捻挫はスポーツなどを行っている人はもちろんですが、スポーツと関りがない人でも捻挫してしまうリスクがあります。
この記事では、捻挫が完治するまでの期間の説明や正しい応急措置方法を紹介しています。
また、捻挫の完治を早める食事内容なども紹介しているため、捻挫をしてしまうことが多い人は参考にしてください。
目次
捻挫の完治までの期間は捻挫の重症度によって変わってきます。
捻挫の重症度は軽度・中度・重度に分けることができ、軽度は靭帯が軽く伸びた状態で部分的な痛みや腫れが出ます。
中度の場合は靭帯が部分的に切断され、広範囲に痛みや腫れの症状があり、重度であれば完全に靭帯が切れ強い痛みが生じます。
軽度の場合は1週間~10日、中度であれば2週間程度、重度であれば3週間完治まで時間がかかると言われています。
捻挫を知っているもののどのようなことが原因で起きているのかわからない人も多くいるのではないでしょうか。
捻挫とは関節に強い力が加わったことで筋が痛めてしまったり、切断されている状態であり、関節を動かすと激しい痛みが伴います。
捻挫は手首や足首に起きやすい症状ではありますが、関節であれば起きる可能性があるため、強い衝撃が加わりやすいスポーツを行っている場合は予防策などをしっかり行って未然に捻挫しないようにしておくことが大切です。
捻挫してしまったら正しい処置方法を行う必要があります。
処置方法が非常に重要であり、捻挫が悪化してしまうことを防いだり、完治するまでの期間を短縮することもできます。
ここでは捻挫に対する処置方法を紹介します。
捻挫してしまった際はまずRICE処置を行う必要があります。
RICE処置は怪我をしてしまってから病院に搬送や診察してもらうまでに行う処置方法であり、症状に応じて処置方法も変わってきます。
RICE処置はあらゆる症状に対しても行うことが可能であり、捻挫の場合は安静にすることから始まります。
安静にすることで捻挫部分がより悪化してしまうことを防ぐことができます。
軽度の捻挫であれば病院で診断することは少ないですが、捻挫ではなく骨折してしまっている可能性もあるため、捻挫か骨折かどちらなのかを確認しておきましょう。
初心者では判断することが難しいため、安静にできる場所に患者を移動させ、冷却や固定などの処置を行う必要があります。
捻挫してしまったら、即座に患部を冷却するようにしましょう。
冷却方法はさまざまありますが、冷却スプレーよりも保冷材やアイスノンのように長時間冷却することができる方法がおすすめです。
冷やし方はいたって簡単であり、患部に保冷材などを当てて患部を冷やすだけです。
患部を冷却することで痛みを軽減できるだけではなく、炎症を抑える効果もあり、しっかり冷やすようにしましょう。
アイシングする場合は捻挫の重症度によってことなり、中度や重度の場合はできる限り一日中冷やしておくことをおすすめします。
20分間冷やして10分休憩し、再び20分冷却するサイクルを繰り返すことがおすすめです。
湿布を使用することでも捻挫の症状を抑えることができますが、中度以上の場合は湿布だけで完治させることは難しいです。
捻挫は関節の靭帯が傷ついている症状であるため、関節を動かすごとに激しい痛みが伴います。
また、関節を動かすことで完治するまでの時間が長引いてしまう原因にもなります。
そのため、捻挫してしまったら患部を固定するようにしましょう。
固定するためにはテーピングを使用することが最も主流であり、さまざまな部分にでも使用できるメリットがあります。
テーピングで患部を巻くことで関節を固定することができ、痛みが出てしまうことを防ぐことも可能です。
捻挫を完治させる方法はさまざまなありますが、本当に効果があるのか疑問に感じてしまう場合もあります。
ここでは、捻挫を完治させる方法で疑問に感じてしまうことや実際にどのような効果が期待できるのかを紹介します。
食事内容によって捻挫の完治までの期間を縮めることが可能ですが、正しい食事内容にしなければなりません。
バランスの取れた食事を摂取することはもちろんですが、たんぱく質やビタミンC、コラーゲンを摂取することで捻挫の回復スピードを速めることができます。
捻挫は靭帯の損傷でも起こるため、靭帯を形成しているたんぱく質やビタミンCを取ることで完治しやすくなります。
しかし、捻挫している場合は運動量も少なくなってしまうため、たんぱく質を過剰に摂取してカロリーオーバーになると肥満体質になってしまうため、摂取する量には気を付けましょう。
捻挫はマッサージすることで回復を早めることができる研究結果が出されています。
そのため、過度に安静するよりも適度に体を動かしたほうがよいとされています。
そのため、マッサージをすることで完治までの期間を短くすることも期待できます。
マッサージ方法は捻挫した周辺を軽くもむ程度で問題なく、痛みが出るのであれば控えるようにしましょう。
しかし、捻挫してから3日程度は安静にする必要があるため、マッサージをしないようにしてください。
テーピングすることで捻挫した患部を固定することができ、捻挫の悪化を防ぐことができます。
固定する方法でメジャーであり、さまざまな部分の捻挫に対しても使用できるため、おすすめのアイテムです。
捻挫した部分を多少動かすだけでも痛みが生じ、靭帯がさらに傷ついてしまう原因になります。
そのため、テーピングで捻挫部分を固定することで完治までの期間を短縮することができます。
しかし、正しいテーピングの巻き方を把握する必要があります。
人体には無数のツボが存在しており、指圧することでさまざまな効果を得ることができます。
血流を促進させたり、痛みを軽減できるツボもあるため、捻挫の症状に対してある程度の効果を得ることが可能です。
しかし、完治するまでの期間を短縮するまでの効果は期待できないため、捻挫の完治期間を短くする方法としては効率的ではありません。
また、正しいツボの位置を把握する必要もあるため、他の方法で治療したほうが効果を得やすいです。
捻挫はさまざまなスポーツや私生活でも起きてしまう症状です。
激しい痛みが伴うとともに、完治するまでに時間がかかってしまう特徴があります。
捻挫をしてしまうと私生活にも影響が出てしまうため、完治するまでの期間をできるだけ短くすることが大切です。
捻挫が完治するまでの期間は症状によって変わってきますが、正しい処置方法を行うことでも短縮することができます。
捻挫の正しい対処方法を行い、完治までの期間を短くしましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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