捻挫は、スポーツを行っている方ならば、起こりうる有名な怪我の1つです。
また、交通事故でも引き起こされる可能性があります。
捻挫をしてしまうと、癖になりやすい。または、後遺症が残ってしまうという話を聞いたことがある方も多いはず…。
捻挫を治した後も、痛みが残ってしまうことは避けたいですよね。
今回は、なぜ後遺症になってしまうのか。捻挫の後に残ってしまった痛みは後遺症に当てはまるのかを解説していきます。
後遺症を残さないための対処法もご紹介していくので参考にしてみてください。
捻挫の痛みが残ってしまうのは、後遺症に当てはまるのでしょうか?
痛みのチェックをして、痛みの原因を理解してみましょう。
痛みが残れば残るほど、前の状態と同じように運動することが難しくなります。
痛みの原因を理解して、痛みを軽減できるのであれば実践してみましょう。
後遺症の痛みとして、足の関節が屈折する動きを行うと痛みを少し伴うことが特徴です。
痛みを感じる部分は、くるぶしの外側です。まれにかかとや甲、ふくらはぎが痛む方もいます。
運動した後には関節部分の前付近が腫れてしまう方もいます。
何年経過しても足の違和感や痛みを感じる場合は、後遺症になってるいる可能性が高いです。
全体の20%から40%は、後遺症になっているという統計もでています。
下記でご紹介するチェック項目に当てはまる方は、病院で正しく診察してもらい症状を緩和・完治に向けて治療していきましょう。
痛みの原因は、足の関節が正常な形に戻っていないため。
捻挫は、異常な力(捻りや強い衝撃)が加わったことで、足の関節を繋ぎ止めている靭帯が損傷することで引き起こされます。
そのままの状態で、正確な診断がされなかった場合や、正しい治療を行えなかった場合は、後遺症が残ってしまうかもしれません。
正しい位置にないことで、足に負担がかかった時や力をいれた時に痛みを生じます。
特に捻挫が重症だった場合、関節の表面にある軟骨が損傷しているケースも存在します。
手術が必要な場合もあるので、痛みが強い時は病院で詳しく検査しましょう。
下記のチェックに該当する場合には、捻挫の後遺症が起こっている可能性が高いです。
医療機関を受診したり、対処法を実践して治しましょう。
後遺症の治し方をご紹介していきます。
なぜ、後遺症になってしまう方が存在するのか。
治療法と共に、後遺症を残さないための意識の大切さを自覚しましょう。
足の捻挫を軽視していると、満足いくプレーができなかったり、将来に大きな問題を起こすかもしれません。
捻挫を起こした瞬間から注意しましょう。
後遺症を起こしてしまう方の多くは、「正しく捻挫と診断されなかった方」「早期の治療を行えなかった方」「患者自身が治療を拒んだ方」が当てはまるとされています。
最初は、捻挫自体の炎症の痛みがあり、炎症の痛みが引いた時点で治ったと勘違いしている方が、後遺症の症状がでやすいです。
長期間痛みがなかったのに同じ部分が痛む場合も、関節の動きが不安定になっていたり軟骨を損傷していたりする可能性があります。
捻挫の種類でも「脛椎捻挫」という捻挫があります。
交通事故で多く首や背中などの上半身が痛む怪我です。
この捻挫の場合は、時間がたってから痛みを感じることが多いので、注意しましょう。
後遺症を起こさないための治療法は大きく分けて2つあります。
まずは、初期治療を怠らないこと。初期の治療は炎症を早く治すだけでなく、根治するために大切です。
自分で完璧に行うことは難しく、後遺症に繋がる可能性もあるので、できれば医療機関で正しい治療を受けることをおすすめします。
自分で行える後遺症対策としては、「リハビリ」が挙げられます。
リハビリは、捻挫で動かしにくくなっている箇所を動かして、回復を促す方法です。
足の筋肉強化のためにも必要です。
後遺症を避けるための初期治療法を解説していきます。
自分自身で意識して行える部分は、捻挫をした瞬間に行いましょう。
