肩こりの解消に効果的!ダンベルショルダープレスについて徹底解説

肩こりの解消に効果的!ダンベルショルダープレスについて徹底解説

2020年09月28日

年齢を重ねるごとに代謝が悪くなってきたり、長時間のデスクワークや運転などで酷くなる肩こりに悩まされている方は、とても多いと思います。

 

そして、代謝や肩こりの問題は、肩の筋トレで解決することをご存知でしょうか?

 

この記事では、肩を鍛えられるダンベルショルダープレスというトレーニングについて解説しています。

 

まず、鍛えられる部位や効果について詳しく解説します。

 

その後に、正しいやり方や、正確なフォームを維持するためのコツ、そしてバリエーションも紹介していきます。

 

関連記事

 

ダンベルの選び方と人気おすすめ10選【筋トレ方法も徹底解説】

 

可変式ダンベルの人気おすすめ10選!【メリットとデメリットを解説】

ダンベルショルダープレスで鍛えられる部位

 

ダンベルショルダープレスは、肩の筋肉である三角筋に高い負荷を与えられるトレーニングです。

 

三角筋は非常に大きな筋肉であるため、大きく前部・中部・後部という3つに分けられます。

 

ダンベルショルダープレスは、ダンベルを肩に負荷がかかるように上下動させていく種目ですが、ダンベルを上げるときに前部と中部に、下げるときに後部に負荷がかかります。

 

そのため、三角筋全体に効率良く刺激を与えられるトレーニング種目と言えます。

 

ダンベルショルダープレスの効果

 

ダンベルショルダープレスには、「代謝を上げ、痩せやすい体質に変わる」、そして「肩こりの解消」という効果があります。

 

まず、三角筋は身体で3番目に大きな筋肉であり、上半身では最も大きい筋肉です。

 

そのため、トレーニングによって筋肉量が増えやすい筋肉と言えます。

 

筋肉量を増やすことは、基礎代謝の上昇につながります。

 

代謝が上がると、1日の消費カロリーが増えるので、痩せやすい体質に変わるのです。

 

また、三角筋の衰えは肩こりの原因にもなります。

 

そのため、三角筋を鍛えることによって肩こりの解消にもつながるのです。

 

正しいやり方

 

では、ダンベルショルダープレスのやり方を紹介していきます。

 

フラットベンチでも行えますが、角度が調整できるインクラインベンチを使うと、フォームが安定しやすいのでおすすめです。

 

  1. インクラインベンチの角度を90度から、一段階倒した角度に設定します。
  2. 両手にダンベルを持ち、ベンチに腰掛けます。
  3. 肩の上で、手のひらが前方に向くようにしてダンベルを構えます。このときに、肘が手首の真下にくるように、肘の角度を直角にします。
  4. 肩への負荷を意識しながら、上下させていきます。
  5. 10回3セット行いましょう。

 

コツ・注意点とは?肩を痛めないために

 

ダンベルショルダープレスにおいて、三角筋にしっかりと負荷をかけるためのコツは、「肘の角度を常に意識すること」と「肩が上がらないようにすること」の2点です。

 

まず、肘の角度は必ず「常に90度」になるように意識しましょう。

 

肘が開いたり閉じたり、もしくは前や後ろに傾くと、しっかりと負荷がかからないだけでなく、関節を痛めてしまう可能性も高くなります。

 

回数を重ねていくと、筋力的に辛くなり、どうしても肘の角度が変わってしまいがちになるので、常に直角を意識するようにしましょう。

 

そして、肩が上がらないことも大切です。

 

ダンベルを上げる際に、肩も同時に上がってしまう人が多くいます。

 

しかし、肩が上がると、僧帽筋に負荷が逃げてしまいます。

 

三角筋へ刺激が入らなくなるので、肩を上げないことも意識しましょう。

 

重量の設定方法

 

ダンベルの重量に関しては、「ギリギリ10回上下させられる重さ」に設定しましょう。

 

筋肉を肥大させるためには、とにかく限界まで筋肉に負荷を与えることが重要です。

 

ダンベルショルダープレスは、10回を3セット行いますが、2セット目と3セット目に関しては、10回上げられなくても構いません。

 

重要なことは、限界数まで繰り返すことです。

 

それによって、筋肉に最大限の負荷を与えることができ、最も効率の良いトレーニングとなるのです。

 

ダンベルショルダープレスの種類と効果

 

では次に、ダンベルショルダープレスのバリエーションを紹介していきます。

 

フォームや意識すべきポイントはあまり変わらず、若干やり方を変えるのみで負荷を高めたり、負荷がかかる部位を変えたりできる種目を選びました。

 

