妊娠中のこむら返りの原因とは？対処法や予防法も解説

妊娠中は足がつりやすい？

こむら返りは誰でも起きる症状ではありますが、妊娠中になるとこむら返りが起きやすくなる傾向があります。

 

妊娠初期の場合はそこまでこむら返りは起きにくいですが、出産が近づくにつれて頻繁にこむら返りが起きてしまいます。

 

出産後には次第に症状もおさまり、普段通りに戻ります。

 

妊婦の半数近くの人はこむら返りが起きる場合が多く、人によっては日常生活に悪影響が出てしまうことも。

 

妊娠中のこむら返りの原因

妊娠するとこむら返りを起こしやすくする理由について、実は明確な理由がまだわかっていません。

 

ただし、いくつか推測されている原因があります。

 

妊娠するとお腹が大きくなるにつれて動きにくさも感じてしまうため、疲れがたまり、肉体的だけではなく精神的にも疲れます。

 

疲れがこむら返りの原因の一つでもあるため、妊娠に対する疲れが原因の可能性があります。

 

また、赤ちゃんが成長するにつれて母体の血液が赤ちゃんに取られてしまうため、血流不足が原因になる可能性も。

 

ホルモンバランスが崩れ、血流が悪くなることも関係しています。

 

つりやすい妊婦の特徴

妊娠中になると誰もがこむら返りになるわけではなく、特徴に当てはまる人ほど発症のリスクが高まります。

 

妊娠することで体重が大きく増えた人は足に負荷がかかってしまうため、こむら返りが起きやすくなります。

 

また、赤ちゃんが大きかったり、運動不足の人もこむら返りが起きやすくなり、すべての特徴が当てはまるとこむら返りの頻度も多くなってしまいます。

 

このような特徴が妊婦の方が改善することは難しく、出産までこむら返りと付き合うことが多いです。

 

妊娠中のこむら返りの対処法

こむら返りになってしまった場合に対処方法を行うことで症状を早期に改善することができ、痛みを和らげることができます。

 

こむら返りは血流が悪いことが原因であるため、ふくらはぎのストレッチを行うことで症状を改善することができます。

 

ふくらはぎのストレッチ方法は座った状態で足を伸ばし、つま先を上げたり下げたりするようにしましょう。

 

また、ふくらはぎの血流をよくするだけでもこむら返りの対処することができつつ、予防することも可能になります。

 

予防法

妊娠中のこむら返りを予防する場合は着圧ソックスを履くことをおすすめします。

 

着圧ソックスは履くだけでふくらはぎの血流をよくすることができ、こむら返りを予防できます。

 

また、保温効果も期待できるため、冷え性の方にもおすすめです。

 

疲れを溜めないことも大切であるため、シャワーで済ませるのではなく、入浴してふくらはぎをマッサージするなどして血流を促進させ、足を癒してあげましょう。

 

カリウムが不足することでもこむら返りが起きやすくなるため、カリウムを補給することも大切です。

 

まとめ

 

妊娠中にはさまざまな体調の変化が現れますが、こむら返りが起きやすくなるケースもあります。

 

妊婦の半数の方が経験することであり、妊娠が経過すればより頻度が増えてしまう場合が多いです。

 

妊娠中にこむら返りが起きやすくなる原因は疲れなどが大きく関係している場合もありますが、運動不足やホルモンの分泌量の変化も関係しています。

 

なかには改善できる原因もありますが、妊娠中であるため、無理をしない程度で予防策などを行うようにしましょう。

 

最後に記事の内容をおさらい！

 

• 妊娠中にこむら返りになる原因

 

• こむら返りの対処方法

 

• こむら返りの予防方法