自分で動くことが痛みで辛い場合は、周りにいる方に声をかけて、できるだけ早めに治療を施せるようにしましょう。
「RICE処置」とは、安静・冷却・圧迫・挙上の4つの処置を行う方法です。
病院に向かう前にも、自分で行ってほしい処置です。細かく特徴を解説していきます
捻挫を起こしてしまった部分は、動かさないようにしましょう。安静かつ固定できるのであれば固定しましょう。
捻挫後、すぐに腫れが起こります。腫れを軽減させるために保冷剤や氷嚢でアイシングしましょう。
アイシング同様に、腫れを防ぐための処置です。包帯で適度な力で圧迫することで効果的に圧迫できます。強すぎると血流が滞ってしまうため、注意が必要です。
足を捻挫した場合は、足を高い位置に置きましょう。血流が集中しないため、腫れを軽減させます。
アイシングは、患部を冷やすことで腫れを軽減したり、炎症を少しでも抑えて回復をしやすい環境を作るために必要です。
アイシングをするときは《冷却温度》《冷却時間》《間隔》に注意しましょう。
基本的には、氷嚢か保冷剤が効果的に冷やすことができます。しかし、氷点下の温度の場合は凍傷を起こしてしまう可能性があるので、表面温度に注意しましょう。
アイシングする時間は15分~20分が適切とされています。目安としては、痛みや疼く間隔がなくなったら、アイシング終了の目安です。
15分~20分を1セットとして、最低でも24時間。できれば72時間続けましょう。間隔は、1~2時間程度が適切です。
患部は固定することで、損傷部位が治っていきます。
アイシングにも、固定をしながら行うことで効果的とされていますが、強く固定しすぎることも適切ではないので注意しましょう。
包帯、布、テーピングで固定します。
固定することで、安静にさせることにも繋がり、余計に靭帯が延びてしまったり損傷してしまうことを防ぎます。
動かせないことで痛みが緩和されるので、アイシングをしながら固定しましょう。
固定方法は、多くの方法がありますが、足首を上下から固定できる方法がおすすめです。
後遺症予防や後遺症を改善するために必要なリハビリを解説していきます。
骨折でもリハビリは重要です。
骨に損傷がない捻挫も、同じようにリハビリが重要です。
リハビリの重要性を確かめて、自宅でもできる簡単なリハビリから始めてみましょう。
リハビリは、捻挫を起こしてしまい固くなってしまっている関節や靭帯、筋肉を動かすことが目的です。
リハビリを行うことで、患部が柔らかくなり、回復が促されます。
捻挫を起こすと、幹部周辺は固まってしまい、リハビリを行わないことで怪我をしやすい状況や、後遺症を引き起こす環境を作ってしまいます。
自宅でできる簡単な下記のリハビリもあるので、毎日の習慣にして続けてみましょう。
リハビリのポイントは、「無理をしないこと」。
痛みを強く感じてしまう場合は、まだリハビリの強度に耐えられない可能性もあるので、経過を見ながら無理せず行いましょう。
リハビリは、怪我の程度によって期間が変わりますが、長い場合で3ヶ月かかる場合があります。
できれば、リハビリは毎日続けましょう。
コツは、どのリハビリでも足首を捻らないこと。足首の柔軟性を高めることを意識してリハビリを頑張りましょう。
足首は、スポーツを行っている方には絶対に後遺症は残したくない部分です。
正しい治療法となるべく早く処置することを意識して、自分自身もですが周りで捻挫をしてしまった可能性がある場合は、実践しましょう。
すでに後遺症を感じている方は、まずは自宅でできるリハビリ方法を無理せずに実践して、足首の柔軟性や筋力アップに努力しましょう。
医療機関を受診してみることも1つの方法です。
捻挫したばかりの方も、焦らずに治療に向き合いましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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