩んでいる人が挑戦すべきトレーニングのひとつです。
肩こりのメカニズムを理解すると懸垂が肩こりの根底に存在する原因に対して、効率的にアプローチする種目であることが理解できます。
慢性的な肩こりに悩んでいるのであれば、肩周辺の筋肉を一斉に動員する懸垂が効果的です。
懸垂が肩こりに効く理由や肩こりを解消するための懸垂のやり方について解説します。
自宅で懸垂をする際に役立つチンニングスタンドを選び方も紹介するので、懸垂に取り組みたい人は参考にしてください。
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懸垂はチンニングとも呼ばれるトレーニングであり、上半身を鍛える種目の中でも数多くの筋肉を動員するのが特徴です。具体的には三角筋や広背筋、上腕二頭筋、僧帽筋等の筋肉にアプローチすることができます。
懸垂が肩こり解消に効くとされる理由はここにあります。
注目したいのは、懸垂で動員される筋肉の多くは肩こりに悩まされているときに強張る筋肉と共通している点です。
慢性的な肩こりの要因としては筋肉の強張りや緊張、血行不良が挙げられます。
懸垂で筋肉を刺激することによって、肩周辺の筋肉の血行が促進されるため、肩こりの症状が緩和されやすいというわけです。
肩こりに苦しんでいる人の生活習慣を観察すると長時間のデスクワークやスマートフォンの操作といった肩周辺の筋肉を動かさない日常が見受けられます。
動かさない筋肉は収縮し、血行が悪化することで肩こりを引き起こすのです。
肩周辺の筋肉に対して一斉に負荷をかける懸垂は、強張った筋肉を効率的に刺激できるトレーニングといえます。
懸垂のフォームには複数の種類がありますが、肩こり対策を優先するなら広背筋にアプローチするやり方を習得ましょう。
広背筋は肩周辺の筋肉の中でもサイズが大きく、肩こりの原因となる猫背等の姿勢の悪化で凝り固まりやすい部位です。
懸垂においてバーを握る際には肩幅よりも広い間隔で両手を添え、小指側を強く握ります。
そのまま肘を内側に入れながら軽く胸を張った姿勢がスタートラインです。
胸を張った姿勢を維持しつつ、肘を腰にぶつけるイメージで自分の身体を引き上げます。
以上のフォームが崩れてしまうと広背筋への負荷が落ちてしまうので注意しましょう。
懸垂は公園やジムに置かれている鉄棒で取り組める種目です。しかし、鉄棒がある場所まで出かけるのが難しく、継続できなくなるケースも見受けられます。これを防止するには、自宅にチンニングスタンドを設置するのが効果的です。
チンニングスタンドを購入する際には耐荷重量に注目してください。
原則として、自分の体重よりも耐荷重量が重めに設定されているものを選択します。
なぜなら、懸垂に慣れていないうちは反動をつけて懸垂してしまうことが多く、チンニングスタンドは反動をプラスした負荷にも耐えられることが望ましいからです。フレームが太く、接地面が安定していることもチンニングスタンドを選ぶうえで重視すべき点といえます。
初心者用の斜め懸垂ハンドルが付いたモデルや他のトレーニングにも使えるベンチがセットになったチンニングスタンドもあるので自宅のスペースと相談したうえで、どのチンニングスタンドを手に取るか決めましょう。
懸垂と肩こりに関する今回の記事は以下の3点に要約できます。
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