膝の痛みは、かなり多くの人が直面している悩みの一つです。
しかし、膝の痛みは、腫れを伴う場合と、そうでない場合がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
そこでこの記事では、腫れを伴う膝の痛みについて解説しました!
まず、膝の腫れを伴う痛みの原因としては、どのような疾患および怪我が考えられるのかについて、一通り症状を羅列し、その後にそれぞれの疾患や怪我について、ひとつひとつ丁寧に解説をしていきます!
膝の痛みという症状に悩まされている方は多いと思いますが、膝の痛みには腫れが伴うものと、特に腫れはしないが痛みだけは生じている場合がありますよね。
腫れが伴っている場合は、どのような疾患が原因として考えられるのか、解説していきます!
まず、腫れを伴う膝の痛みの原因として考えられるのは、「関節リウマチ」です
膝が腫れている場合は、膝の関節に水や血液が溜まっている可能性があります。
関節リウマチとは、関節に炎症が生じてしまい、骨が壊され、関節の機能が損なわれてしまう病気です。
遺伝が関与することも多いこの病気は、年齢にかかわらず発症します。若い人も高齢者もかかる可能性がある疾患なのです。
そして、関節リウマチの厄介な点としては、たとえ動かしていないときでも痛みが出ることです。
関節を動かしていなくても痛むことが、他の病気とは異なる特徴です。
「半月板損傷」も、腫れと痛みを伴う怪我の一つです。
半月板とは、太ももの骨とスネの骨の間に位置している、板状の組織のことです。
半月板は、膝関節に安定性をもたらしているだけでなく、膝にかかる負担を軽くしたり、衝撃を吸収したりする役割を担っています。
この半月板は、外傷や外圧によって亀裂が入ったり、また、加齢によっても脆くなるので、欠けてしまったりします。
半月板に亀裂が入ったり、欠けたりすることを損傷と言いますが、半月板が損傷すると、関節を動きを円滑にしている潤液がたまってしまい、腫れることがあるのです。
「変形性膝関節症」は、女性に発症例が多い疾患です。
膝にかかわらず、変形性関節症は、全身の関節において発症します。
しかし、程度に差があり、その中でも膝は痛みや腫れなどの実害につながりやすい部位です。
なぜなら、肩関節や肘関節、股関節などの他の関節に比べて、膝関節には、全体重を常に支えなければならないので、相当な負荷がかかっています。
ですので、肘や肩の関節では痛みや腫れなどとして顕在化しない、変形性関節症も、膝では症状が現れるのです。
女性の発症が男性より多い理由としては、やはり筋力がそもそも男性より低い点が深く関係しています。
膝の「靭帯損傷」でも、腫れと痛みが生じてきます。
膝の靭帯としては、太ももの骨である大腿骨とスネの骨である脛骨や腓骨を結んでいる側副靭帯や十字靭帯があります。
側副靭帯は、主に膝の横方向の動きなどを司っていて、十字靭帯は脛骨が前にズレてしまうことを防ぐ役割などを担っています。
靭帯損傷の原因としては、サッカーやラグビーなどのフィジカルコンタクトが激しいスポーツによる外傷、バレーボールやバスケットボールなどのジャンプを多用する競技に際する負傷があります。
膝の靭帯を損傷してしまった場合は、膝に一時的に歩けなくなるほどのかなり強い痛みを感じます。
最後に、よく耳にする言葉でもある「痛風」も、膝に痛みとともに腫れを生じさせる病気です。
痛風とは、尿酸という物質が膝関節の中で固まってしまうことによって起こる炎症のことを言います。
この関節の炎症は急性的に発症するので、痛風発作と呼ばれています。
痛風は、尿酸の濃度が高すぎることを原因として発症します。
体内には、エネルギー源となり、遺伝子にも含まれているプリン体というものが存在していますが、プリン体が代謝された時に尿酸に変わり、体外に排出されます。
しかし、尿酸の濃度が高くなりすぎると、関節の中で尿酸が固形化し、炎症の原因となるのです。
最後に、記事の内容をおさらいしていきましょう!
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