通常のダンベルショルダープレスに慣れてきたら、是非試してみてください。

 

スタンディングダンベルショルダープレス

 

まずは、「スタンディングダンベルショルダープレス」について紹介します。

 

その名の通り、立って行うダンベルショルダープレスです。

 

通常のダンベルショルダープレスとの違いは、立って行うのか座って行うのか、という点のみです。

フォームや意識すべきポイントも、ほとんど変わりません。

 

しかし、座らずに立って行うことによって、全身をバネとして使うことができるので、より高重量を扱えるというメリットがあります。

 

ただし、膝を中心としてバネを使いすぎると、肩への負荷が軽くなってしまうので、バネに頼りすぎないことが重要です。

 

トレーニングの後半になり、肩の筋力のみではダンベルを上げきれなくなった時の補助として、バネを用いると良いでしょう。

 

 

ハンマーグリップダンベルショルダープレス

 

次に、「ハンマーグリップダンベルショルダープレス」を紹介します。

 

ハンマーグリップとは、手のひらが向き合うようにダンベルを持って行うトレーニング方法です。

 

通常のダンベルショルダープレスでは、手のひらは向き合わず、前方に向けて行います。

 

一方、このハンマーグリップでは、手のひらが向き合うように内側に向けて行います。

 

手のひらを内側に向け、ダンベルを平行に構えて、ショルダープレスの動作を行っていきます。

 

そのことにより、肩関節への負担が軽くなるので、肩を痛めづらいというメリットがあります。

 

ですので、肩に痛みがある方にもおすすめのトレーニングです。

 

また、三角筋の前部への負荷が高まるという特徴もあるので、前部を集中的に鍛えたい方にもおすすめです。

 

ダンベルショルダープレスについてもっと詳しく見る▽

ダンベルショルダープレスのやり方とコツを解説|効果的に三角筋を鍛えるには?

まとめ

 

最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!

 

  • ダンベルショルダープレスは、肩の三角筋を鍛えられるトレーニング。三角筋は大きく前部・中部・後部の3つに分けられるが、その全てを鍛えられる。

 

  • 三角筋は非常に大きな筋肉で、トレーニングで筋肉量が増やしやすいので、「代謝が上がり、痩せやすい体質になる」、また肩こりの原因ともなる部分なので「肩こりの解消につながる」というメリットがある。

 

  • 三角筋に負荷をかけていくためのポイントは、「肘の角度を90度にすること」と「肩を上げないこと」である。
このコンテンツをシェア
twitterロゴfacebookロゴpinterestロゴlineロゴ

人気コンテンツ

Popular Journals

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。

TENTIALのリカバリーウェアの選びかた

着るだけで疲労軽減するTENTIALのリカバリーウェアを、シリーズごとにご紹介。ぜひあなたにぴったりの商品をお探しください。
現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。

開催中のキャンペーン一覧

現在TENTIALストアで開催中のキャンペーンやお得な情報を一覧でご紹介いたします。
睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。

ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり

睡眠やリカバリーに対する課題感や重要性について、2020年東京オリンピックホッケー女子日本代表の及川栞選手にお話をお伺いしました。
「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。

BAKUNEシリーズラインナップ

「着て、寝て、リカバリー」リカバリーウェアBAKUNEシリーズのシーズンごとのラインナップを一覧でご紹介。
リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。

卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性

リカバリーや睡眠の重要性について、2020年東京オリンピック卓球女子日本代表の平野美宇選手にお話をお聞きしました。
早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。

睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)

早稲田大学の睡眠研究所所長の西多昌規氏に、睡眠についてインタビューを行いました。
相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。

住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について

相手の住所を知らなくても、LINEやSNSなどで受け取りURLを送ることでギフトを贈ることができるサービスです。
睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。

睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)

睡眠課題を解決するための方法を、睡眠の専門家である、椎野俊秀さんに伺いました。
毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。

TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム

毎日健康を気遣い、高いパフォーマンスを発揮しているTENTIALの社員のリアルな愛用商品をご紹介いたします。
睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。

睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)

睡眠改善インストラクター、まくら株式会社執行役員でもある田口直起氏に、睡眠とまくらの関係についてお伺いしました。
サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。

リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)

サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトでキャプテンを務める稲垣祥選手に、オフの日の過ごし方やリカバリーについてお聞きしました。
リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー

リカバリーウェア「BAKUNE」の開発者の想いと誕生秘話をご紹介いたします。

その他の記事

Other Journals