野球肩には、いくつものが種類が存在します。
野球肩の原因で最も多いとされるのがインピンジメント症候群で、野球の投球動作のほかにも、ラケット競技などの腕を上に振り上げる動作が多い競技でも発症します。
そのほかにも、腱板損傷やリトルリーグショルダーと呼ばれる上腕骨骨端線離開、ルーズショルダーと呼ばれる動揺肩、動揺性肩関節症、肩甲上神経損傷といったものがあります。
上記で挙げた肩の障害を克服するにはリハビリがとても重要です。
この記事では、野球肩のリハビリについてくわしく解説していきます。
野球肩とは、野球で行われる、ボールを投げるときの大きく腕を振る動作を繰り返し行うことで、発症する肩の痛みのことをいいます。
簡潔に言ってしまえば、ボールを投げる動作によって発症した肩痛や肩関節障害の総称です。
発症する痛みは、関節包(かんせつほう)や肩の関節に付着している腱や筋、骨などの損傷よるものです。
損傷した肩の部位によって、肩の前側に痛みが出たり、後ろ側に痛みが出たりします。
また、場合によっては、上腕に痛みが出ることもあります。
野球肩を克服するためには、リハビリは重要なポイントです。
野球肩の治療方法としては、保存療法がおもであり、まれに手術を要する場合がありますが、どちらの治療方法を行ったとしてもリハビリは必須です。
損傷してしまった部位の修復手術の後に行うリハビリはもちろんのこと、保存療法を選択した場合でもリハビリの重要性は高いのです。
リハビリの中で、投球フォームを確認しておかなければ痛みの再発につながってしまうこともあります。
野球肩のリハビリの流れとしては、ヒアリング、肩・ヒジ・その他の体の部位のチェック、投球フォームのチェック、トレーニングというものが一般的です。
まずはじめに、痛みを抱える部位と痛みが出る動作を明確にしてから、投球フォームに問題がないか確認していきます。
投球フォームに問題がある場合、せっかく治療しトレーニングを行って競技復帰しても、痛みを再発する可能性が高くなってしまいます。
ですので、野球肩のリハビリとしては、肩のトレーニングだけを実施しても完全な克服とはならないのです。
野球肩の治療方法としては、保存療法がおもだということは前述しました。
このような場合は、数週間から数カ月間程度の期間、投球を中止します。
投球の中止中の期間が投球フォームのチェックや体のコンディションを整えるリハビリ期間となります。
野球肩の復帰基準としては、ボールを投げる動作を行ったときに肩に痛みや違和感を感じることがなくなったときが復帰の目安といえます。
痛みの発症前のように、思い切ってボールを投げれるようなれば競技復帰しても問題はありません。
この記事では、野球肩の概要と痛みの原因、またリハビリ期間などについて解説してきました。
野球肩のリハビリについては、下記の3つのポイントにまとめることができます。
大切なポイントなので、最後におさらいをしておきましょう。
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