テーピングの効果
テーピングにはは関節の可動域を制限したり、筋肉への衝撃を吸収する効果があります。
そのため、酷使してしまいやすい関節や筋肉を傷めてしまった際に使用されることが多いです。
スポーツ選手は体のさまざまな部分に負担がかかってしまい、怪我もしやすくなるため、テーピングは必需品となるアイテムでもあります。
四十肩の症状が出てしまう人は運動不足の人である可能性がありますが、テーピングの効果を得ることができ、四十肩の症状を悪化させてしまうことを防ぐことが期待できます。
こんな方におすすめ
テーピングを使用することで関節の動きに制限をかけたり、筋肉への負担を軽減できるため、関節や筋肉に負担がかかりやすいスポーツ選手におすすめのアイテムです。
スポーツ選手にとって怪我をしてしまうことや完治までの期間が長引いてしまうことは選手生命にも関わってくるため、テーピングを使用して早期に完治させるようにしたり、怪我をしないための予防方法として使用しましょう。
また、スポーツに関係なく関節や筋肉を傷めてしまった人にもおすすめです。
テーピングの巻き方
テーピングの効果を得るためには正しい巻き方をする必要があります。
そのため、まずはテーピングの巻き方を身につけるようにしましょう。
ここでは四十肩の症状を軽減できるテーピングの巻き方を紹介するため、四十肩の人は参考にしてください。
棘上筋テープ
- テーピングをY字にできるようにカットする
- 肩の角からスタートする
- 上のテーピングを首の後ろ付近まで貼る
- 下のテーピングを上のテーピングから指2本分下にずらして貼る
棘上筋テープのやり方は、2本のテーピングを使用してもできますが、太めのテーピングを少しだけ残して半分にカットしても貼ることができます。
まずは肩の角から指2本分下から貼っていき、首の後ろにある出っ張った骨から指4本分肩側の部分まで貼ります。
次に、下のテーピングは最終地点が最初に貼ったテーピングから指2本程度下に来るように貼りましょう。
烏口腕筋テープ
- 肩側の鎖骨からスタートする
- 痛みのあるラインに沿って貼っていく
烏口腕筋テープは四十肩や五十肩におすすめの巻き方であり、腕を後ろにすることで痛みが出てしまう人におすすめです。
やり方は、肩側の鎖骨の端からテーピングを貼っていき、腕を後ろにやった際に痛みが出てしまうライン上にテーピングを貼るようにするだけです。
そのため、実際に痛む部分を確認しながらテーピングを貼ることをおすすめします。
烏口腕筋テープでは腕の可動域を広げる働きがあるため、不自由さを解消する効果もあります。
サポーターもおすすめ!
四十肩にテーピングをすることでさまざまな効果を得ることができるますが、サポーターを使用することでも効果を得ることができます。
ここではサポーターを使用することで得られる効果について紹介します。
四十肩にサポーターを使用したいと考えている人は参考にしてください。
サポーターの効果
サポーターで得られる効果は患部を固定することと血行を促進させることです。
患部を固定することで肩を動かすことで発生する痛みを軽減することができ、痛みから解放されたり、症状が悪化してしまうことを防ぐことができます。
また、保温性があるサポーターであれば患部を温めることができ、血流促進の効果も得ることも可能です。
テーピングと比べると蒸れやすいデメリットがありますが、装着しやすいメリットがあり、テーピングのように特殊な巻き方をする必要がありません。
こんな方におすすめ!
サポーターは上記でも紹介したように装着が簡単であるため、気軽に装着して四十肩の症状を軽減したい人におすすめです。
また、幅広い範囲を覆うことができ、患部をあたため、血流をよくする効果も期待できます。
そのため、冷え性で四十肩に悩まされている人にもおすすめであり、サポーター一つで二つの悩みを改善することが可能です。
また、テーピングは基本使い捨てであるため、コストがかかってしまいますが、サポーターは長年使用することができ、コスト面でも優れています。
まとめ
四十肩は肩に痛みが出る症状であり、私生活にも影響が出てしまうことも少なくありません。
四十肩はストレッチなどをすることで症状を改善することができますが、テーピングを使用することでも症状を改善することができます。
テーピングはさまざまな形状で販売されており、使用する部分のテーピングを購入しなければなりません。
四十肩に適したテーピングを購入して四十肩による痛みから解放され、快適に生活を送れるようになりましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
- 四十肩の症状と原因
- テーピングで得られる効果
- 四十肩におすすめの巻き方