ここでは、テニス肘の治療方法や予防方法を紹介しています。
治療方法を大まかに分けると保存療法と手術療法に分けられますが、そこからさらにさまざまな治療方法に分けられます。
基本的に医師の人が患者の状況に適した治療方法を選ぶため、医師に一任することが多いですが、どのような治療方法を受けるのかを把握しておくことをおすすめします。
適した治療方法を行うことで早期に復帰することもできるため、行われる治療方法をしっておいて損をすることはありません。
テニス肘とは、肘を痛めてしまっている状態であり、肘を曲げ伸ばしをしたり、捻ることで発症してしまいます。
正式名称は別にありますが、テニス選手が発症するリスクが高いため、テニス肘の方が多くの人に知られています。
テニスでは肘を曲げ伸ばす動作と捻る動作があるため、テニス選手に患者が多い理由でもあります。
テニス肘の症状は肘部分に痛みが出ることであり、場合によっては腫れてしまうことも。
軽度であれば肘を動かさなければ痛みはありませんが、重度になると常に痛みがあります。
テニス肘はちゃんとした治療を受ければ完治することができます。
ここではテニス肘の治療方法について紹介します。
さまざまな方法で治療することが可能であり、治療期間やスポーツ復帰までの期間などにも違いが現れます。
保存療法とは、安静にすることが主な治療方法になっています。
場合によっては下記に紹介する薬物療法や装着療法も保存療法と呼ばれることもあります。
テニス肘は肘の筋や筋肉を傷めてしまっている状態であり、安静にしておくことが重要になります。
保存療法は症状が悪化しないようにすることができます。
自然治癒能力に任せて治療する方法であるため、軽度の場合に適用されることが多く、重度の場合には違う治療方法を採用されることが多いです。
薬物療法はさまざまな治療方法と併用して行われる治療方法となっています。
薬物療法では主に、痛み止めや炎症を抑えるステロイド剤が投与されることが多いです。
薬剤の場合もあれば点滴や注射で薬物を投与されることもあり、湿布での治療も薬物療法に分類することができます。
根本的な治療の効果は薄いですが、症状を抑えることができるため、患者への負担を軽減する効果が高いです。
症状が治まれば薬物療法での治療も辞められることが一般的になっています。
装着療法とは、テーピングやコルセット、サポーターを患部に装着する方法です。
主に、関節への可動域を抑制したり、筋肉や筋への負担を軽減することができます。
そのため、保存療法や手術療法の後に行われることが多いです。
根本的な治療効果は薄いですが、症状が現状よりも悪化してしまうことを防ぐことができ、治療期間を短縮することも可能になっています。
長期間装着し続けてしまうと筋力を低下してしまうこともあり、装着を外した場合はリハビリも必須となっています。
手術療法では、体にメスを入れる方法であり、根本的原因を直接改善することができるため、短期間で完治させることができます。
手術療法は体力が求められる場合が多いですが、そこまで大きな手術にはならないため、基本的誰でも受けることができます。
テニス肘の症状が進行してしまっている際に適用されることが多く、短期間入院しなければならないこともあります。
できるだけ早期に症状を改善したい人におすすめの方法であり、スポーツ選手の方が行われことが多くなっています。
体外衝撃波治療は患部に衝撃破を当てて治療する新しい治療方法となっています。
衝撃波を当てることで痛みを取り除くが期待でき、整形治療に分類されています。
治療方法によってはドーピングに引っかかってしまうこともありますが、体外衝撃波治療はそのような心配がないため、さまざまな選手の人が安心できることもあり、人気が高まっている治療方法でもあります。
日本でも保険が適用されるようになっていることで利用しやすくもなっています。
PRP療法は最近日本でも導入され始めている治療方法であり、患者自身の血小板を利用した治療方法となっています。
再生医療であるため、体への負担が少なく、海外では10年以上昔から行われている治療方法です。
最近では有名なスポーツ選手は行った治療方法でもあるため、知名度も高まっている傾向があります。
しかし、保険適用外の治療であるため、治療費用が高くなってしまう傾向があり、多くの人がまだ気軽に受けることができません。
注射治療とは、局部に直接ステロイド剤や痛み止めなどの薬を投与することであり、炎症を抑えたり、腫れを抑えるなどの効果が期待できます。
そのため、痛みや腫れの症状が激しい際に使用される治療方法です。
塗り薬などよりも薬の効果が早く、少しでも早く症状を抑えたい人におすすめです。
しかし、飲み薬や塗り薬は患者自身が投与や塗布することができますが、注射の場合はできないため、病院にいる間にしか行うことができない治療方法です。
テニス肘に湿布を貼ることで痛みや腫れを抑えることができるため、効果はあります。
しかし、市販されている湿布にハサミなどで切れ込みを入れてから貼らないとはがれやすい部分でもあり、剥がれないようにする工夫をこなす必要があります。
テニス肘はストレッチを行うことで予防することができたり、治療を助ける効果も期待できます。
運動前にストレッチを行うことで肘の筋肉や筋を伸ばすことができ、肘への負担を軽減することが可能です。
その結果、テニス肘になってしまうリスクを下げることが可能になります。
ストレッチを行う際には急激に伸ばしたりすると痛めてしまうこともあるため、体が温まるの感じながらストレッチを行うようにしましょう。
特に、筋肉や筋が緊張して硬くなりやすい冬の季節は念入りにしましょう。
テニス肘の痛みはテーピングをすることで抑えることができます。
そのため、症状を和らげたいときや悪化させたくないときにおすすめです。
しかし、正しいテーピングの仕方を身につけなければテーピング本来のこうかを得ることができないため、注意しましょう。
その点、サポーターであれば患部に装着するだけで関節の可動域を制限することができ、テーピングと同じ効果を得ることができます。
蒸れやすい欠点があるため、通気性に優れているサポーターを購入するようにしましょう。
テニス肘はテニス選手が発症しやすい怪我ではありますが、正しい治療方法を行うことで完治させることができます。
また、他の怪我と同じように症状が軽ければ完治までの期間が短くなるため、肘に痛みが出るのであれば安静にしたり、アイシングするようにしましょう。
治療方法はさまざまなあり、医師が最適な方法を選んでくれるため、しっかりどのような治療が行われるのか把握するようにしましょう。
ストレッチで予防することもできるため、運動前には行うことをおすすめします。
最後に記事の内容をおさらい!
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