
プッシュアップバーを使って筋肥大させるやり方と注意点とは?
最近ではコロナウィルスの流行によって、「ジムでのトレーニングに行きづらくなってしまった」という人も多いのではないでしょうか?
外出自粛ムードが高まりから自宅で過ごす時間が増加したことによって、自宅で筋力トレーニングを行う人が増え、ちょっとした筋トレブームとなっています。
しかし、自宅ではスペースや金銭的な問題からジムのようにマシンを準備することは難しいでしょう。
そこで自宅でも準備しやすく手軽に使うことができる、ダンベルなどのトレーニングアイテムが重宝します。
この記事では、手軽にできる効果的なプッシュアップバーを使ったトレーニングのやり方、注意点などについて解説していきます。
プッシュアップバーの筋肥大は可能?
結論からいうと、プッシュアップバーを使用することで筋肥大は可能です。
プッシュアップバーは、大胸筋をトレーニングするためのアイテムですが、プッシュアップバーを使用することで、通常のプッシュアップ(腕立て伏せ)よりも、筋肉に大きく強い負荷を与えることができます。
また、プッシュアップバーを使用することで、大胸筋の内側から外側までを刺激するので、バランスの良い大胸筋を鍛えることができます。
プッシュアップバーを使用することで効率良く大胸筋を筋肥大させることが可能なのです。
プッシュアップトレーニングの筋肥大のポイント
プッシュアップバーを使用したトレーニングで筋肥大を目指すためには抑えておきたいポイントがあります。
最も気をつけたいポイントが、プッシュアップバーの配置です。
プッシュアップバーの使い方で、多くの人が間違ってしまっているポイントです。
正しい配置としては、みぞおちのラインに八の字の形で置き、その中に体を入れるイメージで行います。
回数については、10回3セットを目標に始めてみましょう。
体が慣れてきたら15回、20回など回数を増やしていってください。
効果的なプッシュアップバーのやり方
プッシュアップバーを使用したトレーニング方法はいくつも存在しますが、ここではシンプルでオーソドックスながら、大胸筋の筋肥大に効果的な「ワイドスタンスプッシュアップ」を紹介していきます。
ワイドスタンスプッシュアップは、ノーマルプッシュアップよりも手の配置を広くして行います。
やり方は、プッシュアップバーを肩幅よりも少し広めに配置し、八の字型に置きます。
次に、プッシュアップバーを握って脚を伸ばしますが、このときに顎を上げて体が真っすぐになるようにします。
これがスタート位置になります。
そこから胸を地面ギリギリの所までゆっくり落とし、限界まで落としたら地面を押すようにゆっくりと上体を押し上げます。
体を落した際に、肘と肩甲骨がМ字型になるように意識すると効果的です。
プッシュアップバーの注意点
ここでは、プッシュアップバーを使用したトレーニングで注意したいポイントを紹介していきます。
一つ目は、猫背にならないよう、しっかりと胸を張ることです。
猫背になってしまうと、筋肉に負荷を効果的に伝えることができなくなってしまいます。
二つ目は、大胸筋にしっかりと負荷を与えるためには、筋収縮させることが必要です。
そのためには、ゆっくりとしたスピードで行うことが重要なポイントになります。
高速で行ってしまうと反動がついてしまうため、非効率的になってしまいます。
まとめ
この記事では、プッシュアップバーを使用したトレーニングで筋肥大させる正しいやり方などについて解説してきました。
プッシュアップバーを使用したトレーニングについては、下記の3つのポイントにまとめることができます。
大切なポイントなので、最後におさらいをしておきましょう。
- プッシュアップバーを使ったトレーニングで筋肥大させることは可能である。
- プッシュアップバーの正しい配置は、みぞおちのライン上で肩幅よりも八の字型で置く。
- プッシュアップを行う際には、猫背にならないようにしゆっくりと行う。