「骨盤のゆがみ」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、骨盤がゆがんでしまうと、肩こりや冷え、むくみなど身体にさまざまな悪影響が生じます。
その骨盤のゆがみは、日常で何気なく行っている座り方に原因があることをご存知でしょうか?
この記事では、骨盤のゆがみという観点から座り方についての解説をしています。
まず、あぐらをかくことの危険性を解説し、次に床に座るのか、椅子に座るのか、というシーン別に正しい座り方について解説します。
最後に、正しい座り方をサポートしてくれる骨盤クッションの紹介していきます。
家でのリラックスタイムや飲食店で座敷に案内された際など、日常生活の中で、ふとしたときにあぐらをかいている人は数多くいると思います。
しかし、あぐらで座ることは、骨盤をゆがませる原因になるのです。
一言に骨盤がゆがむといっても、前傾・後傾・開き・左右への傾きなど、さまざまな種類があります。
あぐらをかくと、必然的に太ももが大きく開いた状態になりますが、それは骨盤が開いた状態なのです。
長年にわたって続けていると、骨盤の開きが癖になり、最終的には骨盤がゆがんでしまいます。
あぐらをかき続け、骨盤が開いてしまい、ゆがみにつながってしまわないためには、「骨盤を立てて」正しく座ることが重要です。
この章では、骨盤のゆがみを防止する、骨盤を立てた正しい座り方とNGな座り方について解説していきます。
骨盤のゆがみを招かないような、正しい座り方を習得するためには、まず骨盤の立て方を学ばなければなりません。
骨盤を立てるために重要なポイントは2つです。
「骨盤が左右水平であること」そして「骨盤が真っ直ぐ立っていること」です。
まず、骨盤を左右水平にするために、椅子に座った状態で、肩と膝が水平になるようにしましょう。
次に、骨盤を真っ直ぐ立てるために、腰骨の出っ張りと恥骨が一直線になり、横から見たときに前にも後ろにも傾いていない状態を作りましょう。
左右にも前後にも傾きがなければ、骨盤が立った状態が作れている証です。
ここでは、骨盤がゆがんでしまうNGな座り方は、どのような座り方なのかを見ていきましょう。
骨盤が立っている座り方が良い座り方なので、悪い座り方はその逆で「骨盤が倒れている座り方」です。
例えば、脚を組んであぐらをかくと、どうしても骨盤が後ろに傾き、猫背になりがちになります。
そもそもあぐらは、骨盤を立てづらく、良い姿勢をとりづらい座り方なのです。
他にも、たとえあぐらをかいていなくても、骨盤が前に倒れ反り腰気味になっていたり、骨盤が後ろに倒れ猫背になっていても、骨盤をゆがませる危険性が高いNGな座り方です。
ここでは「椅子に座る場合」と「床に座る場合」に分けた上で、それぞれの正しい座り方について詳しく解説していきます。
どのような座り方が骨盤を歪ませないのか、そして気をつけるべきポイントはどこなのかについて紹介していきます。
ここでは椅子に座る際のポイントやコツについて解説していきます。
まず、椅子に座る際の正しい座り方について解説をしていきましょう。
椅子に座る際のポイントは、3つあります。
「深く座る」「坐骨を均等に椅子に当てる」そして「肩と膝を水平にする」の3つです。
最初に、浅く腰掛けるよりも、深く腰掛けたほうが骨盤は立ちやすいので、意識的に椅子には深く座るようにしましょう。
次に、椅子に座った状態でお尻を前後左右に動かすと、最も座面にあたる部分である坐骨が、均等に座面に当たっていることを意識しましょう。
そして、肩と膝の水平を意識すると、骨盤が水平かつ真っ直ぐ立っている状態を作りやすくなります。
次は、椅子に座る際の注意点について見ていきましょう。
とにかく正しい座り方のポイントは、「骨盤を立てる」ことです。
そのため、骨盤が倒れている座り方には注意が必要です。
椅子に座る際に、骨盤が倒れることは浅く腰掛けたときに起きやすい傾向があります。
例えば、浅く座っている状態でパソコン作業などをすると、少し前かがみになります。
すると、骨盤は前傾してしまうし、腰は反ってしまいます。
また、浅く座った上で背もたれに寄りかかったり、少し上体が倒れると、骨盤は後ろに傾くので、骨盤のゆがみにつながる恐れがあります。
ここでは床に座る際のポイントやコツについて解説していきます。
ここでは床に座る際の正しい座り方について解説をしていきます。
床に座る際も、椅子に座る際も、正しい座り方のポイントは共通していて、「骨盤を立てる」ことです。
骨盤が左右水平になっていて、尚かつ骨盤が真っ直ぐ立っている状態を保つために、床に座るとしても背もたれがあるといいでしょう。
壁際に座るようにしたり、ソファを背もたれ代わりとして活用したりすると、骨盤を立てた状態が作りやすく、正しい座り方が取りやすいです。
ここでは床に座る際の注意点を挙げていきます。
まず、あぐらをかいて座ることは、骨盤を立てるという正しい座り方をしづらいので、あまりおすすめはできませんが、どうしてもあぐらをかいて座りたい場合は、お尻の下に座布団やクッションを挟むようにしましょう。
すると、骨盤が立ちやすくなります。
正座の場合は、骨盤を水平にするために、かかとを離したり親指を重ねたりしないことが重要です。
そうすると、骨盤が水平になり、骨盤が立った状態の座り方が取りやすくなります!
骨盤のゆがみを防ぐためには、骨盤を立てた正しい座り方を意識することが重要なのですが、最初のうちは無意識で、つい慣れた悪い座り方をしてしまいますよね。
そこで便利なのが、「骨盤クッション」です。
この章では、骨盤のゆがみを防ぐ味方、骨盤クッションについて解説していきます。
骨盤クッションとは、座るだけで骨盤が立った正しい座り方へのアシストをしてくれるクッションです。
骨盤を立てた座り方が身体に馴染んでいないと、つい骨盤が倒れた悪い姿勢になってしまいがちですが、このクッションは、使用するだけで、正しい座り姿勢をとるサポートをしてくれるのです。
骨盤のゆがみを防ぐために、運動やストレッチを習慣的に行うことも重要ですが、毎日長時間座っている場合は、姿勢を正すことも同じくらいに重要です。
そのため、クッションを積極的に利用し、正しい座り方で骨盤に負担をかけないようにしましょう。
骨盤クッションは、仕事や家事で忙しくなかなかストレッチやエクササイズの時間が取れない方や、産後のママさんにおすすめのアイテムです。
デスクワークで一日の大半を座って過ごしているという方は、その際の座り姿勢が非常に重要です。
クッションの利点は、持ち運びのしやすさにもあるので、職場に持参すれば、正しい姿勢で仕事ができ、骨盤のゆがみを防ぐことができます。
また、骨盤クッションは、腰周りの関節のサポートもしてくれます。
産後の方は、出産時に大きく骨盤が開き、関節が不安定になっているので、サポートをしてくれるクッションの使用がおすすめです。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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