スマホがストレートネックの原因に。肩こり・首こりの解消法を紹介!

スマホがストレートネックの原因に。肩こり・首こりの解消法を紹介!

2020年05月19日

スマホを当たり前に使用するようになった現代の人々はストレートネックに起因する肩こりや首こりを抱えるケースが増えています。

 

スマホを使用する姿勢は肩や首の血行不良を促すだけでなく、首が本来持っているカーブを歪めてしまうのです。

 

こちらの記事では首こりや肩こりの原因について詳しく解説します。

その中でもストレートネックに的を絞り、改善策として試して欲しいストレッチについて見ていきましょう。

 

スマホを扱うときの理想的な姿勢についても紹介するので、首こりや肩こりの予防に役立ててください。

 

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首コリ・肩コリの原因

 

肩こりに悩んでいる人の中には首周辺の筋肉が強張る首こりにも苦しめられている人が多く見受けられます。

首と肩は隣接した部位です。そのため、どちらかが不調に陥ることでもう片方に悪影響を及ぼすことがあるのです。

 

肩こりや首こりの原因を考えるうえで覚えておきたいのが、人間の頭は平均で5kgの重量があることです。

首はこの重量を支え、安定させる役割を担っています。

肩は首の付け根にあたり、首の負担が増加することで肩にも負荷がかかってしまうのです。

 

姿勢の悪化をはじめとした身体の歪みによって、首にかかる負担が増加することがあります。すると首や肩の血行不良や筋肉の強張りといった症状が現れ、肩こりや首こりにまで発展するというわけです。

 

筋肉の血行不良や強張り以外にもストレスに起因する自律神経の乱れが肩こりや首こりの原因として挙げられます。

 

自律神経が乱れると肉体が緊張し、筋肉の中で血管が圧迫されることで血行が悪くなることが理由です。

スマホがストレートネックの原因に

 

現代人を悩ませる首こりや肩こりの原因としては近年のライフスタイルに根付いているものが挙げられます。

 

ここでキーワードになるのが「ストレートネック」です。人間の首は本来、緩やかなカーブを描いています。

カーブがクッションの機能を果たし、平均5kgの頭から受ける圧力を分散しているというわけです。

 

しかし最近はパソコンを使ったデスクワークやスマートフォンの長時間使用によって、首が真っすぐに近い状態になっている人が見受けられます。

 

これがストレートネックであり、首こりや肩こりの原因のひとつです。

ストレートネックになると頭を支える際の負担が増加し、首や肩の筋肉が通常よりも疲労しやすくなります。

 

疲労した筋肉の血行不良から首こりや肩こりに至る道筋の中でも、現代を生きる多くの人々を苦しめているのがスマホの使用によるストレートネックです。

首コリ解消ストレッチ

首こりと肩こりから生じる痛みや倦怠感を取り除くにはストレッチで血行を促進するのが効果的です。

ストレッチは筋肉を温めて血行を良くする効果が期待できます。

 

さらに、凝り固まった筋肉をほぐしてストレートネックや猫背といった悪い姿勢を直すことにも繋がるので積極的に取り組みましょう。

 

ここでは首コリ解消ストレッチを3つ紹介します。

 

  • 首コリストレッチ【基本】
  • 首コリストレッチ【応用】
  • 胸を開きながら首のストレッチ

 

首こりストレッチ【基本】

 

ストレートネックや猫背が染みついている人の身体は首周辺の筋肉が縮まっている傾向にあります。

この状態では正しい姿勢を維持することが難しく、姿勢改善による肩こりが効果を発揮しにくいのが現実です。

 

首周辺のストレッチに取り組み、凝り固まった筋肉をほぐしていきましょう。

 

やり方はまず、右肩を左手で押さえながら鎖骨に掌を添えます。このとき右腕は脇をしっかりと閉じてください。

 

鎖骨を押さえたまま顎を上げて首を後ろに倒します。そのまま首を右に倒し、顎を左上に向けてください。

5回ほど深呼吸しながら首の筋肉を伸ばした後は反対側も同様に取り組みましょう。

 

これに加えて鎖骨を押さえた状態で首を大きく回す、肩を押さえられている側の腕を伸ばして付け根から回転させるといった運動をすると首や肩の筋肉をほぐすことができます。

 

首こりストレッチ【応用】

 

首ストレッチの応用編として紹介するのは首の後ろに位置する僧帽筋や板状筋といった筋肉を伸ばす運動です。

これらの筋肉が凝り固まっていると肩の筋肉にまで血行不良や強張りが伝播し、肩こりを発症しやすくなります。

 

ストレッチの最初のステップは背筋を伸ばして椅子に座り、両手を後頭部で組むことです。

このとき、肩甲骨を寄せる形で脇を開きましょう。

後ろに組んだ頭に体重を預けるように、後頭部を両手に押し付けます。反対に両手は頭を押し返してください。

 

後頭部と両手が押し合いをしているとき首のくぼみに力が入っていることがストレッチが上手くいっている証拠です。押し合いの状態を約15秒キープしましょう。

 

胸を開きながら首のストレッチ

 

首や肩の筋肉の強張りを解すには胸を開くタイプの首ストレッチも効果的といえます。

 

こちらのストレッチは立ち上がった状態で、両手を背面で組んだ姿勢から始めます。

胸を張りつつ、両手を組んだ腕はしっかりと伸ばしてください。

 

そこから大胸筋を開くイメージで上体を前に突き出し、肩甲骨を引き離します。

やりにくい人は、背部で組んだ両手を身体から遠ざけてみてください。

背中と胸の筋肉が伸びていることを感じながら、頭を後ろに倒しましょう。

 

喉から首の付け根にかけての筋肉が伸びているのが確認できたら、そのまま5回深呼吸してください。

普段からスマホ使用時の姿勢に気をつけよう

スマホの長時間使用はストレートネックの一因です。首こりや肩こりを予防するには正しい姿勢でスマホを使用するように心がけましょう。

正しい姿勢のポイントは目線を上げた姿勢の維持です。

 

椅子に座った状態でスマホを使用する際にはスマートフォンを持っている腕の肘から手の甲のラインを一直線にしてください。

反対側の腕はスマホを持っている側の腕と身体の間に挟み込みましょう。

 

片方の腕でスマホ側の腕を支えることでスマホの位置が通常より高くなり、猫背やストレートネックが予防できるというわけです。

睡眠時の肩こり・首こりケア

睡眠時も首や肩の筋肉が強張り、血行が悪化する場面として数えられます。

 

寝て起きたときに首こりや肩こりを感じないためには理想の寝姿をキープする取り組みを実践しましょう。

 

理想の寝姿の実現には自分に合った枕が必須です。

仰向けになったとき、やや顎を引いた体勢になる枕を選択してください。

また、枕に頭を載せた際に首と敷布団の間に隙間ができないことも理想的な枕の条件です。

 

寝返りが打ちやすいように横幅が広い枕を選ぶことも睡眠時の首こりや肩こりケアといえます。

まとめ

首と肩こりに関する今回の記事の内容は以下の3点にまとめることができます。

 

  • 首は人間の頭を支えており、肩と緊密に連携した部位です。首の筋肉の強張りや血行不良が肩こりを引き起こすことがあります。

 

  • ストレートネックはスマホの長時間使用などに起因した現象です。首の骨の湾曲が減少し、頭を支える際の首への負担が増加します。最終的には肩こりにも繋がる点に注意しましょう。

 

  • 首こりや肩こりのケアとしてはストレッチやスマホを見るときの姿勢の改善、枕による正しい寝姿の確保が挙げられます。

 

 

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