肩こりに伴うゴリゴリの正体とは?|ゴリゴリの解消法や肩の深部へのアプローチ方法を紹介!

老廃物が体内に溜まった結果、筋線維が収縮したものが肩こりのゴリゴリの正体です。


肩こりのゴリゴリを放置していると筋肉が本来の働きをすることができなくなります。

ゴリゴリを取り除きたいのであれば、リンパの流れを意識したうえでケアに努めましょう。


こちらの記事では肩こりのゴリゴリを改善するのに効果的とされているマッサージやストレッチ、体操を紹介します。


入浴や水分補給でリンパの流れを促進する方法も解説するので、ゴリゴリを取り除きたい人は参考にしてください。

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監修者:

安田 智彦

理学療法士/スポーツシューフィッター


都内整形外科クリニックで理学療法士として従事。一般整形疾患からスポーツ選手のリハビリを担当。

理学療法士として働く傍ら全国クラブラグビー選手権優勝多数の名目「神奈川タマリバクラブ」のトレーナー、東京かけっこクラブコーチを努める。

肩こりのゴリゴリの正体は?


肩こりの解消のためにマッサージをしたときに感じることがあるゴリゴリとした物体の正体は、老廃物が原因で収縮した筋肉です。

老廃物そのものがゴリゴリの正体というわけではない点に注意してください。


老廃物はそれ自体が毒性を持つことはありません。ただし、老廃物の蓄積によって筋肉を構成する筋線維が収縮すると肉体のパフォーマンスが落ちてしまいます。

収縮する筋線維はアクチン繊維とミチオン繊維の2種類です。


収縮した筋線維は触れたときに痛みや違和感を覚えることがあります。この違和感がゴリゴリとした感触の源です。


ゴリゴリを解消するにはリンパの流れを改善するマッサージを施すのが効果的です。マッサージ以外にも、入浴や水分補給によって改善が期待できます。

肩こりのゴリゴリを解消する方法


肩こりに伴うゴリゴリの正体である筋線維の過度な収縮状態を解消する際のキーワードが「リンパの流れ」です。


リンパの流れが悪くなっていることが老廃物を蓄積させて、老廃物が筋線維を収縮させる原因になります。


セルフケアでリンパの流れを良くすることが可能なので、ゴリゴリが気になる人は挑戦してみましょう。



全身のリンパマッサージ

リンパの流れを促進するための方法として最初に紹介したいのがリンパマッサージです。


ゴリゴリの周辺にあるリンパを刺激するのが基本的なプロセスになります。


マッサージというと多少痛みを感じるくらいが丁度良いと考える人がいるとしたら、リンパマッサージについては誤りです。


リンパが流れているリンパ管は皮膚の比較的表層に近い位置に存在します。そのため、優しく撫でるように揉み込むことで充分に刺激可能です。


力を入れ過ぎるとリンパ管周辺の組織が傷つく恐れがあるため注意しましょう。

リンパ節と呼ばれる部位に向かって、肩周辺の皮膚を撫でてください。肩周辺のリンパ節としては、脇の下や鎖骨が挙げられます。


膝裏や鼠径部にもリンパ節はあるので、ゴリゴリが下半身にもある人はこれらのリンパ節に向かってマッサージを施し、ゴリゴリ解消に努めてください。



ストレッチ・体操

リンパの流れから肩こりのゴリゴリを解消するにはストレッチや体操でコリの原因の筋肉の過剰収縮を取り除くアプローチする方法もあります。

肩こりに的を絞るのであれば、肩周辺の筋肉を伸ばしてリンパを流していきましょう。


やり方としてはまず右手を肩の上から背中に回し、首の後ろ側を指で触ります。

左手は脇の下から背中に回して、首付近の右手に触れてください。

両手の指が触れた状態を10秒キープしましょう。

左右の手を入れ替えて取り組み、肩周辺の筋肉が温まるまで繰り返します。


全身のリンパの流れを良くしたいときは下半身のリンパを促進する体操に挑戦してみてください。


30秒ほどその場で足踏みしたら腰を下ろし、足首から先をプラプラと揺らします。

