肩こりと歯痛が併発している場合は肩こりが歯痛を引き起こしている可能性を考慮しましょう。
肩こりは首や肩、背中といった部位だけでなく、顎を含めた顔の筋肉や骨にも影響を与える症状です。両者の関係を知ることで、肩こりと歯痛を同時にケアすることができます。
こちらの記事で紹介するのは肩こりが歯痛を引き起こす2つのメカニズムなどです。
肩こりにおすすめの枕人気おすすめ10選!【いびき・頭痛・腰痛にも】
目次
肩こりはその名の通り、肩周辺の筋肉が凝り固まったことによる体調不良です。
一見すると歯痛とは何の関係もないように思えますが、実は肩こりが歯痛の根本的な原因になることがあります。
注目したいのは、肩こりの原因となる姿勢の悪化です。
デスクワークなどを習慣にしている場合、背中が曲がった前傾姿勢が癖になりやすい傾向にあります。この姿勢は人間が頭を支えるための理想的なポジションからかけ離れている点に注目です。
肩を中心とした軸の真上に頭が来ることで、人間は頭をバランスよく支えることができています。
しかし、前傾姿勢で頭が少しずつ前にせり出すと、身体のあちこちに歪みが生じるのです。歯痛に関連する歪みとしては、下顎の変形が挙げられます。
前に倒れた頭とは対照的に、下顎が後ろに引っ張られて噛み合わせがずれることが肩こりが歯痛を引き起こすメカニズムです。
歯痛と肩こりの関係性としてもうひとつ知っておきたいのが関連痛です。
関連痛とは、ある部位を刺激したところ別の部位が痛みを感じてしまう現象を意味します。
肩こりの原因となる人体への刺激が関連痛の一種として歯痛を引き起こす可能性があることを覚えておきましょう。
関連痛の原因となる肩への刺激としては複数の候補が考えられます。
姿勢の悪化によって肩周辺の筋肉が強張る、首の筋肉の緊張、ストレートネックといった複数の事柄が、関連痛としての歯痛を引き起こす原因です。
姿勢の悪化が原因で肩こりを引き起こしている場合、本来とは異なる姿勢で頭を支えるために首や筋肉への負担が増大することもまた、関連痛を引き起こす要因といわれています。
肩こりが歯痛の原因にあると考えられる場合、歯痛と肩こりの両方に対処していくことが重要です。
痛み止めの薬を服用して一時的に歯痛が治まったとしても、原因となる肩こりがそのままでは歯痛が再発してしまいます。
歯痛を解消するには歯科医の診断を受けるのが最も効果的です。
一時的なセルフケアとしては顎周辺の筋肉をほぐすストレッチが挙げられます。やり方としては、ゆっくりと顎を開閉するだけです。
肩周辺の筋肉を伸ばすエクササイズやストレッチに取り組むことも有効といえます。
また、関連痛に対処するには肩こりの根本的な原因と考えられる猫背やストレートネックを改善していきましょう。
原因が特定できた場合、そこに狙いを絞った対策を実施することが肩こりによる歯痛を取り除く近道です。
今回の歯痛と肩こりに関する記事の内容を以下の2点にまとめたので最後に振り返っておきましょう。
合わせて読みたい!
人気コンテンツ
TENTIALのリカバリーウェアの選びかた
開催中のキャンペーン一覧
ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり
BAKUNEシリーズラインナップ
卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性
睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)
住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について
睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)
TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム
睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)
リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)
商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー
その他の記事