
熱中症に注意!暑い環境でマスクを着けるときの対策を紹介
感染症対策としての観点から、季節を問わずマスクを着用することが当たり前になりつつある昨今、夏のマスク問題は対処すべき問題のひとつです。
気温が高くなった環境でマスクをすることは、口元の体温や湿度の上昇を意味します。
こちらの記事で紹介するのは、夏にマスクを着用することで起こり得る問題とその対処法です。
夏に着用したいマスクの例として、冷感マスクや通気性に優れたマスクについても解説するので、夏場のマスク問題を解決したい人は参考にしてください。
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目次
- 01夏のマスクの注意点
- 02夏のマスクの暑さ対策
- 03まとめ
夏のマスクの注意点
感染症対策として手放せないアイテムとなりつつあるマスクですが、夏の着用の際には注意すべき点があります。
それは、口元に熱気が籠ることによるトラブルです。
夏場の湿度が高い日本国内では熱中症などの問題が懸念されます。
熱中症とは、体温の過度な上昇に伴う体調不良の総称です。
人間の肉体には体温を一定に保つ働きが備わっていますが、それを越えて体温が上昇すると、吐き気やめまい、筋肉のけいれんといった症状に繋がります。
また、マスクで覆われた口元に汗疹ができることも、夏のマスクトラブルのひとつです。
夏のマスクの暑さ対策
暑い環境の中でもマスクを手放すのが難しい場合は、マスクによる熱中症などのトラブルの予防策を講じていく必要があります。
マスクそのものを夏仕様のものに改める方法や、マスクに清涼感を与えるグッズの活用で乗り切りましょう。
冷感素材のマスクを選ぶ
夏用のマスクとして注目して欲しいのが冷感素材を活用したマスクです。
冷感素材とは、その名の通り接触したときに冷たさを感じる素材で作られています。
着けた瞬間に冷たさを感じることから、マスクを着けたまま呼吸をしてもマスク内の気温が上がりにくく、熱中症予防になるというわけです。
肌触りにもこだわっている冷感マスクは、長時間着けていても違和感を感じにくい傾向にあります。
口元を長時間覆わなくてはいけない環境で過ごすときは、冷感マスクで体温の上昇を防ぎましょう。
通気性の良い素材のマスクを選ぶ
夏の暑さを乗り切るためには、マスクの通気性にもこだわりましょう。
マスクの通気性が確保されていないと、呼吸をするたびに水蒸気がマスクの内部に留まります。
水蒸気を帯びた空気が熱を持つと、熱中症や汗疹に繋がるのです。
通気性にこだわったマスクは、スポーツ用品を扱うメーカーが販売するケースが見受けられます。
水着素材を活用したマスクは、高い伸縮性によってストレスなく着用できる点がメリットです。
口元の汗が気になる人は和紙や襦袢に使われる天然素材など、通気性に優れた素材を活用しているマスクを手に取ってみましょう。
ハッカ油スプレーを使用する
マスク内部の湿度が高まると、暑さだけでなく不快感に襲われます。
これを防止するのに効果的とされているのがハッカ油です。
水で薄めたハッカ油をスプレー状にしてマスクの内側に噴霧すると、呼吸の度に爽やかな空気が口元を通り抜けます。
ハッカ油を希釈せずに使用する場合は、1滴マスクに垂らすだけで充分です。
ただし、肌の弱い人にとって、原液は刺激が強すぎる可能性もあるため、なるべく薄めて使うことを心掛けましょう。
ただし、ハッカ油は清涼感を届けるだけで、マスク内部の気温や湿度が変化したわけではありません。
あくまで不快感を和らげる方法として活用するようにしてください。
まとめ
マスクと夏の暑さに関する今回の記事の内容を、以下の3点に集約しました。
最後に重要なポイントを確認しておきましょう。
- マスクで覆われた口元は熱や水蒸気が籠りやすい傾向にあります。夏場にマスクを着けていると、口元から体温が上昇して熱中症になる恐れがある点に注意してください。
- 夏のマスク対策としては、冷感素材を活用したマスクを身に着けるのがひとつの手段です。通気性に優れたマスクも口元の体温や湿度の上昇を抑制します。
- 薄めたハッカ油をマスクに付けると清涼感を得られますが、こちらは体温を下げる効果はないことを覚えておきましょう。
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