マスクで息苦しい原因とは?
エチケットの一部として認知されつつあるマスクは、着用時に息苦しさを感じる人もいます。
本来、マスクは呼吸を補助するための隙間が設けられており、息苦しさが最小限に抑えられるのが一般的です。
それでも息苦しくなる人は、マスクのサイズが合っていない可能性を考慮しましょう。
マスクで息苦しくなる理由としては、マスクのサイズが小さすぎることが挙げられます。
特に鼻部分の密着性が高過ぎると、鼻呼吸をしにくくなる点に注意してください。
息苦しさ対策
マスクの息苦しさを改善するには、マスクのサイズを見直すことが最初のステップです。
マスクが密着し過ぎている場合、いつも使っているサイズよりも大きなものを着用してみましょう。
ただし、飛沫がマスクの隙間から飛び出てしまうほど大きなサイズは、マスク着用の意味がなくなってしまうので気を付けてください。
マスクの内部が蒸れて息苦しい場合は、ハッカ油などの清涼感がある液体を噴霧してみましょう。
清涼感によって蒸れによる不快感が緩和され、息苦しさを感じにくくなります。
自分に合った種類を選ぼう!
マスクの息苦しさ対策としては、自分に合ったマスクを選ぶことも効果的です。
マスクを選ぶ前提として、マスクの種類や特徴を押さえておきましょう。
各マスクがどのような性能を持っているのか見極めたうえで、自分のライフスタイルに適合した種類を手に取ってください。
ガーゼタイプ
マスクは基本的に構造や素材、マスクによって防ごうとする対象によって分類されます。
ドラッグストアなどでよく見かけるのは家庭用マスクです。
家庭用マスクは素材によってガーゼタイプと不織布タイプに分けられます。
ガーゼタイプとは、綿織物を重ねて作られたマスクです。綿織物を重ねることで、外部からゴミや花粉などを防ぐ効果が期待できます。
また、マスクの中は湿度が高まることから、喉を乾燥させたくないときに着用するのも効果的です。
プリーツタイプ
構造によってマスクを分類した中の一種がプリーツタイプです。
プリーツとは襞(ひだ)を意味しています。
プリーツはスカートのようにひだがあるおかげで、立体的になっているのが特徴です。
プリーツが入っていないタイプのマスクに比べると、顔前部にフィットしやすい傾向にあります。
また、口の動きに柔軟に対応することから話していてもズレにくく、声を発する仕事をしている人が着用するのに向いているマスクです。
プリーツを調節することでマスクと顔の間に隙間が生まれるため、息苦しさを予防できます。
立体タイプ
立体型のマスクは、頬から顎にかけての空間をすっぽりと覆うタイプのマスクです。
一般的なガーゼタイプやプリーツタイプのマスクのように、唇とマスクが触れることが少ない点も特徴といえます。
鼻や頬、顎に対するフィット感が強いため、飛沫を飛ばしたくないときに効果を発揮するマスクです。
プリーツタイプと同様に息苦しさを感じにくいことから、長時間マスクを着けて過ごさなくてはいけない場面で役立ちます。
フィルターの構造や口元の空間、耳掛けの素材は商品ごとに異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
まとめ
マスクと息苦しさに関する今回の記事を、以下の3点に要約しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- マスクをしていて息苦しさを感じる場合は、マスクのサイズが小さすぎる可能性があります。サイズを見直すと、マスクの息苦しさを改善することが可能です。
- マスク内部が蒸れて息苦しいときは、ハッカ油のような清涼感のある液体をマスク内部に噴霧しましょう。
- マスクの種類には、ガーゼタイプやプリーツタイプ、立体タイプなどがあります。息苦しくならないように注意しながら、自分のライフスタイルに合ったマスクを選ぶことが大切です。
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