ここでは、テニス肘の症状や原因について紹介しています。
また、治療方法や予防方法も紹介しているため、テニスを行っている人は参考にしてください。
テニス肘は肘を酷使してしまうことで発症してしまう怪我であり、しばらくテニスを行うことはもちろんですが、私生活にも悪影響が出てしまうこともあります。
テニス肘は初心者、上級者関係なく発症するリスクがある怪我ですが、体が仕上がっていない初心者の人ほど発症リスクが高くなるため、気を付けましょう。
テニス肘とは、肘に痛みが現れる怪我であり、テニスを行っている人が多いこともあり、このような名称がつけられています。
ただし、テニス肘はなにもテニスをしている方だけに起こるものではありません。
料理をよくする方やパソコンを日ごろから使う方にも見られることがあります。
テニス肘の正式名称は上腕骨外側上顆炎であり、肘の関節を痛めてしまっている状態のことです。
症状自体はそこまでひどくないこともあるため、安静にしていれば症状が安定することが多く、自然に治癒することも多いです。
一方で人によっては、ものを持つのが困難なほど強い痛みが出ることもあります。
テニス選手が気を付けるべき怪我でもあります。
テニス肘の症状は肘部分の痛みや腫れです。
症状が軽度であれば痛みを感じない場合が多いですが、肘を動かすたびに痛みが生じてしまうため、場合によっては私生活に悪影響が出てしまうこともあります。
症状が進行してしまうと肘部分が腫れてしまったり、関節を動かさなくても痛みが現れてしまいます。
患部が熱を帯びてしまうこともあり、そのような場合は氷や保冷材で冷やすことで症状を抑えることができ、痛みの弱くすることも可能です。
軽度であれば安静にしていれば2~3日程度で痛みが引いてくるでしょう。
テニス肘の原因は肘を酷使してしまうことであり、曲げ伸ばしを頻繁に行ったり、捻る動作を行うことでテニス肘になってしまうリスクがあります。
そのため、物を持ち上げる動作を頻繁に行うことでもテニス肘になってしまうリスクも高いです。
肘の曲げ伸ばしと捻る動作はテニスのプレイでどちらも頻繁に行う動作であるため、テニス選手の発症率が高くなっています。
また、単に肘を捻るだけではなく、ラケットの重量と返球する重さも加わるため、より肘への負担がかかってしまいます。
テニス肘の診断には3つの方法で調べられることが一般的であり、Thomsenテスト・Chairテスト・中指伸展テストがあります。
Thomsenテストは肘を伸ばした状態で、手首を動かして痛みの有無を確認する方法です。
Chairテストは肘を伸ばした状態で椅子などを持ち上げ、その際に肘に痛みが出るかを確認する方法で、中指伸展テストは肘を伸ばして中指を上に反らせるようにして、肘に痛みがあるかを確認します。
どの方法でもテニス肘であるかどうかを診断することが可能になります。
テニス肘はさまざまな方法で治療することができます。
治療方法は症状の進行具合によって変わるため、医師と相談して決めるようにしましょう。
ここではテニス肘の治療方法について紹介するため、テニス肘を治療する際に参考にしてください。
テニス肘の治療方法は保存療法と手術療法が適応されることが一般的です。
保存療法ではこまめにストレッチを行ったり、湿布を貼って安静にしましょう。
また、痛みが激しいのであれば痛み止めを投与されたり、炎症を抑えるステロイド剤が使用されることもあります。
多くの場合は保存療法で症状が改善されますが、効果が見られない場合は手術療法が検討されることもあります。
手術ではさまざまな方法で行われるため、事前に医師の人としっかり話し合うようにしましょう。
テニス肘の治療期間は軽度であれば比較的早く完治しますが、症状が進行してしまっていると1~3か月ほど安静にしなければならない場合が多いです。
また、そこからリハビリなど本格的な治療を開始するため、完治するまでには3~6か月ほどかかることが一般的です。
そのため、テニス肘になると再びスポーツを行うことができるまでに時間がかかってしまうことを知っておきましょう。
長い期間スポーツができなくなるため、予防方法をしっかり行うようにしましょう。
テニス肘の予防方法は運動前にストレッチやマッサージを行うことです。
ストレッチやマッサージを行うことで肘の筋肉や筋を柔らかくすることができ、痛めてしまうリスクを下げることができます。
また、テーピングやサポーターを使用すればテニス肘を再発してしまうことを防ぐことができ、テニス肘から復帰した際には使用することをおすすめします。
テニス肘は再発してしまうリスクのある怪我であるため、予防方法を行うことが必要になります。
テニス肘になると肘に痛みが現れるようになりますが、テーピングやサポーターを使用すれば痛みを軽減することができ、症状が悪化してしまうことも防ぎます。
そのため、テニス肘になってしまった人はテーピングやサポーターを装着するようにしましょう。
テーピングとサポーターを装着することで肘関節の可動域を抑制することができ、肘を動かすたびに起きる痛みを和らげることにつながります。
また、安静にすることも可能になるため、完治するまでの期間を短縮する効果も期待できます。
テニス肘はテニスで行う動作が主な原因になるため、このような病名がつけられています。
基本的に安静にしていれば痛みも引きますが、症状が進行してしまうと手術をしなければならなくなる場合もあり、痛みが出たのであれば運動を中止し、アイシングをしたり、安静にすることをおすすめします。
テニスができなくなるだけではなく、私生活にも影響が出るため、しっかり予防を行うようにしましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
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