デスクワークや運転など、1日の中で肩周りを動かすことが極端に少ない方は、慢性的な肩こりに悩まされているのではないでしょうか。
そして、そんな忌まわしい肩こりには、僧帽筋という筋肉のトレーニングが効果的であることをご存知ですか?
そこでこの記事では、僧帽筋について徹底解説しました。
まず、僧帽筋とは何なのか、位置や働きなどの概要と、鍛えることによって得られるメリットについて解説します。
その後に、ダンベルさえあれば自宅でもできる、具体的なトレーニング方法の紹介していきます。
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僧帽筋のトレーニング方法について見ていく前に、まずは僧帽筋についての理解を深めていきましょう。
僧帽筋とは、首から肩甲骨のあたりまで走っている筋肉です。
筋肉の中で、発揮する力が一番強く、上半身の中では4番目の大きさを誇っています。
大きな筋肉なので、大きく上部・中部・下部の3つに分けることができ、それぞれが異なる役割を持っています。
上部は、肩をすくめる動きや首を反る動きに、深く関わっています。
中部は、肩甲骨を内側に引くときに使われる部位で、具体的には、背伸びをするときや深呼吸をする際の胸を張る動作で使われます。
下部は、肩甲骨を下に回すときに使われる筋肉で、物を引っ張る動作で刺激を与えることができます。
トレーニングでは、これらのそれぞれの役割を踏まえて、僧帽筋に負荷を与える動作を行っていきます。
僧帽筋は非常に大きな筋肉なので、鍛えることによって、肩周りががっしりとし、身体に厚みが出てきて、力強くたくましい上半身になる、というメリットがあります。
また、肩こりの改善につながるということも、僧帽筋を鍛える大きなメリットの一つです。
デスクワークなどをしていて、日常的に肩を動かすことが減ると、肩周りの血行が滞り、肩こりの原因となります。
しかし、僧帽筋を鍛えることにより、肩周りの筋肉が刺激されると、血行が促進されるので、肩こりの改善につながる効果もあるのです。
僧帽筋の働きや、鍛えることによる効果についての理解が深まったところで、次は具体的なトレーニング方法の紹介に移ります。
負荷の程度や負荷をかける部位など、さまざまなバリエーションを紹介したので、是非自分に合った僧帽筋トレーニング選びの参考にしてみてください。
まず紹介する「ダンベルアップライトローイング」は、肩周りの筋肉を非常に効率良く鍛えられるトレーニングです。
僧帽筋全体だけでなく、肩の筋肉である三角筋にも刺激を与えることができます。
それでは、やり方を紹介していきます。
次は、「ダンベルシュラッグ」について紹介していきます。
この種目は、ダンベルを持って肩をすくめる動きをすることで、僧帽筋の上部と中部を重点的に鍛えていくことができるトレーニングです。
次に紹介する、「ダンベルベントオーバーローイング」は、前傾姿勢でダンベルを引き上げる動作をすることで、僧帽筋だけでなく、背中の下部の広背筋にも刺激を与えられる種目です。
最後に、肩の三角筋にも強い負荷を与えることができる「ダンベルショルダープレス」を紹介します。
肩の筋肉を重点に鍛えていきたい方に、おすすめの種目です。
それでは、やり方を紹介していきます。
僧帽筋のトレーニングは、さまざまな種類がありますが、1日1種類を毎日やるのではなく、1日に2〜3種類ほど行い、トレーニングした次の日は、トレーニングを行わずに筋肉を休ませるようにしましょう。
筋肉というのは、トレーニングで筋繊維にダメージを与え、そのダメージが回復する過程で成長します。
僧帽筋の回復に要する時間は、おおむね48時間と言われています。
そのため、僧帽筋のトレーニングを行ったあとは、2日ほどの休養を挟み、3日後にまたトレーニングを行う、というような流れで筋トレを行っていくようにしましょう。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう。
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