お腹の引き締め効果があることで、女性を中心に使用する人が増えてきている腹筋ローラー。
一見腹筋ローラーは、単純な動作の繰り返しに見えます。
しかし、しっかりと効果を出す正しいフォームで行うためには、さまざまな注意点があることをご存知でしょうか?
この記事では、そんな腹筋ローラーの正しいやり方について解説しました。
まず、腹筋ローラーのメリットや鍛えられる筋肉について解説します。
その後に、正しいフォームや意識すべきポイントについて詳しく紹介していきます。
腹筋ローラーは、さまざまな観点からの「手軽さ」が最大の長所です。
まず、「時間や場所を選ばない」という手軽さが挙げられます。
運動や筋トレをで身体を動かそうと思ったら、フィットネスジムに通ったり、外へ走りに出なければならないなど、時間や場所が制限されることが多いですよね。
しかし腹筋ローラーであれば、自宅で自分の好きな時間に取り組むことができるので、時間にも場所にも制限がないという大きなメリットがあります。
また、「価格面」の手軽さも、腹筋ローラーの大きな特長の一つです。
腹筋ローラーは、安いと1,000円台で、多少値が張るものであってもおおむね2,000円台で購入することができます。
一度購入すれば、長い期間使い続けられるので、価格面での手軽さもおすすめポイントです!
次は、腹筋ローラーで鍛えられる部位について紹介していきます。
腹筋ローラーという名称なので、もちろん腹筋を鍛えることができるのですが、腹筋ローラーで負荷をかけられる部位は、お腹の正面にある腹直筋だけではありません。
脇腹の最も表層にある外腹斜筋と、その内側にある内腹斜筋という腹斜筋群、そして脇腹の最も深層にある腹横筋というインナーマッスルも鍛えることができます。
腹斜筋群と腹横筋という脇腹の筋肉は、くびれを作り出す効果があるので、腹筋ローラーは女性にも非常におすすめです。
また、背中の筋肉も鍛えることができます。
腹筋が運動をしている際は、必ず背中の筋肉が拮抗筋として反対の運動をしています。
そのため腹筋ローラーでは、背中の下部にある広背筋や、背骨に沿って走っていて、姿勢を正す効果のある脊柱起立筋も鍛えることができるのです。
腹筋ローラーで鍛えられる部位や効果について理解が深まってきたところで、次は腹筋ローラーの正しいフォームについて見ていきましょう。
筋トレにおいては、回数を多くこなすという量よりも、どのようにこなすかという質という部分のほうが、遥かに重要です。
フォームが間違っていれば、どれだけ多くの回数を重ねても、筋肉は成長していきません。
そのため、まずはしっかりと正しいフォームについて学んでいきましょう。
腹筋ローラーの正しいフォームについて、おおまかに理解ができたのではないかと思います。
この章では、さらにフォームについて掘り下げて解説していきます。
より効率を高めていくために、「姿勢」と「呼吸法」の注意点について解説しました。
まず、腹筋ローラーを行う際の「姿勢」について解説します。
ポイントとしては、必ず「お腹を丸める」ことが重要です。
腹筋への負荷を最大限に高めて、トレーニング効率を良くするためには、腹筋を収縮させることが重要なのですが、お腹を丸めることで最大限に腹筋が収縮するようになるのです。
常に、お腹を丸める意識を持ち、腹筋の収縮を感じながら、トレーニングを行うだけで、負荷や効果は大きく変わってくるでしょう。
また、間違っても背中を反らしてはいけません。
背中が反ると、腹筋に負荷がかからないだけでなく、背中を痛めてしまう恐れもあるので、注意しましょう。
次は、腹筋ローラーの動作中の「呼吸法」を見ていきましょう。
筋トレ中の呼吸は、「筋肉が収縮するときに、息を吐く」が基本の呼吸方法であり、腹筋ローラーも例外ではありません。
つまり、腹筋ローラーの動作で言えば、身体を前に倒しているときに息を吸って、元の体勢に戻るときに息を吐く、という呼吸法が基本になります。
身体にかかる負担が大きくなってしまうので、動作に集中し、力が入りすぎるあまり、無呼吸にならないように注意しましょう。
腹筋ローラーの効果や負荷をさらに高めていくためには、「やり方を変えて、強度を高める方法」と「やり方は同じで、速度を変える方法」があります。
まず、やり方を変える方法としては、「立ちコロ」という方法があります。
腹筋ローラーの一般的な使い方は、膝をついた状態で身体を倒し、戻ってくる「膝コロ」です。
立ちコロは、膝をつかず立ったまま、前屈状態で腹筋ローラーをセットして、ローラーを転がす動作を行っていきます。
膝をつかずに行う分かなり強度が高まるので、膝コロに慣れて余裕が出てきたら、立ちコロにもチャレンジしてみましょう。
また、やり方は変えずに速度を変えることでも、強度を高めることは可能です。
身体を前に倒すときも戻るときも、より時間をかけてやってみましょう。
早く動作を行うより遅く行うほうが、筋肉には強い負荷がかかります。
そのため、やり方は変えなくても、動作を遅くするだけで負荷を高めることができるのです。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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