ここでは、骨盤が開く原因と開いてしまうとどのような症状が現れてしまうのかを紹介しています。
また、骨盤が開いてしまうことを防ぐ方法についても紹介しているため、骨盤が開いてしまった人や開かないようにしようと考えている人は参考にしてください。
骨盤が開いてしまう原因に妊娠や出産が大きく関係しており、出産するために自然と骨盤が開くようになります。
しかし、出産後に骨盤が開いた状態のままになってしまうこともあり、女性の悩みの種にもなってしまいます。
目次
骨盤が開くとは、骨盤の形が変化してしまうことであり、体型が乱れてしまう原因にもなります。
知らない間に骨盤が開いていると言われることも多いでしょう。
また、女性特有の開き方ですが、骨盤との間に恥骨があり、出産する際に恥骨が少しだけ広がるため、骨盤も同じように広がると言われています。
筋肉が低下することで骨盤の一つでもある腸骨が外側に広がってしまうこともあり、男性にも現れる症状です。
骨盤が開くことで痛みが出ることは少ないですが、捻じれてしまうと体の一部に負担がかかってしまい、さまざまな部分に痛みが生じる場合もあります。
骨盤が開くことはそれだけ筋肉などの組織が外側に押し出されるようになるため、体型が乱れてしまいます。
ただし、基本的には体型が乱れるほど骨盤が開くことはありません。動いても1~2mm程度でしょう。
そのため、体型が変わったり太りやすくなったりといった症状がある方は、骨盤の開き以外に原因があることがほとんどです。
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骨盤が開いていることに気づけない場合もあり、知らない間に体型が崩れてしまっていることも少なくありません。
そのような人は骨盤が開いているかどうかをチェックするようにしましょう。
まずは、安全な場所で目を閉じ、同じ場所に着地するように50回ほど足踏みを繰り返します。
50回足踏みした後に最初にいた場所から離れてしまうと骨盤が開いている可能性が高まります。
また、足を伸ばして座り、それぞれのかかとをつけるようにします。
骨盤が正常であればきれいなV字になりますが、骨盤が開いてしまうとV字がゆがみます。
骨盤が開く原因にはいくつかあり、加齢と出産が関係しています。
骨盤の周りにはいくつかの筋肉がありますが、加齢による筋力低下によって骨盤周りの筋力も衰えてしまいます。
また、男性には当てはまらない原因ですが、出産する際にも産道が開くことで自然と骨盤も開きます。
骨盤が開いていると感じたら、ストレッチや運動などを試してみてください。
そこでここでは骨盤を閉じる方法を紹介します。
誰でも行うことができる座った状態の方法を紹介します。
まずは足を伸ばして座り、背筋もしっかり伸ばし、両手はお尻の横に軽くつくようにしましょう。
次に、腰を軸に体を左方向に回転させ、右手が左手と同じ位置になるまで体を回転させます。
この際に頭も同じ方向に回転させ、3秒ほどキープし、元の体勢に戻します。
あとは同じ要領で右方向に体を回転させ、同じく3秒ほどキープして、それぞれ10回ずつ行うようにすることで骨盤を閉じる効果が得られます。
正しい座り方を行うことで骨盤を開くことを予防でき、骨盤を閉じる効果も期待できます。
椅子などに座る場合は背筋をしっかり伸ばし、背もたれがある場合は椅子に深く座り、体がL字になるように意識しましょう。
椅子に軽く座り、背もたれに体を預けてしまうと上体が後ろ方向に傾き、骨盤がゆがんだ状態になってしまいます。
また、猫背のように背中を丸めるように座ることでも骨盤を開いてしまうため、体型が崩れてしまう原因です。
椅子ではなく、直に床などに座る場合に胡坐をかいてしまう場合もありますが、胡坐は骨盤が開くように格好であるため、頻繁に胡坐をかいて座ると骨盤が開くので、胡坐をかかないように座るだけでも骨盤を閉じることができます。
骨盤は歩き方が悪いと骨盤が開いてしまうため、正しい歩き方を実践するだけでも骨盤を閉じる効果を得ることができ、開いてしまうことも防げれます。
正しい歩き方とは、背筋を伸ばし、踵または足裏の全体で着地することであり、骨盤への負担を軽減することができます。
一方、骨盤が開いてしまう歩き方はがに股や猫背の状態で歩くことです。
猫背は背中を丸まっている状態であり、膝よりも肋骨が前に来てしまうと骨盤がゆがんでしまうリスクが高く、骨盤が開いてしまう原因にもなります。
歩き方は自然に身についてしまっている場合が多く、自身の歩き方を把握していることは少なく、鏡や動画などで自身の歩き方をチェックしましょう。
ストレッチを行うことで開いてしまった骨盤を閉じるように矯正することができます。
まずは丸めたバスタオルを用意し、骨盤の下に置いて仰向けに寝転がります。
両手は万歳をするように上に伸ばし、指先が重なるようにして、足も両腕と同じようにまっすぐ伸ばし、親指が重なるようにします。
その状態を3分間キープすることで骨盤を矯正することができ、肩こりの症状も一緒に改善することができます。
また、下半身への影響もあり、むくみや冷え性改善の効果も期待することが可能です。
骨盤が簡単に開くことはありませんが、骨盤が開くことで肥満体質ではなくても太って見えてしまうこともあると言われています。
骨盤が開く原因に座り方や歩き方なども関係していますが、筋力低下や出産の経験なども骨盤が開いてしまう原因です。
一度開いてしまった骨盤はストレッチや正しい座り方や歩き方を行うだけでも閉じることができるため、自身の骨盤が開いてしまっていると感じているのであれば正しい方法で骨盤を元の状態に戻すようにしましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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