ここでは、テニス肘の症状や予防方法を紹介しています。
またテニス肘の症状を抑えることができるテーピングの仕方も紹介しているため、テニス肘の痛みを軽減したい人におすすめです。
テニス肘はテニスを行っている人が発症しやすい病気であり、肘を動かすごとに痛みが発生する特徴があります。
若い人も発症してしまうリスクが高く、テーピングやサポーターを使用してテニス肘の症状を悪化させないようにすることが大切です。
目次
テニス肘とは、肘を酷使しすぎると発症してしまう病気であり、肘をよく使うテニス選手が発症しやすいため、テニス肘と呼ばれています。
正式名称は上腕骨外側上顆炎であり、物を持ち上げたり、肘を捻る動作で肘に負荷がかかることで炎症が起き、痛みが現れます。
日常生活に影響が出ることもあり、しばらくはテニスなどの運動は控え、安静にしていることが求められます。
スポーツをしている場合、症状が酷ければ手術を行わなければ治療できない場合もあるため、注意しましょう。
テーピングはさまざまな関節に巻き付けることで可動域を制限することができ、関節を動かすたびに痛みが出る際に効果を発揮することができます。
また、筋肉に沿ってテーピングを巻くことで筋肉にかかる負担を軽減することができ、筋肉や関節を傷めてしまっている際にもおすすめできるグッズです。
テーピングをすることで痛みを軽減できる効果が期待できますが、それぞれの関節に適した巻き方があるため、正しい巻き方を行わなければなりません。
上記で紹介したようにテーピングの効果を得るためには正しい巻き方をしなければなりません。
そのため、テニス肘の痛みをテーピングで抑えたいのであれば肘への正しい巻き方を身につけましょう。
ここではテニス肘に効くテーピングの巻き方を紹介します。
肘が痛む場合のテーピングの仕方は簡単ではありますが、自身で行うよりも誰かにやってもらったほうが綺麗に貼ることができます。
事前に、伸縮性のあるテーピングを用意します。
やり方は、痛みのある肘を腕がお腹の前に来るように90°曲げます。
次に、親指の付け根からスタートし、肘までテーピングを伸ばして貼れば完了です。
テーピングの本数が少ないだけではなく、ほぼまっすぐ貼るだけであるため、非常に簡単な方法です。
少し引っ張りながら行うことで肘への負担を軽減することができます。
先ほどと同様に伸縮性のテーピングを使用します。
肘の外側が痛い場合のテーピングの仕方は、はじめに上記で紹介したように肘を90°曲げて親指から肘に向かってテーピングを貼っていきます。
次に、手首部分に対して、テープをやや伸張して圧力をかけながら2周ほど半分重ねるように巻きます。
最後に、肘から手首の間の前腕で最も太い部分を同じように2周ほど重ねて巻きます。
この状態でもしっかり固定することができていますが、より圧力をかける場合は、もう一つ工夫の仕方があります。手首から肘の手前まで全体を巻き付けるように巻いていき、肘の裏側(肘頭とよばれる突出部)をよけながら肘の上側の上腕部まで巻けば完成です。
テーピングのほかにサポーターの利用も有効であり、同じくテニス肘の症状を抑える働きがあります。
どちらを使うかは装着感や症状の緩和状況などで決めることが多く、体験して見極めながらサポーターとテーピングどちらかでテニス肘の症状を抑えましょう。
サポーターもテーピングと同じように関節部分の可動域を抑制するとともに負担を軽減することもできます。
そのため、テニス肘のような関節痛を軽減することができ、症状が悪化してしまうことを防ぐことも期待できます。
なかには保温性に優れているタイプもあり、装着することで温熱効果による血行促進を図ることができ、関節痛の回復を早める効果も期待できます。
サポーターは患部を覆うように装着するため、保温性に優れている特徴があります。
夏場では蒸れやすく不快感を感じてしまう原因になりますが、冬の季節や冷え性などで悩まされている人におすすめです。
また、テーピングのような適した巻き方をしなくても装着するだけで効果を得ることができるため、テーピングの巻き方がわからない人や手間に感じてしまう人にもおすすめです。
さらに内側、外側両方から圧力がかかるため、さまざまな症状でも対応できるメリットもあります。痛みの程度にあわせてどちらがよいかを決めましょう。
テニス肘になってしまうと運動ができないだけではなく、私生活にも影響が出てしまうため、症状を悪化させないようにするとともに、治療を開始することが求められます。
軽度であればテーピングやサポーターを使用した保存療法で完治させることができますが、症状が進行してしまうと除痛のための手術しないといけなくなることもあります。
テーピングを肘に巻く場合は誰かに行ってもらうことで綺麗に巻くことができ、テーピング本来の効果を得ることもできます。
最後に記事の内容をおさらい!
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