年齢を重ねると、ほとんどすべての人に大きな問題としてのしかかってくる膝の痛み。
加齢とともに現れる膝の痛みは、なぜ起こるのでしょうか?また、改善するには何をすればいいのでしょうか?
この記事では、膝の痛みとサプリメントについて解説しています。
まず、なぜ膝の痛みが年齢を重ねると生じるのかを、膝軟骨のせい部分に触れながら解説します。
その後に、膝の痛みを改善するためのサプリメントの選び方や、重要な成分について解説しました!
目次
今では、ドラッグストアやディスカウントストアなどに、サプリメントは数多くの種類が売られていますが、どれを活用したらいいのかわかりませんよね。
そこでまずは、「膝の痛みに有効な成分やサプリ」について解説していきます!
まず、膝の痛みに有効な成分として、重要なのが「軟骨成分」です。
加齢とともに、膝の痛みはより目立ったものとなってきますが、その原因は、年齢とともに減ってくる軟骨成分にあります。
軟骨は、骨と骨の間に存在していて、膝を曲げる動きをスムーズにしたり、体重を支える際の衝撃を吸収する、クッションのような役割も担っています。
しかし、加齢とともにその軟骨成分は減っていきます。
すると、骨と骨の間のクッションがなくなり、骨が直接ぶつかるので、痛みが出やすくなってしまうのです。
次に、いま膝の痛みという悩みを改善してくれる成分として、「プロテオグリカンとII型コラーゲン」が注目されています。
これら二つの成分が注目されている理由について解説していきましょう。
軟骨を構成している成分を詳細に見ていくと、70〜80%程度が水分で、15%程度がII型コラーゲン、5%程度がプロテオグリカン、ヒアルロン酸などのその他が5%となっています。
構成比率を見ても、プロテオグリカンとII型コラーゲンが注目される理由が垣間見えますね。
まず、プロテオグリカンは糖とたんぱくの複合体で、軟骨の弾力性において大きな役割を果たしています。
また、最近になって、プロテオグリカンが注目された理由は、その役割の重要性だけではなく、サケの鼻からの抽出に成功したため、大幅なコストダウンが実現されたので、リーズナブルな値段で手に入るようになったことが大きく関係しています。
次に、Ⅱ型コラーゲンは軟骨に不可欠な重要な成分であることは、その比率の大きさからも理解できます。
Ⅱ型コラーゲンは、軟骨内に水分をとどめておく役割を果たしているので、とても重要なのです。
膝の痛みという問題において、軟骨を構成している成分であるプロテオグリカンとII型コラーゲンの重要性については理解できたのではないかと思います。
そこで次に、膝の痛みの改善に効果的なサプリの選び方について見ていきましょう!
膝痛サプリの選び方を以下の2つのポイントから解説します。
まずは、軟骨の弾力性に大きな役割を果たしている「プロテオグリカンの含有量」は欠かせない視点です。
膝の痛みを抱えている人は、プロテオグリカンが不足していて、軟骨の弾力性が低下してしまっているからこそ、軟骨が骨と骨の衝撃や摩擦を和らげることができずに、膝に痛みが出ている可能性が大いにあります。
ですので、プロテオグリカンの摂取量を補ってあげることが、膝の痛みの改善に重要なのです。
プロテオグリカンの摂取量の目安としては、5mg程度です。
5mg以上のプロテオグリカンが配合されているサプリメントを選ぶように心がけましょう。
成分の型が変わる変性と、本来の型が変わらない非変性の2種類がありますが、製造方法が明確なあおもりPG認証のあるプロテオグリカンを選ぶと安心です。
次は、やはり「II型コラーゲンの含有量」も、膝の痛みへのサプリ選びにおいて、とても重要なポイントとなります。
II型コラーゲンも、プロテオグリカンと同じように、成分の型が変わりやすい傾向を持っている変性のものと、本来の型が変わることのない非変性の2種のII型コラーゲンがあります。
できる限り、非変性の摂取が望ましいですが、変性でも非変性でも10mg以上は、目安の摂取量として摂りたいところです。
II型コラーゲンは、10mgという含有量を目安にサプリメントを選びましょう。
また現在、特に注目されているII型コラーゲンが「UC-II」です。
UC-IIは、型が変わることのない非変性II型コラーゲンを、かなり天然で近い形で原料としているので、より高い効果が期待できるのです。
「グルコサミン」という言葉は多くの人が、耳にした経験があると思いますが、どのような特徴があり、減少するとどうなってしまうのかなど、細かい部分は知らない人が多いですよね。
そこで次は、膝の痛みの緩和に重要な役割を担っている「グルコサミン」について見ていきましょう!
まず、グルコサミンにはどのような効果があるのかについて解説していきます。
グルコサミンとは、軟骨を構成している成分の一つです。グルコサミンは、軟骨の磨耗、つまりすり減ってしまうことを予防している成分です。
また、軟骨は、他の骨や細胞と同じように、日々代謝を行っていて、修復や再生を繰り返していますが、グルコサミンは軟骨の代謝を活性化させる役割も果たしています。
そして、グルコサミンには炎症を抑える作用もあります。
では、グルコサミンが減少するとどうなってしまうのでしょうか?
グルコサミンは、軟骨がすり減ることを防いでいるので、十分な量のグルコサミンがないと、軟骨がすり減っていってしまいます。
軟骨というのは、骨と骨の間にあり、骨同士がぶつからないようにクッションような役割を果たしています。
ですので、軟骨がすり減ると、骨同士がぶつかり合ってしまうため、骨が削れて変形してしまったり、痛みが出てきたりしてしまうのです。
「コンドロイチン」という言葉も、グルコサミンと同じように耳にしたことがある人は多いと思います。
このコンドロイチンも、膝の痛みにおいて重要な役割を果たしており、深い関係があるのです。
コンドロイチンの効果や減少した場合の症状について解説していきます!
まず、コンドロイチンにはどのような効果があるのか見ていきいましょう!
コンドロイチンは、ネバネバとしている粘性のある物質です。
コンドロイチンも軟骨に含まれていて、軟骨の中で近くにある骨などが近づきすぎることがないようにクッションような役割を果たしています。
コンドロイチンがあることで、十分な空間を確保でき、骨同士がくっつくことがないのです。
また、水分を保つ力が強い性質を持っているので、肌の乾燥を予防し、肌つやを良くする美容効果も持つとされています。
では、コンドロイチンが減少するとどういう症状が現れるのでしょうか?
水分保持力が高い性質を持っているコンドロイチンが減少してしまうと、軟骨の70%程度を構成している水分が失われてしまいます。
すると、軟骨が本来持っているクッションの役割を果たせなくなり、すり減り始めます。
骨と骨の間にある軟骨の磨耗は、骨同士の距離を近くし、骨がぶつかります。クッションの役目も発揮できなくなるので、膝が痛み出してしまうのです。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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