年齢を重ねるごとに代謝が悪くなってきたり、長時間のデスクワークや運転などで酷くなる肩こりに悩まされている方は、とても多いと思います。
そして、代謝や肩こりの問題は、肩の筋トレで解決することをご存知でしょうか?
この記事では、肩を鍛えられるダンベルショルダープレスというトレーニングについて解説しています。
まず、鍛えられる部位や効果について詳しく解説します。
その後に、正しいやり方や、正確なフォームを維持するためのコツ、そしてバリエーションも紹介していきます。
ダンベルの選び方と人気おすすめ10選【筋トレ方法も徹底解説】
ダンベルショルダープレスは、肩の筋肉である三角筋に高い負荷を与えられるトレーニングです。
三角筋は非常に大きな筋肉であるため、大きく前部・中部・後部という3つに分けられます。
ダンベルショルダープレスは、ダンベルを肩に負荷がかかるように上下動させていく種目ですが、ダンベルを上げるときに前部と中部に、下げるときに後部に負荷がかかります。
そのため、三角筋全体に効率良く刺激を与えられるトレーニング種目と言えます。
ダンベルショルダープレスには、「代謝を上げ、痩せやすい体質に変わる」、そして「肩こりの解消」という効果があります。
まず、三角筋は身体で3番目に大きな筋肉であり、上半身では最も大きい筋肉です。
そのため、トレーニングによって筋肉量が増えやすい筋肉と言えます。
筋肉量を増やすことは、基礎代謝の上昇につながります。
代謝が上がると、1日の消費カロリーが増えるので、痩せやすい体質に変わるのです。
また、三角筋の衰えは肩こりの原因にもなります。
そのため、三角筋を鍛えることによって肩こりの解消にもつながるのです。
では、ダンベルショルダープレスのやり方を紹介していきます。
フラットベンチでも行えますが、角度が調整できるインクラインベンチを使うと、フォームが安定しやすいのでおすすめです。
ダンベルショルダープレスにおいて、三角筋にしっかりと負荷をかけるためのコツは、「肘の角度を常に意識すること」と「肩が上がらないようにすること」の2点です。
まず、肘の角度は必ず「常に90度」になるように意識しましょう。
肘が開いたり閉じたり、もしくは前や後ろに傾くと、しっかりと負荷がかからないだけでなく、関節を痛めてしまう可能性も高くなります。
回数を重ねていくと、筋力的に辛くなり、どうしても肘の角度が変わってしまいがちになるので、常に直角を意識するようにしましょう。
そして、肩が上がらないことも大切です。
ダンベルを上げる際に、肩も同時に上がってしまう人が多くいます。
しかし、肩が上がると、僧帽筋に負荷が逃げてしまいます。
三角筋へ刺激が入らなくなるので、肩を上げないことも意識しましょう。
ダンベルの重量に関しては、「ギリギリ10回上下させられる重さ」に設定しましょう。
筋肉を肥大させるためには、とにかく限界まで筋肉に負荷を与えることが重要です。
ダンベルショルダープレスは、10回を3セット行いますが、2セット目と3セット目に関しては、10回上げられなくても構いません。
重要なことは、限界数まで繰り返すことです。
それによって、筋肉に最大限の負荷を与えることができ、最も効率の良いトレーニングとなるのです。
では次に、ダンベルショルダープレスのバリエーションを紹介していきます。
フォームや意識すべきポイントはあまり変わらず、若干やり方を変えるのみで負荷を高めたり、負荷がかかる部位を変えたりできる種目を選びました。
通常のダンベルショルダープレスに慣れてきたら、是非試してみてください。
まずは、「スタンディングダンベルショルダープレス」について紹介します。
その名の通り、立って行うダンベルショルダープレスです。
通常のダンベルショルダープレスとの違いは、立って行うのか座って行うのか、という点のみです。
フォームや意識すべきポイントも、ほとんど変わりません。
しかし、座らずに立って行うことによって、全身をバネとして使うことができるので、より高重量を扱えるというメリットがあります。
ただし、膝を中心としてバネを使いすぎると、肩への負荷が軽くなってしまうので、バネに頼りすぎないことが重要です。
トレーニングの後半になり、肩の筋力のみではダンベルを上げきれなくなった時の補助として、バネを用いると良いでしょう。
次に、「ハンマーグリップダンベルショルダープレス」を紹介します。
ハンマーグリップとは、手のひらが向き合うようにダンベルを持って行うトレーニング方法です。
通常のダンベルショルダープレスでは、手のひらは向き合わず、前方に向けて行います。
一方、このハンマーグリップでは、手のひらが向き合うように内側に向けて行います。
手のひらを内側に向け、ダンベルを平行に構えて、ショルダープレスの動作を行っていきます。
そのことにより、肩関節への負担が軽くなるので、肩を痛めづらいというメリットがあります。
ですので、肩に痛みがある方にもおすすめのトレーニングです。
また、三角筋の前部への負荷が高まるという特徴もあるので、前部を集中的に鍛えたい方にもおすすめです。
ダンベルショルダープレスについてもっと詳しく見る▽
ダンベルショルダープレスのやり方とコツを解説|効果的に三角筋を鍛えるには?
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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