生理中や生理前の女性を悩まさる症状のひとつが肩こりです。
肩こり以外にも頭痛や腰痛、身体の冷えといった症状が併発している場合は肩こりも生理に由来する可能性があります。
こちらの記事で紹介するのは生理中や生理前の肩こりがどのようなメカニズムで発生するのかについてです。
生理に起因する肩こりを緩和するために飲むべき薬についても解説するので、肩こりに悩んでいる人は自分の症状と比較しながら読み進めてください。
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女性の中には生理前や生理中に肩こりに悩まされる人が見受けられます。
生理に由来する肩こりの特徴として挙げられるのが肩こり以外の体調不良も併発する点です。具体的には頭痛や腰痛、眠気といった症状が挙げられます。
これらの症状の総称が月経困難症です。月経困難症は大きく2つのタイプに分類されます。
1つは、強い子宮収縮が原因で生じる機能性月経困難症と呼ばれる症状です。
子宮や卵巣が充分に発達していないことや生理が近づくと子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンによる子宮の過剰収縮が原因です。
もう1つの月経困難症は器質性月経困難症と呼ばれており、子宮内膜症や子宮筋腫といった疾患に由来します。
こちらについては、婦人科で診断を受けることが肩こりをはじめとした体調不良を解消する近道です。
生理中や生理前の肩こりの全てが月経困難症に由来するわけではないため、まずは自分の肩こりがどのような症状によって引き起こされているのか確認しましょう。
ストレスや運動不足に基づく肩こりの場合は適度な運動やリラックスできる環境に身を置くことで改善します。
これらの措置を施しても肩こりが良くならないときは月経困難症に基づく肩こりの可能性を考慮しましょう。
肩こりの痛みや倦怠感を取り除きたいのであれば、マッサージやストレッチといった方法が効果を発揮する場合があります。
肩こりに悩まされてから実施するよりも生理が近づいた段階で肩周辺の筋肉をケアするように心掛けると肩こりの症状を緩和させることが可能です。
筋肉のケアで血行を促進しても肩こりが改善されないときは、漢方や鎮痛剤といった方法を試してみましょう。
生理中や生理前の肩こりに対して薬で対処する場合は薬に期待される効能を理解したうえで服用することが重要です。
月経困難症に基づく肩こりの場合、過剰な子宮の収縮を引き起こすプロスタグランジンの作用を阻害する効果がある痛み止めを選びましょう。
婦人科でも同様の薬が処方されるケースも見受けられます。
漢方で対処しようと考えている人は温経湯や桃核承気湯といった漢方薬が月経困難症に効果的とされているのでこちらを試してみてください。
器質性月経困難症の場合は、婦人科で診察を受けたうえで処方された薬を服用しましょう。
今回の肩こりと生理に関する記事の内容は以下の3点に要約できます。最後に重要な点をおさらいしておきましょう。
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