捻挫と呼ばれる症状は足首や指だけではなく、首においても発生することがあります。
頸椎捻挫とも呼ばれる首の捻挫では痛みや炎症以外にもめまいなどの症状が起きるケースもある点が特徴です。
激しい衝撃を受けた後、首元に違和感や痛みがある人は首の捻挫の可能性が疑いましょう。
こちらの記事で紹介するのは、首の捻挫に伴う症状や詳しい原因です。
完治するまでにどのようなプロセスで治療が行われるのかといった点や、完治までの期間についても紹介していきます。
捻挫といえば足首や指の負傷をイメージしがちですが、実は首が捻挫することもあります。
そもそも捻挫とは、骨や筋肉、腱といった部位の負傷を総称した症状です。
首付近にも筋肉や骨が存在することから、捻挫を発症する可能性があります。
首の捻挫の正式名称は頸椎捻挫です。
いわゆる「むち打ち」と呼ばれる症状の一種であり、痛みやめまい、頭痛、首の運動制限といった症状が見られます。
捻挫は比較的軽度な損傷なので、首を固定する器具などを使用することなく完治することもあるのが特徴です。
首が捻挫するシチュエーションとして挙げられるのが交通事故です。
車に乗っているとき、後方から衝突されるといった形で大きな衝撃を受けると、首周辺を緊張させて甚大な被害を防ごうとします。
筋肉の緊張によって首の骨が折れるといった重大な症状は免れる一方、周辺の筋肉や骨が損傷してしまうことで頸椎捻挫が生じるというわけです。
同じように強い衝撃を受ける場面としては、スポーツ中の激しい接触などがあります。
自転車に乗っているときに急ブレーキをかけるといった、事故に至らないシチュエーションも頸椎捻挫が発生する一因です。
首の捻挫は骨折や脱臼に比べれば軽傷ですが、早めに処置をした方が回復するまでの期間が短くなります。
また、放置していると痛みが強くなる可能性もあるため、治療方法を学んでおきましょう。
主な処置方法や医療機関を受診すべき状況を紹介します。
首の捻挫の治療は、基本的に他の部位で生じた捻挫と同じプロセスを踏みます。
捻挫した部位は炎症を起こしていることが多いため、冷却によって炎症を取り除き、痛みを緩和するのが最初のステップです。
激しい痛みが生じている場合は、痛み止めが処方されることもあります。
首を動かすのが辛い、首が動くと痛みが酷くなるといったケースで用いられるのが首に巻き付けて使うタイプのコルセットです。
炎症が治まった後は、加温による血行促進やリハビリに移行します。
頸椎捻挫は頭痛やめまいを伴うこともある症状です。
日常生活が困難なほどの痛みや違和感があるときは、医療機関で治療を受けましょう。
医療機関を訪ねるまでは、首を不必要に動かさないことが重要です。
首を動かすことによって炎症が悪化することもありますし、頭痛やめまいが酷くなるケースも考えられます。
また、首の捻挫ではX戦検査などで脱臼や骨折の有無を調べるのが基本的な治療のプロセスです。
そのため、検査施設が充実している整形外科を訪ねるようにしてください。
頸椎捻挫に分類される症状の場合、受傷から数日で症状が改善するケースも見受けられます。
ただし、これは比較的軽傷な例であり、コルセットなどを用いた治療が必要な頸椎捻挫の場合は3カ月程度完治まで必要になることもある点に注意しましょう。
完治するまでは激しい運動を避けるなど、首に負担をかけない生活を心掛けてください。
首の捻挫に関する今回の記事を以下の3点にまとめました。
重要なポイントを最後に振り返っておきましょう。
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