慢性的な四十肩は、多くの人を悩ませている現代病だといっても、大げさではありません。
多くの人が、四十肩を発症する背景には、パソコンやスマートフォンが、急速に普及したことが挙げられます。
また、デスクワークで1日中パソコンに向かっている人の増加も、背骨が曲がった悪い姿勢をしている人が急激に増加させ、慢性的な四十肩を抱える人が増えた理由だと考えられます。
この記事では、四十肩の改善と予防のためのストレッチなどについて、くわしく解説していきます。
目次
四十肩とは、四十代で発症する肩の痛みのことです。
医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節の周囲の筋肉などが炎症を起こしてしまう症状です。
ここでは、四十肩のストレッチを行うことで得有られる2種類の効果について、くわしく解説していきます。
四十肩を改善させるためには、肩のコンディションに合ったケアを行うことが重要です。
最適なケアを行うと、回復促進効果が期待できます。
そこで、おすすめしたいのがストレッチです。
ストレッチを行うことで、固くなってしまった関節をゆっくりと伸ばし、肩の動きを改善させることにつながります。
例えば、腕を伸ばしたときにだけ痛みが出るなどのような状態に症状が落ち着いてきたら、ストレッチを始めてみるのが良いでしょう。
痛みが治まってきたら、固まった関節を動かすためのリハビリをすることが大切です。
ストレッチは、四十肩に最適なリハビリとなります。
四十肩にならないためのポイントとしては、次の2種類です。
普段の生活の中では、肩甲骨の動きについて意識をしている人はほとんどいないでしょう。
このように、自分でも気づかないうちに、肩甲骨や肩回りに負担をかけてしまっているのです。
そのため、日常的に正しい姿勢と、肩甲骨を動かすことを意識することが大切です。
そのために有効なのがストレッチなのです。
ストレッチを行い、関節の柔軟性をキープすることで、四十肩の予防効果につながります。
四十肩の原因で多いのが、姿勢の悪さから肩甲骨や肩に負担をかけているいることです。
背筋をまっすぐに支えることができていないと、肩回りにかかる負担が増加し、痛みを引き起すことにつながります。
ここでは、四十肩の改善効果が期待できる、自宅などで簡単に取り入れられる3種類のおすすめのストレッチについて、解説していきます。
首から肩をほぐすストレッチを行うことで、固くなった肩甲骨の動きの改善につながります。
肩甲骨は、僧帽筋という筋肉など、15個の筋肉によって支えられています。
そのため普段から、肩甲骨には負担がかかっているのです。
肩甲骨をストレッチで動かすことで首、肩、背中の筋肉をほぐして血行促進につながります。
首から肩をほぐすストレッチのやり方は、次の通りです。
胸郭を開くストレッチを行うことで、固くなっている大胸筋や肋間筋(ろっかんきん)を伸ばすことができます。
そうすることで、緊張がほぐれ、胸を開いて前かがみになりがちな姿勢の改善につながります。
このストレッチのポイントは、背中を反らせることと、お尻を突き出すような動きをすることです。
この動きによって、肋間筋もストレッチされて浅い呼吸の改善のメリットもあります。
胸郭を開くストレッチのやり方は、次の通りです。
肩甲骨を回すストレッチは、腕を組むことによって、肩甲骨のみで肩を回すことができますので、肩への負担が少なくなるメリットがあります。
肩甲骨だけでなく、肩の柔軟性も高めたい場合は、腕を組まずに肩を回していきましょう。
肩甲骨を回すストレッチのやり方は、次の通りです。
ストレッチを始める際には、注意点があります。
四十肩は、リハビリとしてストレッチを開始して良い時期と、無理に動かしてはいけない時期が存在します。
そのため、リハビリを開始する時期を間違えてしまうと完治までの期間が長くなってしまいます。
リハビリを開始する時期の目安としては、四十肩を発症してから続く、強い痛みがある急性期が終わった時期です。
簡単に説明すると、痛みが弱まり、楽になってきた時期です。
その時期から、ストレッチを始めていくと四十肩の改善に効果的です。
この記事では、四十肩の改善と予防のためのストレッチについて解説してきました。
四十肩の改善予防には、ストレッチは効果的な方法のひとつです。
四十肩の改善予防のためのストッレチについては、下記の3つのポイントにまとめることができます。
大切なポイントなので、最後におさらいをしておきましょう。
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