四十肩の症状を進行期別に解説！原因についても紹介

四十肩とは

 

 

四十肩とは、肩に異常が発生することであり、主に加齢によって発症することが多いです。

 

男女問わず発生する可能性があるため、40代に近づいてきたら、肩回りのストレッチを行うようにしましょう。

 

また、四十肩以外に五十肩という肩の症状もありますが、名称が異なるだけで原因や症状は全く同じです。

 

しかし、肩こりとは原因が異なるため、治療する方法も異なり、適切な治療を受けなければなりません。

 

四十肩は筋肉が炎症している症状であり、肩こりは筋肉疲労が関係しています。

 

四十肩の原因

 

 

四十肩の原因は加齢による血流の低下が関係しています。

 

血液の流れが悪くなることで肩周辺の筋肉が炎症を起こしてしまい、炎症がひどくなってしまうと肩の可動域を制限してしまいます。

 

四十肩の原因は血流の悪さであるため、血流をよくすることで予防することができたり、症状を改善することもできます。

 

普段から肩をよく動かす動作をしていれば四十肩になるリスクは低いですが、腕を頭上にまで上げる動作はほとんどの人が行わないため、予防方法をしないと高い確率で四十肩の症状があらわれてしまいます。

 

四十肩の症状

 

 

四十肩になってしまうとさまざまな症状があらわれてしまい、ストレスを感じやすくなります。

 

ここでは四十肩の症状について詳しく紹介します。

 

四十肩になるとどのような症状があらわれるのかを知りたい人は参考にしてください。

 

四十肩の症状を知っておくことで症状が出た際に四十肩であることを早期に疑うことができます。

 

急性期

 

急性期の四十肩の症状はさまざまな段階に分けることができ、進行するほど症状が悪化してしまいます。

 

初期は肩に鈍痛を感じるようになり、次第に肩が重く感覚も鈍くなってしまいます。

 

痛みも徐々に強くなっていき、鈍痛からズキズキした痛みになり、肩を動かすたびに痛みが出てしまいます。

 

さらに悪化してしまうと安静にしていても肩の痛みが消えることがなく、睡眠中にも痛みがあるため、快適に睡眠をとることも困難になってしまいます。

 

慢性期

 

慢性期とは上記で紹介した急性期が長く続いてしまった状態です。

 

睡眠時や安静時の痛みは急性期と比べると和らぐ特徴があるため、人によっては四十肩が改善されていると感じてしまうことが多いです。

 

しかし、慢性期は痛みは軽減されるものの、症状が改善されているわけではありません。

 

急性期では激しい痛みとが常に感じてしまうため、自然と肩を動かさなくなってしまいます。

 

その結果、慢性期では肩を動かすことができなくなってしまうのです。

 

回復期

 

回復期とは、名称にあるように四十肩の症状が徐々に改善されている時期のことです。

 

四十肩による肩の可動域も次第に広がっていき、最終的にはほぼ依然と同じように肩を動かすことができます。

 

痛みも次第に解消されていき、痛みと肩の可動域の違和感がなくなれば完治したことになります。

 

慢性期の後に自然と回復期が来ると考えている人もいますが、四十肩の原因でもある血流を促進させるなどの治療を受けなければ回復期に移行することがなく、慢性期で苦しんでしまいます。

 

四十肩の感覚

 

 

四十肩になったことがない人はどのような感覚になるのか想像しにくいのではないでしょうか。

 

ここでは四十肩の感覚でもある痛む場所や痛みが出る行動について紹介しています。

 

四十肩の症状をより詳しく知りたい人は参考にしてください。

 

どのようなことをすると痛むのか

 

四十肩の痛みは基本的に肩を動かした際に生じます。

 

肩は腕を動かすことで自然と動いてしまう関節であるため、意識して肩を動かさないことは困難であり、場合によっては私生活に影響が出てしまうこともあります。

 

人の心理で痛みが出る行動は自然と拒否してしまう働きがあり、肩を動かすことで痛みが出るのであれば肩を動かさないようにしてしまいます。

 

肩を動かすことが減ってしまうとより血流が滞ってしまい、さらに症状を悪化させてしまう原因になってしまいます。

 

また、症状が進行してしまうと肩を動かさなくても痛みが生じてしまうため、常に痛みとともに生活しなければならず、集中することが困難になったり、快適に睡眠をとることも難しくなります。

 

痛む箇所

 

四十肩の痛みは肩回りに出てしまうことが多いです。

 

肩回りに痛みが出る理由は肩の筋肉が炎症してしまっていることが関係しています。

 

四十肩の痛みは症状が進行することで肩だけではなく、首周りにまで広がってしまうこともあります。

 

首が凝ってしまうと頭痛の原因にもなるため、肩や首、頭などに痛みが派生してしまいやすいです。

 

首が凝ってしまう理由は血流が悪くなることも関係していますが、肩の痛みをカバーしたり、故意に動かさないようにすることで首の緊張が継続されてしまうことも関係しています。

 

痺れが起きる場合も？

 

四十肩の症状が主に、痛みとともに肩が動かしにくくなることですが、場合によっては痺れの症状が出てしまうこともあります。

 

痺れてしまう範囲は肩から腕にあらわれることが多く、握力が失われてしまうこともあります。

 

痺れはあくまでも一時的に表れる症状であるため、長時間痺れが続くことがありません。

 

しかし、長時間痺れが出てしまうことはそれだけ四十肩の症状が進行している理由でもあるため、早めに病院で診察してもらいましょう。

 

また、痺れはほかの病気の兆候でもあるため、注意することも大切です。

 

セルフチェック

 

 

四十肩のチェックを行うことで自身が四十肩になっているのかや予備軍であることを知ることができます。

 

さまざまな方法で四十肩のチェックを行うことができますが、常に痛みが出ていたり、肩を押えることで痛みが出るなど、肩回りに痛みが出るのであれば四十肩の疑いが強くなり、40代であればより可能性が高くなります。

 

さらに腕を上下左右に動かすことができにくく感じるのであれば四十肩である疑いがより一層高まります。

 

また、普段運動をしない人や朝方にかけて肩が痛むことも四十肩の可能性があります。

 

まとめ

 

四十肩は肩に違和感が生じる症状であり、血流が悪くなることで発症してしまいます。

 

血流が悪くなることは加齢が原因で誰もがなる状況であるため、40代になると四十肩になるリスクが高まります。

 

四十肩になってしまうと私生活にも影響が出てしまうため、ストレッチなどで血流を促進させ、四十肩にならないように予防するように心がけましょう。

 

年齢を重ねることで四十肩のリスクも高くなることを理解し、事前に予防することが大切です。

 

最後に記事の内容をおさらい！

 

• 四十肩の原因

 

• 四十肩の症状を段階別に解説

 

• 四十肩のチェック方法