その後、足の指にギュッと力を入れてから脱力の運動を3回繰り返しましょう。


再度足首から先を揺らした後、足踏みを繰り返したら終了です。



入浴して身体を温める

入浴はリンパの流れを促進するためのに効果的な方法として知られています。


シャワーで済ませるのではなく、しっかり湯船に浸かるようにしてください。湯船に浸かると全身に水圧がかかり、リンパ管が刺激されます。


マッサージは自分の手が届くところしかできませんが、入浴であれば全身のリンパに満遍なく圧力を加えられるというわけです。

入浴のポイントとしては熱過ぎるお湯ではなく40度前後のぬるま湯に浸かりましょう。


ぬるま湯に15分ほど浸かる入浴方法の方が身体を芯から温められることができます。そうすると筋肉が緩み、肩こりのゴリゴリを取り除きやすくなるのです。


リンパマッサージをするタイミングがなかなかみつからないときは、筋肉がほぐれた入浴後に挑戦してみてください。



水分をしっかり補給する

肩こりのゴリゴリはそもそも、体内に蓄積した老廃物によって発生しています。

水分補給をこまめに行うと老廃物が体内に溜まりにくくなり、ゴリゴリを予防できる可能性が高まる点に注目です。

また、水分補給自体がリンパの流れを促進します。


リンパ管の中を通るリンパ液も血液と同じく、水分で構成された物質です。水分を補給することでリンパ液の素材が増えるわけですから、リンパの流れが促進されやすくなります。


暖房を利用する時期はただでさえ空気が乾燥しがちなので、リンパからゴリゴリを解消したい人は、こまめな水分補給を心掛けましょう。

入浴でリンパの流れを促進した後も水分補給を忘れてはいけません。


身体の内側からポカポカと温まると汗をかきます。汗として排出された水分をしっかり補給してください。

肩の深部のコリにアプローチ

肩こりのゴリゴリの正体である筋線維の収縮を取り除く方法としては肩の深部にアプローチするマッサージがあります。


肩こりがなかなか取れない場合、老廃物が深部に蓄積してゴリゴリを生み出している可能性があるため、深部に効くマッサージで対処しましょう。



肩甲骨も一緒に大きく回すマッサージ


最初に紹介するのは肩甲骨を刺激して筋線維の収縮を改善するマッサージです。


やり方としてはまず左腕を前から回して右肩を触ります。このとき、指先は特に肩こりが酷い箇所を触りましょう。

痛みがない範囲で肩甲骨も一緒に大きく動かすことがポイントです。


左手を添えたまま、今度は肩を大きく回します。

肩だけを回すのではなく、腕を軽く伸ばして遠心力を利用してください。


左手で押さえている箇所が適度に指圧されて、ポカポカと身体が温まってきたらマッサージが上手くいっている証拠といえます。


反対側も同様に取り組んでください。



首を上下に振るうなずきマッサージ


こちらのマッサージは耳の裏から鎖骨方向のラインにある胸鎖乳突筋を指で押さえて、首を上下に振るマッサージです。


胸鎖乳突筋は左右の耳の下にあるので、両方とも押さえましょう。


押さえるときに使うのは親指と小指以外の3本の指です。

特に、耳の裏側にある窪みをしっかりと押し込むようにしてください。

首を上下に振るときは背筋を伸ばすのがポイントです。5回前後頷きを繰り返しましょう。

まとめ

肩こりのゴリゴリの正体に関する今回の記事を以下の3点にまとめます。


  • 体内に蓄積した老廃物が原因で収縮した筋線維がゴリゴリの正体です。ゴリゴリを解消するにはリンパの流れを促すことが効果的とされています。


  • リンパの流れを促進するにはマッサージや体操、入浴、水分補給といった方法が効果的です。ひとつの対策だけを実践するのではなく、入浴後の水分補給といった形で複数の方法を組み合わせましょう。



  • 凝り固まった筋肉の深部にアプローチするマッサージもまた、肩こりのゴリゴリを改善する効果が期待できます。



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