歪んだ骨盤を矯正するには、体操によって骨盤に外圧をかける方法が効果的です。
出産や姿勢の悪化など、骨盤は複数の原因によって歪んでしまう可能性があります。
骨盤体操を習慣にすることで、歪みの矯正や予防に努めましょう。
この記事では、骨盤が歪んでしまう原因や骨盤体操の意義、どのような人が骨盤体操に取り組むべきかについて取り上げます。
寝ながらできる3つの骨盤体操も紹介するので、骨盤の歪みを矯正したい人は参考にしてください。
骨盤は姿勢の悪化や出産といった要因によって歪むことがあります。
骨盤の歪みを放置しておくと、腰痛やO脚といったトラブルに発展することがある点に注意しましょう。
骨盤体操は骨盤の歪みを効果的に改善できる運動です。
具体的なメリットや効果を見ていきましょう。
骨盤体操は、その名の通り骨盤に対してアプローチするエクササイズです。
骨盤とはそもそも、仙骨や腸骨といった複数の骨が組み合わさった部位を意味します。
上半身と下半身を繋ぎ合わせている腰と深い関係にあり、腰痛の原因にもなり得るのが骨盤です。
骨盤の歪みは、膝の痛みやO脚などの体調不良を引き起こします。
また、骨盤は姿勢の悪化をはじめとした日々の生活で歪みやすい部位です。
骨盤体操は簡単な動作を繰り返すことで骨盤の歪みを矯正し、骨盤に起因するトラブルの改善や予防に繋がります。
骨盤体操が効果を発揮する場面として覚えておきたいのが産後です。
出産を終えた女性は、骨盤が緩んで広がっている傾向にあります。
出産後の骨盤ケアとして取り組みたいのが骨盤体操です。
緩んだ骨盤を締めることで、妊娠前と同様の骨盤に近づくことができます。
また、骨盤の歪みを矯正することは、腰痛や膝の痛み、O脚などのトラブルを解消する手段のひとつです。
骨盤が前後に傾く、上下に捻じれるなど、骨盤の歪み方には複数の種類があります。
各骨盤の歪みに対応した骨盤体操を実施することが、骨盤を正常な形に戻す近道です。
骨盤体操は腰や膝といった部位に痛みを感じている人が取り組むことをおすすめします。
なぜなら、骨盤の歪みは関節や腰の痛みの根本的な原因のひとつとして挙げられることがあるからです。
たとえば腰痛は、骨盤の後傾よって引き起こされることがあります。
骨盤体操で骨盤の歪みを矯正すると、骨盤に起因する腰痛を解消することが可能です。
また、出産を終えた女性は骨盤が緩んでいるため、骨盤体操に取り組むと産後の腰痛や膝の痛みを予防できます。
骨盤が歪む原因として覚えておきたいのが、日常的な動作による姿勢の悪化です。
普段の何気ない行動によって骨盤を歪んでいる可能性があります。
最初に注意すべきは座っているときの姿勢です。
脚を組んで座ることがある人は、いつも同じ脚を上にしていないか確認してください。
同じ脚を上にしていると、骨盤に対して一定方向にだけ力がかかります。
同じ方向から圧力をうけ受け続けることは、骨盤を歪める原因のひとつです。
また、妊娠中の女性は赤ちゃんを産むために骨盤が緩みやすい状態にあります。
産後に骨盤をケアしないと、骨盤の歪みが継続してしまう点に注意しましょう。
骨盤が歪む原因や骨盤の歪みによる悪影響を理解したら、今度は骨盤の歪みを矯正する骨盤体操について学んでいきましょう。
骨盤の歪みを治すには、激しい運動をする必要はありません。
寝たまま取り組める簡単なエクササイズを継続することが重要です。
そこでここでは骨盤の歪みを矯正する体操を3つ紹介します。
※注意※
体操を行う際に痛みや不快感が生じた場合は無理をせずに中止してください。
最初に紹介するのは、捻じれた骨盤にアプローチする体操です。
こちらの骨盤体操は仰向けの状態から行います。
まずはリラックスしながらゆっくり息を吸ってください。
次に右膝を立てて、身体の左側に倒します。
右膝や右のふくらはぎの内側が身体の左側にある床面に着くまで倒すのが目安です。
この姿勢を維持したまま首を右に向けます。
上半身は右に、下半身は左に向かって捻じるイメージで身体を伸ばしましょう。
10秒程度キープしたら反対側も同じように行います。左右それぞれ5回程度捻る運動を繰り返してください。
猫背が原因で骨盤が歪んでいる人は、背中の筋肉を真っすぐにする体操で骨盤を矯正していきましょう。
下腹部の柔軟性を確保することが、猫背と骨盤の歪みの解消に繋がります。
こちらの体操は仰向けが基本姿勢です。
両膝を立てたら、両腕を身体の側面に置いてバランスを取ってください。
この状態から足の裏で床を押し、お尻から腰のラインを床から浮かせてください。
両手に力を込めると、バランスを取りやすくなります。
以上の姿勢を数秒キープした後、元の姿勢に戻ります。
お尻を浮かせたとき、膝裏から腰のラインが真っすぐになるまで持ち上げるのがコツです。
3回程度繰り返します。
タオルなどのアイテムを使用すると、寝ながら行う骨盤体操の効果を上昇させることが可能です。
こちらの骨盤体操行う前に、丸めたタオルを用意してください。
まずは、丸めたタオルを床に置きましょう。
次に、タオルを肩甲骨の下に敷く形で仰向けになります。
この姿勢で膝を立てたら、両手を頭の後ろで組みましょう。
肩甲骨のタオルの補助を受けながら、両腕とお尻で背中を持ち上げます。
背中が軽くアーチを描いた状態を数秒キープしてください。
以上の運動を10回繰り返すのが1セットです。
2セットを目安に取り組みましょう。
骨盤を矯正するのに役立つ体操を紹介した今回の記事の要点を以下の3つに絞られます。
重要なポイントを最後に振り返りましょう。
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