耳鳴りと共に肩こりや首こりに悩まされている人は凝り固まった首や背中の筋肉が耳鳴りの原因である可能性を考えましょう。
デスクワークが習慣になっている場合、肩こりや首こりを引き起こす猫背になりやすい傾向にあります。
こちらの記事では肩こりがなぜ耳鳴りの原因となるのかについて確認していくので、耳鳴りと肩こりに覚えがある人は参考にしてください。
さらに、首のこりをほぐすマッサージで耳鳴りにアプローチする方法や耳鳴りを軽減するためにすべきことを解説します。
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肩こりに悩まされている人は肩こりが原因で発生する耳鳴りに注意してください。
肩こりを引き起こす要素として幅広い年代の人を悩ませているのが、肩周辺の筋肉の血行不良です。肩の血行不良は周囲の筋肉を強張らせることがあります。
特に影響が拡大しやすい部位が首です。肩こりから首こりまで発展したとき、耳鳴りに悩まされる人が増える点に気を付けましょう。
耳鳴りの直接的な原因一つは、首の後ろ側にある後頭下筋群と呼ばれる筋肉が凝り固まっていることです。
後頭下筋群は頭の後頭骨や頸椎といった部位を結びつける筋肉であり、周辺には視覚や聴覚を司る神経があります。
この筋肉がこってしまうことで、耳元で不快な音が鳴り響く耳鳴りが発症する可能性があるわけです。
後頭下筋群が凝り固まる以外にも、肩こりが原因となる耳鳴りの可能性は存在します。
肩こりによって自律神経が乱れ、筋肉が緊張状態に陥ると耳鳴りや頭痛といった症状が引き起こされるケースがあることを覚えておきましょう。
肩こりが耳鳴りの原因となってしまう人の中には長時間のデスクワークに従事している人が見受けられます。
デスクワークをしていると猫背になりやすく、猫背は後頭下筋群を強張らせる要因です。
肩こりの症状が悪化するのに比例して耳鳴りも酷くなる傾向にあるため、肩こりを促進する姿勢を続けないことが重要といえます。
肩こりになりやすい人がやりがちな猫背の特徴は首の後ろの筋肉が縮んでいることです。
顎を前に突き出した姿勢でパソコンの画面を見つめているため、肩に力が入りがちな点も猫背の特徴といえます。
背中が曲がることで首の前側の筋肉が伸びると同時に後頭下筋群が縮んだ姿勢を長時間維持することが多いことから、デスクワークは肩こりの悪化につながるというわけです。
後頭下筋群が耳鳴りに直結する理由についてさらに詳しく見ていきましょう。
肩こりから首こりに発展し、首の後ろの筋肉全体が凝り固まると後頭下筋肉群に密集している筋肉が圧迫されます。
具体的には、後頭下神経、大後頭神経、小後頭神経等の神経です。
上記の神経は耳や目といった器官の働きに深く作用しています。そのため、肩こりに起因する首こりが後頭下筋群を強張らせると耳鳴りや目のかすみといった症状を引き起こすことになるのです。
後頭下筋群は頭と目、耳を繋ぎ合わせる筋肉であり、ここが不調に陥ることが耳鳴りを引き起こす原因となることがあります。
後頭下筋群からのアプローチに加えて、肩や首の筋肉の緊張が自律神経の乱れを引き起こすと耳鳴りや頭痛がさらに酷くなる場合がある点に注意が必要です。
肩こりに付随する首こりが耳鳴りの原因であることがわかったら、今度は対策を学んでいきましょう。
首の後ろの筋肉が凝ってきたと感じたら、首周辺をマッサージしてみてください。
後頭部と頸椎の境界線上にある生え際の辺りに両手の人差し指と中指を当てて、首の内側に向かって押し込みましょう。円を描くように押すのがポイントです。
続けて首の後ろ側、肩の付け根に近い位置を揉み込みます。
両手の親指以外の4本で左右から包み込み、少しずつ場所をずらしながら揉んでください。
最後にこめかみにも指を添えて、円を描くようにマッサージしてみましょう。
肩こりや首こりを伴った耳鳴りに悩まされている人は2つの側面からアプローチできる運動に挑戦しましょう。
2つの側面とは血行不良とストレスです。
肩こりや首こりの原因である血行不良を改善し、自律神経を乱すストレスを軽減する運動に取り組むことで耳鳴りも緩和できる可能性があります。
具体的な種目として紹介したいのが、ヨガをはじめとした呼吸に重きを置いたスポーツです。
深呼吸をする機会が多いスポーツは心身をリラックスさせる効果が期待できます。
ここに運動による血行促進が加われば肩こりや首こり、耳鳴りといった症状の緩和が見込めるというわけです。
耳鳴りが肩こりや首こりによって引き起こされている場合、首の後ろ側やこめかみをマッサージすることである程度症状の緩和が期待できます。
なぜならマッサージによって血行が促進されることで、耳鳴りの原因の一部が取り除かれるからです。
マッサージをしても症状が一向に改善しない場合や症状が悪化したときはすぐに医療機関を訪ねてください。
肩こりや首こりが原因と思われていた耳鳴りが実は疾患等の要因によって引き起こされていた可能性があります。
今回の肩こりと耳鳴りに関する記事を以下の3点から振り返っていきましょう。
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