眠気と肩こりが同時に発生している場合、同様の原因によって発生している可能性を考慮しましょう。
また、両者の原因が同じであるということは、共通の対策による改善が期待できます。
こちらの記事で取り上げるのは肩こりと眠気の両方に関係する脳内物質、ドーパミンです。
加えて、ドーパミンに起因する肩こりや眠気に対処する方法についても解説するので、同様の症状に悩んでいる人は参考にしてください。
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肩こりと眠気は一見関係ないように思えますが、実は根本に同じ原因が存在することがあります。
肩こりと眠気を繋ぐ鎖として、ドーパミンというワードに注目しましょう。
ドーパミンとは、簡単にいうとやる気を司る脳内物質です。
やる気をもたらす効果を持つドーパミンは本来、勉強や運動といった何らかの行動によって分泌されます。
しかし、脳が誤作動するとやる気を必要としない場面でもドーパミンが分泌されてしまいます。
ドーパミンが分泌されると精神は興奮状態に陥ると同時に肉体は緊張します。肉体の緊張は肩こりを引き起こす原因のひとつです。
さらに、精神が興奮状態に陥ると眠りたい場面で睡眠をとることが難しくなり、起きていなければいけないシチュエーションで眠気を催すというわけです。
肩こりが進行すると強い痛みや慢性的に疲労が蓄積し、快適な睡眠を阻害します。
これもまた睡眠のサイクルを崩して日中の眠気を引き起こす原因です。
ドーパミンの過剰分泌に基づく肩こりや眠気を解消するには精神と肉体のバランスを整える行動が効果的です。
肉体をケアする方法としては日頃から正しい姿勢を心掛ける、肉体の片側に負荷をかけないようにするといった習慣が挙げられます。
精神のバランスを整えるにはリラックスを司るセロトニンという脳内物質の分泌を意識しましょう。
軽いウォーキングなどの運動やストレッチといった方法でセロトニンの分泌を促すと精神のバランスを整えることが可能です。
肩まわりストレッチ
1つ目の種目は肩回しストレッチです。まずは右手で右肩を、左手で左肩を触る基本姿勢を取ります。
ここから肩を大きく前に10回まわしてください。左右の肩を同時に回すのがポイントです。
10回まわし終えたら、今度は逆の方向にも肩を回しましょう。
指先が肩から離れてしまうと肩の筋肉をほぐす効果が薄くなるので注意してください。
時間に余裕がある人は僧帽筋や広背筋といった方の周辺の筋肉がポカポカ温まってくるまで回すと、肩こり解消の効果がより強く実感できます。
肩こりは肩周辺の筋肉だけでなく、連結した他の筋肉の血行にも悪影響を与えることがあります。
肩と腕の筋肉をほぐすこちらのストレッチは二の腕の血行促進効果も期待できる種目です。
まずは耳に二の腕をくっつけるようにして右の腕を上げて、そのまま肘を曲げてください。
左手を右肘を添えたら、肘を頭の方に引っ張ります。肩と二の腕の筋肉が伸びていることを意識しながら5秒キープしましょう。
反対側も同様に取り組みます。左右それぞれ3回ずつが目安です。
最初に紹介するのは肩を上げ下げする運動です。
椅子に座った状態から、肩をすくめて3秒ほどキープしてください。その後脱力して肩を下ろす動作を5回程度繰り返します。
肩を持ち上げるときに息を吸って、下ろすときに吐くのがポイントです。
デスクワークのような前傾姿勢が習慣になっている人は段々と肩が内巻きになってしまいます。
椅子に座ったまま背中側で両手を組み、肩甲骨の真後ろあたりまで腕を上げるストレッチ運動をすると肩や胸の筋肉を開くことが可能です。30秒を目安に取り組みましょう。
肩こりと眠気に関する今回の記事は以下の3点にまとめることができます。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
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