マスクを用いて花粉症対策を実施する場合、マスクが花粉症に有効な理由を知ることが最初の一歩になります。
マスクは花粉症予防に貢献する一面がある一方、花粉症のあらゆる原因を防ぐことができるわけではない点に注意してください。
こちらの記事で取り上げるのは、花粉症の原因やマスクの予防効果です。
市販されているマスクのうち3種類の特徴を紹介します。
花粉症を予防するうえで試して欲しいマスクの付け方も解説するので、花粉症に悩んでいる人は参考にしてください。
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花粉症とは、簡単にいうと花粉を原因としたアレルギー性鼻炎です。
花粉症は、人間にもともと備わっている免疫機能によって引き起こされます。
スギ花粉などのアレルギーを引き起こす物質、いわゆるアレルゲンが鼻や目の粘膜に付着して抗体が作られた後、再びアレルゲンが粘膜に触れることが何度か続くことで、鼻水やくしゃみといったアレルギー反応が生じるというのが花粉症の基本的なメカニズムです。
アレルゲンは人にとって異なり、複数の花粉のアレルギーを抱えているせいで1年中花粉症に悩まされるケースも見受けられます。
花粉症は花粉が粘膜に付着することで生じます。
マスクは鼻や口を覆い隠すことで、粘膜に花粉が触れるのを阻害できることから、花粉症対策として有効な措置です。
ただし、全ての花粉をシャットアウトできるわけではないことを覚えておきましょう。
マスクを着けていてもアレルギー症状が治まらないときは、マスクの付け方やサイズに問題がある可能性を考慮してください。
マスクの付け方や種類にこだわることで、花粉症を予防しやすくなります。
花粉を物理的にシャットアウトして花粉症を予防したいのであれば、ゴーグルとマスクの両方を着用するのが最も効率的といえます。
ゴーグルは目の周辺を覆うことで花粉が粘膜に付着するのを防ぐことが可能です。
マスクについては、花粉が隙間から入り込まないタイプのものを着用しましょう。
物理的に花粉をブロックする方法としては、顔全体を覆うフェイスガードも高い効果が期待できるグッズです。
ただし、フェイスガードだけで全ての花粉はブロックできないので、マスクも併用しましょう。
花粉症対策としてマスクを着用しようと考えている人は、フィルター性能が高いマスクを選びましょう。
フィルターとはマスクの口を覆い隠す部分であり、異物を遮蔽する能力を司っています。
フィルターにこだわっているマスクは、口で呼吸をしたときに花粉がフィルターを通してマスクの内部に侵入するのを防ぐことが可能です。
また、口周辺にピタッとフィットするマスクは、隙間から花粉が侵入するのを予防できるため、花粉症対策として効果を発揮します。
呼吸のしやすさも考慮しながら、自分に合ったマスクを選びましょう。
花粉症対策のためにマスクを手に取ろうと思っているなら、マスクの種類と各マスクの特徴を押さえておきましょう。
マスクは形状によって大きく3つに分類できます。
自分のライフスタイルとマスクの性能を鑑みながら、必要なマスクを手に取ってください。
ガーゼタイプのマスクは、ガーゼを用いた四角い形状が特徴です。
自分の口元を覆い隠すことで、唾液などを飛ばさずに済むことが、ガーゼマスクの大きなメリットといえます。
洗うことで繰り返し使用できる点も特徴です。
花粉の侵入を防ぐことを目的とする場合、四角い形状が口元にフィットしにくく、隙間から花粉が侵入するケースがあることを覚えておきましょう。
市販されているガーゼタイプのマスクには、フィルター機能が向上しているものも見受けられます。
プリーツタイプのマスクはプリーツがマスク全体に入っているおかげで、ガーゼタイプのマスクよりも顔にフィットしやすいのが特徴です。
プリーツをしっかり広げることで、鼻や顎をすっぽりと隠すことができます。
プリーツの開き具合を調節すると、呼吸のための隙間を確保することも可能です。
フィルターについても、花粉を遮断する効果を備えているプリーツマスクが増えています。
ただし、声を発することが多い仕事をしている人は、口の動きに合わせてマスクが動いてしまうと、花粉を遮断する効果が薄れてしまう点に気を付けましょう。
立体タイプのマスクは、顔のラインにフィットするように作られています。
標準的な大きさの顔であれば、鼻から顎にかけてのラインをピッタリを覆うことができるのがメリットです。
頬や顎の部分に隙間が空きにくい一方、呼吸のために鼻の部分に隙間を設けていることが多いため、ここから花粉が入り込む可能性があることを覚えておきましょう。
また、プリーツタイプほど調節が効くわけではないので、顔が小さい人や大きめの人は使いにくく感じることがあります。
花粉症を予防するには、顔とマスクをきちんとフィットさせることが重要です。
マスクの性能が優れていても、付け方が間違っていると顔とマスクの隙間から花粉が入り込む可能性があります。
正しい付け方としては、まずマスクを広げたうえで紐を耳に引っかけてください。
次に鼻とマスクが触れている箇所を押し込んで隙間を無くしていきましょう。
顎の部分に隙間が生まれないように、マスクを下まで引っ張ることも忘れないでください。
最後に、マスクの縁を押さえて顔にフィットさせます。
マスクと花粉症について取り上げた今回の記事を、以下の3点にまとめました。
最後に重要な点を振り返りましょう。
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